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BJYの備忘録

千葉県東総でアマチュア無線を楽しんでいます。 以前は九十九里エリアでお手軽移動運用がメインでした(UHF)。 コロナ禍以降は固定運用がメイン(HF)。 実家(東京八王子市)からも時々QRVしています。

カテゴリー「アマチュア無線 - 5B-DXCCへの道」の記事一覧

第108話:GWその1: 80m TX9A(Austral Is.) とQSO成功。Wkd=93

(5/14更新 タイトルおよび文章を一部変更しました)

今年のGWは、カレンダー通りの短めの連休となりました。
折しもHFの空は、DXペディション局のQRVで大いに盛り上がっています。
そこで当局は、GWの目標を2つ設定しました。

1つ目は、南太平洋のTX9A(Austral Is.)と80mでQSOすること。
Austral Is.は過去に40mでQSOしており、LoTWでCfm済ですので、
今回は80mでBand Newを狙います。

2つ目は、アフリカのZS8W(Prince Edward and Marion Is.)とQSOすること。
Prince Edward and Marion Is.はDXCCランク上位の珍しいEntityで、
DX歴の浅い当方は勿論ATNOです。
今回のDXペディションはオペレータが一人のため、同時に複数バンドの
QRVは不可能で、猛パイルアップが予想されるため、当方としては
HFいずれか1バンドのQSOを目指します。

連休初日の前夜の金曜日、
当日は朝からあいにくの雨模様で、天気予報でも一向に止む気配がないため、
意を決して、夕方から、3.5MHzの1λループを設営。
今回は、ZS8WとのQSOの為に、14MHz用のデルタループも一緒に上げたので
大変な作業でした。

夜になり、両ANTのSWR調整も無事に終わり、
シャワーを浴びて食事、一息ついてシャックに入り、
3.5MHzでTX9Aが現れるのを静かに待ちます。
TX9Aはペディション開始当初、HFハイバンドがメインでしたが、
2日前からDXクラスタで80mにもupされていましたので、
今夜も必ずQRVしてくれるはず、と期待します。

そして23時すぎ、待機していた周波数で、TX9AのCQを発見!
80mはシーズンオフなのでQSOできるかどうか心配でしたが、
信号は思ったより強力で、+dbで入感しています。
早速コールして、最初のCQで1局目にピックアップされました。

これで80mのDXCCはWkd=93、
雨で全身ずぶ濡れになりながら、苦労してアンテナを上げた甲斐がありました!

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第104話:80m JD1BOI(小笠原) Get! Wkd=92

土曜日の深夜、80mで待望のJD1(小笠原)とQSO出来ました。

前々回の記事で、"恥ずかしながらJD1が未だです"と書いたばかりですが、
同局はここ数日HF~50MHzにアクティブにQRVされ、昨日は80mでも
北米の時間帯にDXクラスタにUPされていましたので、
"おっ、これはチャンスあるかも" と、今夜は3573のFT8で張っていました。
そしてロシアが開ける深夜の時間帯になってから同局のCQを発見!
この時間に出ているJA局はまばらで、CQ一発目で無事取ってもらえました。
この後、JAからのパイルアップになりましたが、
JD1に気がついたEU方面のDXからも多数呼ばれていました。

これで80mのDXCCはWkd=92、また一歩前進しました。

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第103話:80m K6VHF/HR9, 9M8DEN QSO成功。Wkd=91

このところ、日の出時刻が早くなり、80mは夜明け前のEUが弱くなってきました。

もう4月だし、80mはシーズンオフで一段落かな、、、と思っていた矢先、
夜間のパスで、K6VHF/HR9 (ホンジュラス)、9M8DEN (東マレーシア)
とQSOに成功。
band new が2 up。Wkd=91、DXCC100(wkd)まで残り9となりました!
思いがけない収穫で、素直に嬉しいです。

両局ともLoTW対応局なので、いずれupしてもらえると期待します。
K6VHF/HR9とはこれで3バンド目、9M8DENとはこれで4バンド目のQSOです。
春になっても80mから目が離せません。

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第102話:80m DXCCを目指して(その2)

(前回からの続きです)

まずは、自分の80mDXCCの現状を把握しておきます。
2024年末までの分を集計すると、Cfm=31、Wkd=38
2025年はここからスタートです。

こうして出来上がった80mのループアンテナ、
1/10の夜、食事も早々に済ませて、早速FT8の周波数をワッチしてみました。
80mは実に数年ぶりのQRVになります。
時間は1800JST、北米が開けていますが、まだ局数は多くないようです。
とりあえず見えているW,VEの局とQSO。以前使っていたロングワイヤーと
比べると、大差がないように感じます。
その後もワッチを続けますが、あまり局数は増えず、ちょっとガッカリ。

しかし2200JSTを過ぎると様相が変わってきました。
W,VEに代わり、EUが見え始めました。最初はEUロシアだけでしたが、
2300になるとEW4M(ベラルーシ)がCQを出し始め、band newだったので
コール。-11/-06であっさりとQSOできました。
その後もEUの局が見えて、OM3DX(スロバキア)、IZ7NLJ(イタリア)とQSO。
どちらも band new です。
ここで睡魔に襲われて無念の睡眠・・・、目が醒めたのは0500JST過ぎ。
EUはさほど多くありませんが、見えている局は結構強い信号です!
band new の局を探して、SX0W(ギリシャ)、4X1UF(イスラエル)、
SV1EKI(ギリシャ)、4L4DX(ジョージア)、4L7T(ジョージア)とQSO。
4X1UFは何度もリプライしましたが、ようやく取ってくれました。
ここで初日は終わり。band new は全てヨーロッパで、6upでした。
NA方面が弱くてちょっとガッカリしかけたのですが、EUに関しては
以前のロングワイヤーではほとんど相手にしてもらえなかったので、
今回のループアンテナで今後も期待が持てそうです。

そして翌日以降も、、、
日没と共に逸る気持ちで80mをワッチ、そのまま深夜~明け方まで80mに
かじりつきの日々が続きました。
流石に毎日の睡眠不足は体力的にキツイので、数日後には2100~0300JSTは
睡眠時間と決めて、効率良いワッチを心がけるようにしました。

凄かったのは1/12の夜明け前です。
EU方面が広い範囲でオープンして、早朝までにSV9GPV(クレタ)、
ES6DO(エストニア)、SM2LIY(スェーデン)、DH8BQA(ドイツ)、
LZ1KU(ブルガリア)、9A5E(クロアチア)、F5NAA(フランス)、
ON8DM(ベルギー)、G0JJG(イギリス)と、立て続けにQSOできました。
1/13も、YL3CW(ラトビア)、SP9JZU(ポーランド)、YO5PIP(ルーマニア)
EA7ALL(スペイン)、OE5TXF(オーストリア)、OK4YL(チェコ)と
 band new のEU と続々と、QSOに成功しました。

このうちの何局かは、こちらからコールしたものではなく、QSOの途中で
向こうから呼んできたものです。
EUでもJAの信号は比較的珍しいと見えて、コンディションの良い時は
CQを出していなくても呼ばれることがわかりました。

OK4YLは世界的に著名なDXerですが、80mでこの局とQSOできたことで、
同局との他バンドのQSO経験と照らし合わせ、このアンテナがしっかり
実用になっている事を実感し、飛びに自信が持てるようになりました。

自分の電波がEUに届いていることが分かったので、積極的にCQも出して
みました。(このバンドではQRPに属する)150Wのベアーフットなので
空振りが多いですが、コンディションの良い時にはEUから立て続けに
呼ばれることもあり、自分でも驚愕しました。かつて80mのEUは自分に
とって「呼んでも呼んでも拾ってもらえない」遥か遠い存在でしたが、
それが今や「呼べば拾ってもらえる」状態にまで進歩したのです。

 これは夢か幻か・・・80mで自分がEUから続々と呼ばれている!


こうして、今冬の1月~3月末までの3か月で、80mのDXCCは、
Cfm:31→77
Wkd:38→89!
と、倍増以上の成果がありました。
特筆すべきは、new の大半がヨーロッパと中東だったことです。
DXCC100までの残りのうち、日本から近いアジアや南太平洋の島々で
取れていない所が沢山あります。(恥ずかしながら一番近いJD1が未だです)
この地域の band new 局とのQSOはアクティビティ次第だと思います。
年初に立てた計画で「80mDXCCは数年かけて」が目標だったのですが
この分で行くと、もしかしたら今年か来年中に達成できるかもしれません。
これからも、焦らずにコツコツ地道にQRVしたいと思います。

この3か月の band new の成果は、次の通りです。
Cfm:下図の通り
Wkd:下図の他に、3W9T他(ベトナム)、VK9DX(ノーフォーク島)、
G0JJG(イギリス)、HA3IC他(ハンガリー)、P40AA(アルバ)、Z62NS(コソボ)、
5N9DTG(ナイジェリア)、OD5XX(レバノン)、VK9CU(ココス島)

 2024.12月末までのCfm=31


 2025.03月末までのCfm=77 (青い丸印が増えた分)

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第101話:80m DXCCを目指して



  桜ではありませんが、庭木のサクランボが開花しました。先週撮影。

2025年の抱負は、年始の時点で未だおぼろげだったのですが、
タイトル通り、「80m DXCC」を、今年の大本命に掲げることにしました。

昨年までに、40m~10mの7バンドで各々DXCC100(いずれもCFM)を達成し、
11月にはBandMIXのDXCC200(CFM)も達成して一段落しましたので、
今年以降は次の目標としてBandMIXのDXCC250を考えていたのですが、

昨年12月、ジャングル状態になっていた我が家の雑木を、近隣のご協力により
一斉伐採して頂けることになり、その結果、ANT設置環境が劇的に変化しました!

このblogの最初の方でご紹介した通り、我が家の裏庭は高さ10m以上の竹林と
雑木林に覆われており、無線のANTはすべてこの場所に設置しておりました。
その時の様子が下の写真です。


当初はUHF、しかも移動運用オンリーで、HFのANTは全く上げて
いなかったのですが、コロナ禍をきっかけにHFの固定運用を始め、
雑木林を迂回するようにして、ダイポールを張っておりました。
この状態で何とか電波を出していたのですが、次第に限界を感じて
雑木林の環境はそのままに、ANTを色々制作して実験を重ね、
飛びの改良に努めてきました。(ダイポール、ロングワイヤー、
G5RV、ZS6BKW、ツェップ、BJYspecial、デルタループ、 etc.)

ちなみに、この雑木林の向こう側がAF方面で、ANTは雑木林の手前側に
設置しておりましたので、2年くらい前に行われたロシアのDXチームに
よるアフリカのDXペディションは信号が弱く、全く手が出ませんでした。

竹林の方は毎年自分で伐採整理しているのですが、雑木林の方は太すぎて
手に負えず、年々鬱蒼として野菜畑の日照にも影響が出ていました。
今回の一斉伐採で、360度視界が開けて、本当に空が広くなりました。
雑木林の高さを超す目的で設置した、苦肉の策のルーフタワーも一旦撤去し、
まっさらな状態で2025年の新年を迎えました。


何も無い、真っ青な空をしばらく眺めながら、想ったこと。

  何か新しいアンテナを作って、実験してみたい

  そうだ、数年前に途中で断念した3.5MHzを、もう一度やってみよう

  昔では到底考えが及ばなかった、夢の世界、5B-DXCCに挑戦してみよう

実のところ、3.5MHz(80m)のANTは、数年前に1/2波長のロングワイヤーを
12mHに設置したのですが、思うようにDXが伸びず、途中で挫折していたのです。
この時の実感は、一言でいえば「80mは他のバンドとは格が違い過ぎる」でした。
南米は何とかなるものの、EUやAFに対しては、とにかく信号が弱すぎて、
呼べるレベルにない、たまに強い局が居ても全く相手にされない、
キロワットをはるかに超える局だけがQSOしている、というものでした。

この状況下で、DXCCは31から伸びず、80mのDXCC100は自分にとっては
ライフワーク(生涯の目標)だと考えていたのです。
でも、広くなった空を見上げている今、「もう一度DXCCに挑戦してみたい」
というファイトが湧いてきました。

まずはアンテナの再検討です。過去の経験から、12mHの1/2波長ワイヤーで
あっても、電流腹の部分に高さがないとDXには通用しないと感じましたので、
今回はこの点を反省して、アンテナを更に大きく、高さが均一になるようにしました。
最終的な検討結果は、長さ84m(1λ)の長方形ループを横長に設置、高さは11mH、
ループの高さを揃えて、8の字ビームがEU方面に向くようにワイヤーを張り、
給電部はループの角下で50Ωの同軸ケーブルで直に給電する方式としました。

ワイヤーを張るためのポールは、グラスファイバー製の10m物(W-GR 1000H)が
手元に3本ありましたので、これの先端に別のポールを1mほど挿入延長し、各々
11mを確保しました。このポールはいずれも中古品で購入しておいた物です。

このポールを、庭の北、南、西に設置し、ポール間にワイヤーを張ることで、
上から見た形が「く」の字、8の字ビームがEU方面になるようにしました。
(本当は北東-南西に張るのがベストですが、敷地の関係で真っすぐに張れず、
このような形になりました)

   「く」の字に張ったワイヤー、上エレメントの高さは11mH

ワイヤー長は、横方向が34m×2、縦方向が8m×2で、合計84mです。
最初、デルタループ同様と考えて、全長を1.03λ(86m)で設置したのですが、
中心周波数が3.5MHzのはるか下になってしまい、切り詰めて大体84mで
3.57MHzになりました。デルタループと違い、四角ループの場合は長さが
1λちょうどで良いようです。(以前50MHzで製作した時も同じだった)

四角ループといっても、かなり押し潰された格好なので、どちらかというと
フォールデットダイポールに近く、ループの横方向の中央から給電すると、
インピーダンスは200Ω前後になると推察されます。一方ループの縦方向の
中央から給電すると、インピーダンスは50Ωよりはるかに低い値になります。
ならば、四角の角に給電すれば、50Ω近くになると思いますがどうでしょう?
今回はこの点も興味があったので実験してみました。

実験の結果、この四角ループの「角」給電は、思い通り、50Ωの同軸ケーブルで
低SWRになりました。(ANT直下で計測:3.55MHzで SWR1.1)
角給電なので斜め偏波になりますが、3.5MHzは100%電離層反射なので通信には
問題ありません。電流腹はこの部分と、対角の部分になります。
 
   給電部の様子。3D2Vを直にエレメントに接続している

   ANT直下で3.55MHz=SWR1.1

こうして出来上がったANTを、早速実践で使用してみました。

(次回に続く)

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プロフィール

HN:
hezhi
性別:
男性
自己紹介:
無線と自然と夜空の星をこよなく愛するアナログおやじです。
アマチュア無線は学生時代からやっていますが、最近ではUHFの
移動運用に加えてHFのDX(Digital Mode)の面白さにハマっています。

My HF DX status (2021-0101 to 2026-0220) (FT8)
WAC
  160m : remain SA, AF
  80m-10m : completed
WAZ (cfm/wkd)
  mixed : 39/40
  160m : 14/
  80m : 31/
  40m : 38/
  30m : 38/
  20m : 36/
  17m : 38/
  15m : 37/
  12m : 36/
  10m : 37/
WAS (cfm/wkd)
  mixed : 50/50
  160m : 7/
  80m : 37/
  40m : 47/48
  30m : 46/46
  20m : 50/50
  17m : 50/50
  15m : 50/50
  12m : 50/50
  10m : 50/50
DXCC (cfm/wkd)
  mixed : 214/243
  160m : 13/14
  80m : 95/112
  40m : 151/173
  30m : 138/161
  20m : 144/170
  17m : 138/163
  15m : 154/172
  12m : 129/152
  10m : 145/164
DXCC Challenge (cfm) : 1113

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