BJYの備忘録
千葉県東総でアマチュア無線を楽しんでいます。 UHFが好きで、主に九十九里エリアでお手軽移動運用中。 ※blogというより備忘録なので、日記になってません(笑)
第25話:ロングワイヤーからG5RV,そしてZS6BKWへ(その1)
ープロローグー
先の記事で、今年上半期のQSO成果をご紹介しましたが、HF帯のDXでは何と言ってもアンテナが大きなポイントになります。
今年に入って、ダイポール→ループ→ロングワイヤー(その1、その2、その3)と、試行錯誤を繰り返して来ましたが、
続々届くDX局のeQSLカードを見てみると、"G5RV"というアンテナをお使いの局が多いことがわかりました。
恥ずかしながら、私自身はこのアンテナについて、名前は知っていたものの、詳しい知識は持っていなかったのですが、調べるうちに
とても魅力的なアンテナだということが分かってきました。
G5RVアンテナの特徴は、
1) マルチバンドに使える
(フルサイズでは3.5MHz以上、半分のサイズはG5RV-HalfまたはG5RV-Jrと呼ばれ、7MHz以上で実用になる)
2) トラップのような構造物がないので、軽量でメンテが不要
3) 給電にハシゴフィーダーを用い、この部分もアンテナとして動作する
4) 50Ω同軸ケーブルとは1:41:9のバランを介して接続する
とあり、特に1)はHFのマルチバンドをたった1本のアンテナでカバーすることができるので、大変魅力的です。
2)についても、私は数年前に、1本のアンテナで1.9MHz/3.5MHz/7MHzをカバーするトラップダイポールを自作して使用したことが
ありますが、やはりトラップの重量が負担となり、例の千葉県を襲った台風で粉々に切れてしまった経験があるので、
軽量でメンテフリーのG5RVは、この点でも私にとって魅力的です。
3)のハシゴフィーダーはこのアンテナの一番のカナメで、昔、電気店で普通に売っていた300ΩのTVフィーダーは、
今では店頭で見かけなくなり、海外製の450Ωフィーダーもありますが、高価で入手が困難です。
こうなると自作するしかありませんが、昔々の時代ならともかく、現代のアンテナはほとんどが同軸ケーブルでの給電ですから、
ハシゴフィーダーを作ったことのある方はごく少数ではないかと思います。
昔のアンテナ教科書には、ハシゴフィーダーを作るには、銅線を焼きいれして、2線間を固定するためのセパレータには
パラフィンを塗布した割り箸を使って・・・とか、ややこしいことが書かれています。
でも、ここまでしなくても、ハシゴフィーダーは自作出来ます。
一番簡単なのは、銅線は裸銅線の代わりにビニール被覆線を使い、セパレータは割り箸の代わりに樹脂を使うことです。
セパレータの材料によって耐久性が決まりますが、何年も上げっぱなしにするつもりがなければ、これからご紹介する「配線モール」で事が足ります。
こうして、段々プランが固まり、まずはハイバンド目的でG5RV-Halfを作ってみようと思い、ALL JAコンテストの直前に
製作に取りかかることにしました。
(その2に続く)
先の記事で、今年上半期のQSO成果をご紹介しましたが、HF帯のDXでは何と言ってもアンテナが大きなポイントになります。
今年に入って、ダイポール→ループ→ロングワイヤー(その1、その2、その3)と、試行錯誤を繰り返して来ましたが、
続々届くDX局のeQSLカードを見てみると、"G5RV"というアンテナをお使いの局が多いことがわかりました。
恥ずかしながら、私自身はこのアンテナについて、名前は知っていたものの、詳しい知識は持っていなかったのですが、調べるうちに
とても魅力的なアンテナだということが分かってきました。
G5RVアンテナの特徴は、
1) マルチバンドに使える
(フルサイズでは3.5MHz以上、半分のサイズはG5RV-HalfまたはG5RV-Jrと呼ばれ、7MHz以上で実用になる)
2) トラップのような構造物がないので、軽量でメンテが不要
3) 給電にハシゴフィーダーを用い、この部分もアンテナとして動作する
4) 50Ω同軸ケーブルとは1:41:9のバランを介して接続する
とあり、特に1)はHFのマルチバンドをたった1本のアンテナでカバーすることができるので、大変魅力的です。
2)についても、私は数年前に、1本のアンテナで1.9MHz/3.5MHz/7MHzをカバーするトラップダイポールを自作して使用したことが
ありますが、やはりトラップの重量が負担となり、例の千葉県を襲った台風で粉々に切れてしまった経験があるので、
軽量でメンテフリーのG5RVは、この点でも私にとって魅力的です。
3)のハシゴフィーダーはこのアンテナの一番のカナメで、昔、電気店で普通に売っていた300ΩのTVフィーダーは、
今では店頭で見かけなくなり、海外製の450Ωフィーダーもありますが、高価で入手が困難です。
こうなると自作するしかありませんが、昔々の時代ならともかく、現代のアンテナはほとんどが同軸ケーブルでの給電ですから、
ハシゴフィーダーを作ったことのある方はごく少数ではないかと思います。
昔のアンテナ教科書には、ハシゴフィーダーを作るには、銅線を焼きいれして、2線間を固定するためのセパレータには
パラフィンを塗布した割り箸を使って・・・とか、ややこしいことが書かれています。
でも、ここまでしなくても、ハシゴフィーダーは自作出来ます。
一番簡単なのは、銅線は裸銅線の代わりにビニール被覆線を使い、セパレータは割り箸の代わりに樹脂を使うことです。
セパレータの材料によって耐久性が決まりますが、何年も上げっぱなしにするつもりがなければ、これからご紹介する「配線モール」で事が足ります。
こうして、段々プランが固まり、まずはハイバンド目的でG5RV-Halfを作ってみようと思い、ALL JAコンテストの直前に
製作に取りかかることにしました。
(その2に続く)
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プロフィール
HN:
hezhi
性別:
男性
自己紹介:
無線と自然と夜空の星をこよなく愛するアナログおやじです。
アマチュア無線は学生時代からやっていますが、最近ではUHFの
移動運用に加えてHFのDX(Digital Mode)の面白さにハマっています。
更新記録(2023-1005)
・My HF DX statusを詳細化しました。
My HF DX status (2021-0101 to 2025-0413) (FT8)
WAC
160m : remain SA, AF
80m : remain AF (Cfm)
80m-10m : completed (Wkd)
WAZ (cfm/wkd)
mixed : 39/40
160m : 14/
80m : 28/
40m : 38/
30m : 37/
20m : 36/
17m : 38/
15m : 37/
12m : 36/
10m : 37/
WAS (cfm/wkd)
mixed : 50/50
160m : 7/
80m : 30/
40m : 47/48
30m : 46/46
20m : 49/49
17m : 50/50
15m : 50/50
12m : 50/50
10m : 50/50
DXCC (cfm/wkd)
mixed : 205/227
160m : 13/14
80m : 79/92
40m : 138/156
30m : 131/148
20m : 123/142
17m : 137/157
15m : 146/165
12m : 121/143
10m : 138/157
アマチュア無線は学生時代からやっていますが、最近ではUHFの
移動運用に加えてHFのDX(Digital Mode)の面白さにハマっています。
更新記録(2023-1005)
・My HF DX statusを詳細化しました。
My HF DX status (2021-0101 to 2025-0413) (FT8)
WAC
160m : remain SA, AF
80m : remain AF (Cfm)
80m-10m : completed (Wkd)
WAZ (cfm/wkd)
mixed : 39/40
160m : 14/
80m : 28/
40m : 38/
30m : 37/
20m : 36/
17m : 38/
15m : 37/
12m : 36/
10m : 37/
WAS (cfm/wkd)
mixed : 50/50
160m : 7/
80m : 30/
40m : 47/48
30m : 46/46
20m : 49/49
17m : 50/50
15m : 50/50
12m : 50/50
10m : 50/50
DXCC (cfm/wkd)
mixed : 205/227
160m : 13/14
80m : 79/92
40m : 138/156
30m : 131/148
20m : 123/142
17m : 137/157
15m : 146/165
12m : 121/143
10m : 138/157
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