BJYの備忘録
千葉県東総でアマチュア無線を楽しんでいます。 UHFが好きで、主に九十九里エリアでお手軽移動運用中。 ※blogというより備忘録なので、日記になってません(笑)
第58話:久しぶりに21MHzに出てみたら (その1)
DXCC(15m) CFM100達成!
いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
前回の記事から少し時間が空いてしまいましたが、今後とも宜しくお願いします。
3月は各会社が年度末のため、仕事中心で無線どころではありませんでした。
例年は2月が忙しいのですが、今年は複数の納期が全て3月末で、まさに狂気の沙汰でした。
ストレスなのか体調もおかしくなり、滅多に起きない下痢をしたり、原因不明の湿疹が出たり、、、
4月になってようやく解放されましたが、暫くの間は何もせずゆっくり過ごしておりました。
さてそろそろ無線でも、と腰を上げて、どの周波数に出ようかと考えたのですが、
現状のANTは7MHzと28MHzしかありません。7MHzはそのままで良いとして
28MHzはコンディションがイマイチで、DXCCもWASも目標を達成したので、
昨年秋以来やっていなかった21MHzに出ることにしました。
21MHzというバンドは、実は開局以来、これまであまり縁のない周波数でした。
それは、
・八木を使っている局が多く、貧弱なANTでは呼び負けてしまう
・SSBはハイパワーの局が多い (バンドの"主"みたいな人が多い)
・FT8は近隣諸国の局数が多すぎてQRMがものすごい
反面、CWはゆっくりしたテンポで平文のQSOが楽しめた時代もあったのですが、
それは遠い昔の話で、今は普通のQSOでも"599BK"ばかりで、落ち着きません。
それでも、FT8というモードのお陰で、2年前からDXをスタートして、
このバンドのDXCCは現在WKD=101(CFM=88)まで伸ばすことができました。
そこで今春は、このDXCCをCFM100以上にすることを目標とします。
さて、21MHzに出よう!と意気込んだのですが、肝心のANTがありません。
が、ここはイージーなアイディアで、28MHzで好成績だったワイヤーANTを改造して
(つまりワイヤーを継ぎ足して) 臨むことにしました。
このANTに関しては後日データを交えてご紹介させて頂きます。
ANTを上げて僅か2週間、その結果は、、、
WKD=101→135、CFM=88→109!
つまり、初entityが34も増えて、あっという間に目標を達成してしまいました。
もちろん、ハイバンドの好コンディションに助けられたのは言うまでもありません。
私のように最低限の設備でDXをやるには、時間と根気と、少しの運(空のコンディション)が
結果を大きく左右します。
それにしても、太陽黒点の上昇期は、こんなにもHFハイバンドの様相が変わるのかと驚かされます。
ANTを上げた日の夕方、ヨーロッパが開けているのを想像してワッチすると、
ヨーロッパに混じって何故か南米が入感しています。
あれ?南米は確か朝の遅い時間に聞こえるハズ・・・と思いつつ、VY(ベネズエラ)2局とQSO。
よく見渡すと北米の東海岸も入感しています。これもWのNY(ニューヨーク)とあっさりQSO。
夜になってヨーロッパ方面が強くなり、インド洋のFR(レユニオン)ともQSO。
何と数時間でWACが出来てしまいました!
次の日の朝はロングパスのアフリカが凄かった!
朝起きて7MHzをワッチするもあまりパッとしなかったので、21MHzにQSYすると、
いきなり聞こえてきたのがCU(アゾレス諸島)とCT3(マディラ諸島)。どちらも+dbで入感しています。
無事に2局とQSOした後、30分後にCQを出し始めた強力な局がD2(アンゴラ)。何と+16dbです!
FT8で+16dbというのは、SSBで言うと59+30dbくらいの信号です。つまり、Eスポでガツンと聞こえてくる国内の局の信号と同じレベルなのです。
この局はいつも強いのですがハイパワーらしく、普段は呼んでもなかなか拾ってもらえませんが、さすがに+16dbならば大丈夫だろうと呼んでみたら、あっさりQSO出来ました。
こんな調子で、朝から深夜まで、どの時間に出てみても何所かが聞こえている、というような状況が数日続きました。
ただ不思議なのが、ある日絶好なコンディションだったかと思うと、次の日はどこも聞こえず(どの局も信号が弱く全くダメ)という日がある事です。
21MHzは太陽の影響を受けやすいバンドなのかな、と感じています。
次回以降、21MHzの色々なエピソードを書いてみたいと思います。乞うご期待!
いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
前回の記事から少し時間が空いてしまいましたが、今後とも宜しくお願いします。
3月は各会社が年度末のため、仕事中心で無線どころではありませんでした。
例年は2月が忙しいのですが、今年は複数の納期が全て3月末で、まさに狂気の沙汰でした。
ストレスなのか体調もおかしくなり、滅多に起きない下痢をしたり、原因不明の湿疹が出たり、、、
4月になってようやく解放されましたが、暫くの間は何もせずゆっくり過ごしておりました。
さてそろそろ無線でも、と腰を上げて、どの周波数に出ようかと考えたのですが、
現状のANTは7MHzと28MHzしかありません。7MHzはそのままで良いとして
28MHzはコンディションがイマイチで、DXCCもWASも目標を達成したので、
昨年秋以来やっていなかった21MHzに出ることにしました。
21MHzというバンドは、実は開局以来、これまであまり縁のない周波数でした。
それは、
・八木を使っている局が多く、貧弱なANTでは呼び負けてしまう
・SSBはハイパワーの局が多い (バンドの"主"みたいな人が多い)
・FT8は近隣諸国の局数が多すぎてQRMがものすごい
反面、CWはゆっくりしたテンポで平文のQSOが楽しめた時代もあったのですが、
それは遠い昔の話で、今は普通のQSOでも"599BK"ばかりで、落ち着きません。
それでも、FT8というモードのお陰で、2年前からDXをスタートして、
このバンドのDXCCは現在WKD=101(CFM=88)まで伸ばすことができました。
そこで今春は、このDXCCをCFM100以上にすることを目標とします。
さて、21MHzに出よう!と意気込んだのですが、肝心のANTがありません。
が、ここはイージーなアイディアで、28MHzで好成績だったワイヤーANTを改造して
(つまりワイヤーを継ぎ足して) 臨むことにしました。
このANTに関しては後日データを交えてご紹介させて頂きます。
ANTを上げて僅か2週間、その結果は、、、
WKD=101→135、CFM=88→109!
つまり、初entityが34も増えて、あっという間に目標を達成してしまいました。
もちろん、ハイバンドの好コンディションに助けられたのは言うまでもありません。
私のように最低限の設備でDXをやるには、時間と根気と、少しの運(空のコンディション)が
結果を大きく左右します。
それにしても、太陽黒点の上昇期は、こんなにもHFハイバンドの様相が変わるのかと驚かされます。
ANTを上げた日の夕方、ヨーロッパが開けているのを想像してワッチすると、
ヨーロッパに混じって何故か南米が入感しています。
あれ?南米は確か朝の遅い時間に聞こえるハズ・・・と思いつつ、VY(ベネズエラ)2局とQSO。
よく見渡すと北米の東海岸も入感しています。これもWのNY(ニューヨーク)とあっさりQSO。
夜になってヨーロッパ方面が強くなり、インド洋のFR(レユニオン)ともQSO。
何と数時間でWACが出来てしまいました!
次の日の朝はロングパスのアフリカが凄かった!
朝起きて7MHzをワッチするもあまりパッとしなかったので、21MHzにQSYすると、
いきなり聞こえてきたのがCU(アゾレス諸島)とCT3(マディラ諸島)。どちらも+dbで入感しています。
無事に2局とQSOした後、30分後にCQを出し始めた強力な局がD2(アンゴラ)。何と+16dbです!
FT8で+16dbというのは、SSBで言うと59+30dbくらいの信号です。つまり、Eスポでガツンと聞こえてくる国内の局の信号と同じレベルなのです。
この局はいつも強いのですがハイパワーらしく、普段は呼んでもなかなか拾ってもらえませんが、さすがに+16dbならば大丈夫だろうと呼んでみたら、あっさりQSO出来ました。
こんな調子で、朝から深夜まで、どの時間に出てみても何所かが聞こえている、というような状況が数日続きました。
ただ不思議なのが、ある日絶好なコンディションだったかと思うと、次の日はどこも聞こえず(どの局も信号が弱く全くダメ)という日がある事です。
21MHzは太陽の影響を受けやすいバンドなのかな、と感じています。
次回以降、21MHzの色々なエピソードを書いてみたいと思います。乞うご期待!
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プロフィール
HN:
hezhi
性別:
男性
自己紹介:
無線と自然と夜空の星をこよなく愛するアナログおやじです。
アマチュア無線は学生時代からやっていますが、最近ではUHFの
移動運用に加えてHFのDX(Digital Mode)の面白さにハマっています。
更新記録(2023-1005)
・My HF DX statusを詳細化しました。
My HF DX status (2021-0101 to 2025-0413) (FT8)
WAC
160m : remain SA, AF
80m : remain AF (Cfm)
80m-10m : completed (Wkd)
WAZ (cfm/wkd)
mixed : 39/40
160m : 14/
80m : 28/
40m : 38/
30m : 37/
20m : 36/
17m : 38/
15m : 37/
12m : 36/
10m : 37/
WAS (cfm/wkd)
mixed : 50/50
160m : 7/
80m : 30/
40m : 47/48
30m : 46/46
20m : 49/49
17m : 50/50
15m : 50/50
12m : 50/50
10m : 50/50
DXCC (cfm/wkd)
mixed : 205/227
160m : 13/14
80m : 79/92
40m : 138/156
30m : 131/148
20m : 123/142
17m : 137/157
15m : 146/165
12m : 121/143
10m : 138/157
アマチュア無線は学生時代からやっていますが、最近ではUHFの
移動運用に加えてHFのDX(Digital Mode)の面白さにハマっています。
更新記録(2023-1005)
・My HF DX statusを詳細化しました。
My HF DX status (2021-0101 to 2025-0413) (FT8)
WAC
160m : remain SA, AF
80m : remain AF (Cfm)
80m-10m : completed (Wkd)
WAZ (cfm/wkd)
mixed : 39/40
160m : 14/
80m : 28/
40m : 38/
30m : 37/
20m : 36/
17m : 38/
15m : 37/
12m : 36/
10m : 37/
WAS (cfm/wkd)
mixed : 50/50
160m : 7/
80m : 30/
40m : 47/48
30m : 46/46
20m : 49/49
17m : 50/50
15m : 50/50
12m : 50/50
10m : 50/50
DXCC (cfm/wkd)
mixed : 205/227
160m : 13/14
80m : 79/92
40m : 138/156
30m : 131/148
20m : 123/142
17m : 137/157
15m : 146/165
12m : 121/143
10m : 138/157
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