BJYの備忘録
千葉県東総でアマチュア無線を楽しんでいます。 UHFが好きで、主に九十九里エリアでお手軽移動運用中。 ※blogというより備忘録なので、日記になってません(笑)
第7話:東総への想い ーユカをよぶ海ー
それは、遡ること50数年前、1冊の本がきっかけでした。
小学校の入学直後のことだったと思います。
姉が持っていた、「ユカをよぶ海」という漫画の単行本を見せてもらいました。
当時はまだ漢字が読めませんから、姉に読んで聞かせてもらったのかもしれません。
その中に、なぜか不思議に、最後の1シーンだけが印象的に、ずっと頭の中に
記憶として残っていました。
それは、主人公のユカという女の子が、最後にお父さんと暮らした、海辺の崖の上の家。
これを読んだ当時は、それがどこなのかも知らず、ただ漠然と、脳裏に焼き付いていました。
そして社会人になり、慌ただしい毎日を過ごすようになった頃、ふと、この漫画をもう一度
読みたくなって、古本屋で全4巻を購入しました。
第4巻の最後のページ・・・、そこには、まさしく幼い頃に見た、あの1シーンがありました。
物語の場所は、千葉県の飯岡ということも初めて分かりました。
地図で調べてみると、千葉の東、銚子にほど近い所らしいです。
どんな処だろう・・・と、段々行って見てみたくなりました。
そして10年ほど前の6月、勤務先の引っ越しで4日ほど予定外の休みが貰えることになり、
家族からのOKも得て、思い切ってかの地に出かける事にしました。
東関東道を一路東へ、途中、冨里で降りて休憩した後、そのまま更に東へ、、、
着いたのは、匝瑳市の野手浜という所でした。
ここで、しばらくの間、九十九里浜を見ながら好きな無線を楽しんだ後、目指す刑部岬へ。
県道30号線を北上し、飯岡町にさしかかった時でした。
夕刻だったのと、少し霧がかっていたこともありますが、
突然眼前に現れたのは、黒い大きな陰影の切り立った崖!
これが、刑部岬との初めての出会いでした。
後でわかったことなのですが、
旭市内から飯岡バイパス経由で来る分には、特に変哲がない感じの岬なのですが、
海沿いの道を北上して見える岬は、実物以上に大きく感じ、一種の威圧感があります。
こうして、何回もこの地を訪れるようになり、観光地化されていない素朴な静かさが
自分の肌に合うと感じ、ついにこの地に近い場所に住処を構える事にしました。
「ユカをよぶ海」の背景
この漫画は、ちばてつや氏が昭和34年(*)に描いた作品で、飯岡町が物語の舞台になっています。
当時、若い漫画家の多くが少女漫画を手掛けており、この作品もその中の1つになります。
ちばてつや氏は、父方の故郷である飯岡に1年ほど住まわれていたそうですが、この作品では
その短い期間とは裏腹に、郷土愛とも思えるくらいに飯岡の事が描かれています。
飯岡灯台、海っ子山っこ、総武本線のトンネル・・・具体的な地名は書かれていませんが、
読めばすぐにここだと分かる所ばかりです。
また、描写のところどころで、銚子、旭、猿田などの地名が見えます。これを郷土愛と呼ばず
して何と呼ぶのでしょう。
ちば氏自身も、「ユカをよぶ海」は思い入れのある作品です、と語っておられます。
ユカをよぶ海(虫プロ)

飯岡駅
トラックに「銚子」の文字
飯岡、猿田、旭
刑部岬(と思われる)ユカがお父さんと暮らした所
(*)昭和34年の間違いでした。訂正しました。
小学校の入学直後のことだったと思います。
姉が持っていた、「ユカをよぶ海」という漫画の単行本を見せてもらいました。
当時はまだ漢字が読めませんから、姉に読んで聞かせてもらったのかもしれません。
その中に、なぜか不思議に、最後の1シーンだけが印象的に、ずっと頭の中に
記憶として残っていました。
それは、主人公のユカという女の子が、最後にお父さんと暮らした、海辺の崖の上の家。
これを読んだ当時は、それがどこなのかも知らず、ただ漠然と、脳裏に焼き付いていました。
そして社会人になり、慌ただしい毎日を過ごすようになった頃、ふと、この漫画をもう一度
読みたくなって、古本屋で全4巻を購入しました。
第4巻の最後のページ・・・、そこには、まさしく幼い頃に見た、あの1シーンがありました。
物語の場所は、千葉県の飯岡ということも初めて分かりました。
地図で調べてみると、千葉の東、銚子にほど近い所らしいです。
どんな処だろう・・・と、段々行って見てみたくなりました。
そして10年ほど前の6月、勤務先の引っ越しで4日ほど予定外の休みが貰えることになり、
家族からのOKも得て、思い切ってかの地に出かける事にしました。
東関東道を一路東へ、途中、冨里で降りて休憩した後、そのまま更に東へ、、、
着いたのは、匝瑳市の野手浜という所でした。
ここで、しばらくの間、九十九里浜を見ながら好きな無線を楽しんだ後、目指す刑部岬へ。
県道30号線を北上し、飯岡町にさしかかった時でした。
夕刻だったのと、少し霧がかっていたこともありますが、
突然眼前に現れたのは、黒い大きな陰影の切り立った崖!
これが、刑部岬との初めての出会いでした。
後でわかったことなのですが、
旭市内から飯岡バイパス経由で来る分には、特に変哲がない感じの岬なのですが、
海沿いの道を北上して見える岬は、実物以上に大きく感じ、一種の威圧感があります。
こうして、何回もこの地を訪れるようになり、観光地化されていない素朴な静かさが
自分の肌に合うと感じ、ついにこの地に近い場所に住処を構える事にしました。
「ユカをよぶ海」の背景
この漫画は、ちばてつや氏が昭和34年(*)に描いた作品で、飯岡町が物語の舞台になっています。
当時、若い漫画家の多くが少女漫画を手掛けており、この作品もその中の1つになります。
ちばてつや氏は、父方の故郷である飯岡に1年ほど住まわれていたそうですが、この作品では
その短い期間とは裏腹に、郷土愛とも思えるくらいに飯岡の事が描かれています。
飯岡灯台、海っ子山っこ、総武本線のトンネル・・・具体的な地名は書かれていませんが、
読めばすぐにここだと分かる所ばかりです。
また、描写のところどころで、銚子、旭、猿田などの地名が見えます。これを郷土愛と呼ばず
して何と呼ぶのでしょう。
ちば氏自身も、「ユカをよぶ海」は思い入れのある作品です、と語っておられます。
ユカをよぶ海(虫プロ)
飯岡駅
トラックに「銚子」の文字
飯岡、猿田、旭
刑部岬(と思われる)ユカがお父さんと暮らした所
(*)昭和34年の間違いでした。訂正しました。
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第6話:ヘンテナとフォークヘンテナ
「ヘンテナ」という名前のアンテナをご存じでしょうか?
1970年代に、FCZ研究所のJH1FCZ局が所属する相模クラブで、一人の中学生ハム局の考案から
開発が始まったアンテナと聞いています。
その後、ネーミングの怪しさから一般誌にはあまり紹介されませんでしたが、50MHzを中心に
アクティブな若いハム局からは支持されて、現在に至っています。
メーカー市販品は現在ありませんが、単純な構造で自作も簡単に出来ますので、今回ここで
取り上げてみたいと思います。
あわせて、このアンテナの変形である「フォークヘンテナ」もご紹介します。
■ヘンテナ(基本形)
このアンテナの基本形は、次のような形をしています。
文献によると、最初は正方形のクワッドを上下2つにしたものを、SWRを下げるために
試行錯誤して変形したところ、この形に落ち着いたとのことです。
特徴的なのは、給電部のエレメントをスライドしてSWRを下げるやりかたです。
この方法がユニークなので、「変なアンテナ」→「ヘンテナ」という名称になったようです。
今では、このアンテナが、単体でDP比で数dbのゲインがあることが立証されています。
50MHzでは水平偏波で縦3mと、ちょっと大きめになりますが、スペース的に八木が上げる
のが難しいちょっとした移動などで重宝します。
給電点の同軸ケーブルとのマッチングは、1:1のバズーカーマッチが良く知られていますが、
私のズボラなやりかた(同軸ケーブルの直接給電)でも何ら問題なく使えます。
紹介記事などではしばしば横幅がλ/6と紹介されていますが、実際にはもう少し幅狭の0.147λで
設計すると、簡単に50ΩでSWRが下がります。
■フォークヘンテナ
ヘンテナの縦エレメントを下半分だけにしたユニークなアンテナで、フォークのような形を
していることからネーミングになったようです。
ループアンテナとしてのゲインは失われますが、それでもダイポールと同等のゲインがあり、
8の字指向性もなくなりますので、八方美人のようなアンテナだと言われています。
50MHzでは横1m、縦1.5mですので、3mのダイポールよりずっとコンパクトになります。
■ベントフォークアンテナ
最後にご紹介するのは、小さいフォークヘンテナをさらに折り曲げて最小の大きさにした、
究極のコンパクトアンテナです。
大きさは、50Mhzで横1m×縦1m、スクエアローよりもちょっとだけ大きいだけのサイズです。
が、実感はスクエアローに比べてDPに近いゲインがあります。
144や430では製作しても実用性はないと考えますが、50MHz以下のバンドではコンパクトな
サイズでメリットがあると思います。
アパマンハムだった頃、ベランダにモービルホイップとこのアンテナを並べて比較したことが
ありますが、その差は歴然でした。
欠点は、SWRの整合範囲が狭く、調整がクリチカルな事ですが、これだけ小さいアンテナ
ですから、やむを得ないのかも知れません。
1970年代に、FCZ研究所のJH1FCZ局が所属する相模クラブで、一人の中学生ハム局の考案から
開発が始まったアンテナと聞いています。
その後、ネーミングの怪しさから一般誌にはあまり紹介されませんでしたが、50MHzを中心に
アクティブな若いハム局からは支持されて、現在に至っています。
メーカー市販品は現在ありませんが、単純な構造で自作も簡単に出来ますので、今回ここで
取り上げてみたいと思います。
あわせて、このアンテナの変形である「フォークヘンテナ」もご紹介します。
■ヘンテナ(基本形)
このアンテナの基本形は、次のような形をしています。
文献によると、最初は正方形のクワッドを上下2つにしたものを、SWRを下げるために
試行錯誤して変形したところ、この形に落ち着いたとのことです。
特徴的なのは、給電部のエレメントをスライドしてSWRを下げるやりかたです。
この方法がユニークなので、「変なアンテナ」→「ヘンテナ」という名称になったようです。
今では、このアンテナが、単体でDP比で数dbのゲインがあることが立証されています。
50MHzでは水平偏波で縦3mと、ちょっと大きめになりますが、スペース的に八木が上げる
のが難しいちょっとした移動などで重宝します。
給電点の同軸ケーブルとのマッチングは、1:1のバズーカーマッチが良く知られていますが、
私のズボラなやりかた(同軸ケーブルの直接給電)でも何ら問題なく使えます。
紹介記事などではしばしば横幅がλ/6と紹介されていますが、実際にはもう少し幅狭の0.147λで
設計すると、簡単に50ΩでSWRが下がります。
■フォークヘンテナ
ヘンテナの縦エレメントを下半分だけにしたユニークなアンテナで、フォークのような形を
していることからネーミングになったようです。
ループアンテナとしてのゲインは失われますが、それでもダイポールと同等のゲインがあり、
8の字指向性もなくなりますので、八方美人のようなアンテナだと言われています。
50MHzでは横1m、縦1.5mですので、3mのダイポールよりずっとコンパクトになります。
■ベントフォークアンテナ
最後にご紹介するのは、小さいフォークヘンテナをさらに折り曲げて最小の大きさにした、
究極のコンパクトアンテナです。
大きさは、50Mhzで横1m×縦1m、スクエアローよりもちょっとだけ大きいだけのサイズです。
が、実感はスクエアローに比べてDPに近いゲインがあります。
144や430では製作しても実用性はないと考えますが、50MHz以下のバンドではコンパクトな
サイズでメリットがあると思います。
アパマンハムだった頃、ベランダにモービルホイップとこのアンテナを並べて比較したことが
ありますが、その差は歴然でした。
欠点は、SWRの整合範囲が狭く、調整がクリチカルな事ですが、これだけ小さいアンテナ
ですから、やむを得ないのかも知れません。
第5話:逆Lには指向性がある!? 逆L~そしてT型に
私は普段、HFローバンドの運用にはロングワイヤー、いわゆる逆Lを好んで使用しています。
何と言ってもお手軽で、適当な長さのワイヤーを張ってATUでチューニングを取れば、一瞬で
好きな周波数にでることができますので、移動向きのアンテナといえます。
このアンテナ、一般的なANTハンドブックなどではバーチカルと同様の無指向性と
書かれていますが、これまでに実際に使ってみた経験では明らかに指向性があると感じます。
以下は、これまでに使用した感想をまとめたものです。(長文で失礼します)
■最初は逆L
まず最初に張ったのが、3.5と7の共用で20m長の逆Lです。これは、垂直部が7m、
残りの水平部を南側に展開しましたが、7MHz(λ/2)はそれほど指向性を感じず、
国内では九州以外はまんべんなく飛んでいる感じでした。
しかし3.5MHz(λ/4)では飛び方に顕著に地域差がありました。
JA8方面はフルサイズのDPの局と同等の飛びで、相手局からもロングワイヤーとは
思えない信号とのコメントを多くいただきました。これに対して、JA3以西の局は
距離に比例して信号が弱くなる感じで、印象的だったのは広島県に移動中の局を
聞いた時、1エリアから多数CALLしてみな59のレポートを送っているのですが、
私には蚊の鳴くような信号しか聞こえなかったことです。またJA6方面はそもそも
信号自体が聞こえず、3.5MHzのアクティビティが無いものと思っておりました。
そんな折、ネットで逆L ANTの検索をしていましたら、何局かのblogで当方と同じような
経験をしている方の記事を見つけ、「横に展開したワイヤーの先端から給電点の方向に
向かって指向性が出る」ということで、今までの謎が全て納得してしまいました。
それからは、3.5MHzで何とか西方面にも飛ばすために、試行錯誤してみました。
■フルサイズDP
・・・さすがにフルサイズ。西方面の局も強力になり、指向性は感じなくなりましたが、
敷地の関係でこのANTを張ると他のバンドが出られなくなるので、1シーズンで降ろしました。
■1.9/3.5/7の3バンドトラップDP
(トラップは同軸ケーブルだけを使用 ※これは別の機会にご紹介します)
・・・3.5MHzは全長32mになり、80%の短縮率になりましたが、JA全国に均一に飛んでいる
様子で、ストレスは感じませんでした。7MHzはフルサイズで問題なし。唯一1.9MHzは
ワイヤ先端が近隣宅に接近していたせいもあると思いますが、常時S7~9のノイズで
全く使い物にならず、飛びもNGで、運用を断念しました。
■逆L(垂直部7m、水平部16m)
・・・DPの経験より、1.9MHzは水平系のANTでは給電点が低いと打ち上げ角が真上に
なってしまうと判断し、再び逆Lを貼り直し、前回より少し水平部を長くして全長23mと
しました。結果は1.9MHzが何とか運用できるレベルになり、JA6を除く全エリアとQSO
できました。ノイズもかなり軽減され、RST539の信号も受信可能になりました。しかし
指向性に関しては3.5とほぼ同様で、JA8とは599でQSOできますがJA4,5は弱く、改善の
必要性を迫られました。
■T型(垂直部7m、水平部32m)
・・・大昔のANT教科書に「T型」というのがあったのを思い出し、逆Lの水平エレメントを
反対側に伸ばしたのと同じ構造なので、もしかしたら指向性が改善されるかも?との
想いで、早速試してみました。結果、これが大成功!3.5MHz、1.9MHzともに地域差は
改善され、1.9MHzではJA6の移動局ともQSOできるようになりました。試しにKCJのTOP
BAND CONTESTに出てみたところ、AJDは勿論、QRP5Wの移動局とも多数QSOでき、
満足できる結果になりました。
ちなみに、私のANT展開は完全なT型にはなっておらず、上からみて南方向と
北西方向に水平エレメントを展開した「V型」になっておりますが、以前の南方向だけに
エレメントを展開していた頃に比べて、西方面の飛びが明らかに改善された印象です。
このANTは残念ながら今年の春一番の風で損壊してしまいましたが、また今秋に上げて
みたいと思っています。
なお、水平エレメントの先端は全て、釣り竿ロッド(地上高5.5m)に取り付けました。
逆L、T型のカウンターポイズは8m~10mのビニール線2本を適当に這わせたものです。
ATUはICOMのAH-3で、1.9MHzでも快適にチューニングが取れています。
何と言ってもお手軽で、適当な長さのワイヤーを張ってATUでチューニングを取れば、一瞬で
好きな周波数にでることができますので、移動向きのアンテナといえます。
このアンテナ、一般的なANTハンドブックなどではバーチカルと同様の無指向性と
書かれていますが、これまでに実際に使ってみた経験では明らかに指向性があると感じます。
以下は、これまでに使用した感想をまとめたものです。(長文で失礼します)
■最初は逆L
まず最初に張ったのが、3.5と7の共用で20m長の逆Lです。これは、垂直部が7m、
残りの水平部を南側に展開しましたが、7MHz(λ/2)はそれほど指向性を感じず、
国内では九州以外はまんべんなく飛んでいる感じでした。
しかし3.5MHz(λ/4)では飛び方に顕著に地域差がありました。
JA8方面はフルサイズのDPの局と同等の飛びで、相手局からもロングワイヤーとは
思えない信号とのコメントを多くいただきました。これに対して、JA3以西の局は
距離に比例して信号が弱くなる感じで、印象的だったのは広島県に移動中の局を
聞いた時、1エリアから多数CALLしてみな59のレポートを送っているのですが、
私には蚊の鳴くような信号しか聞こえなかったことです。またJA6方面はそもそも
信号自体が聞こえず、3.5MHzのアクティビティが無いものと思っておりました。
そんな折、ネットで逆L ANTの検索をしていましたら、何局かのblogで当方と同じような
経験をしている方の記事を見つけ、「横に展開したワイヤーの先端から給電点の方向に
向かって指向性が出る」ということで、今までの謎が全て納得してしまいました。
それからは、3.5MHzで何とか西方面にも飛ばすために、試行錯誤してみました。
■フルサイズDP
・・・さすがにフルサイズ。西方面の局も強力になり、指向性は感じなくなりましたが、
敷地の関係でこのANTを張ると他のバンドが出られなくなるので、1シーズンで降ろしました。
■1.9/3.5/7の3バンドトラップDP
(トラップは同軸ケーブルだけを使用 ※これは別の機会にご紹介します)
・・・3.5MHzは全長32mになり、80%の短縮率になりましたが、JA全国に均一に飛んでいる
様子で、ストレスは感じませんでした。7MHzはフルサイズで問題なし。唯一1.9MHzは
ワイヤ先端が近隣宅に接近していたせいもあると思いますが、常時S7~9のノイズで
全く使い物にならず、飛びもNGで、運用を断念しました。
■逆L(垂直部7m、水平部16m)
・・・DPの経験より、1.9MHzは水平系のANTでは給電点が低いと打ち上げ角が真上に
なってしまうと判断し、再び逆Lを貼り直し、前回より少し水平部を長くして全長23mと
しました。結果は1.9MHzが何とか運用できるレベルになり、JA6を除く全エリアとQSO
できました。ノイズもかなり軽減され、RST539の信号も受信可能になりました。しかし
指向性に関しては3.5とほぼ同様で、JA8とは599でQSOできますがJA4,5は弱く、改善の
必要性を迫られました。
■T型(垂直部7m、水平部32m)
・・・大昔のANT教科書に「T型」というのがあったのを思い出し、逆Lの水平エレメントを
反対側に伸ばしたのと同じ構造なので、もしかしたら指向性が改善されるかも?との
想いで、早速試してみました。結果、これが大成功!3.5MHz、1.9MHzともに地域差は
改善され、1.9MHzではJA6の移動局ともQSOできるようになりました。試しにKCJのTOP
BAND CONTESTに出てみたところ、AJDは勿論、QRP5Wの移動局とも多数QSOでき、
満足できる結果になりました。
ちなみに、私のANT展開は完全なT型にはなっておらず、上からみて南方向と
北西方向に水平エレメントを展開した「V型」になっておりますが、以前の南方向だけに
エレメントを展開していた頃に比べて、西方面の飛びが明らかに改善された印象です。
このANTは残念ながら今年の春一番の風で損壊してしまいましたが、また今秋に上げて
みたいと思っています。
なお、水平エレメントの先端は全て、釣り竿ロッド(地上高5.5m)に取り付けました。
逆L、T型のカウンターポイズは8m~10mのビニール線2本を適当に這わせたものです。
ATUはICOMのAH-3で、1.9MHzでも快適にチューニングが取れています。
第4話:カノープスが見たい
ちょっと古い話になりますが、2011-1028,1029にカノープスを見に行った記録です。
日記からの引用ですので、文語体で堅め?ですがご了承ください。
「カノープスが見たい」
ほのかな期待を込めて、10月も終わりに近い週末、千葉の刑部岬にやって来た。
この星は元来、厳冬の季節の星座なので、普通は1月か2月に見るものと相場は決まっている。
事前に、家で星座早見盤で調べてみると、この時期、カノープスの南中は午前4時。
これ以上南中が遅いと、夜明けまで間がないので、条件的に不利。
これなら何とかギリギリ見えるかもしれない、と思い、早速、双眼鏡を買って出発の準備をした。
10月28日深夜、南中時刻の少し前に現地に到着。
車の運転席の窓から南天が良く見える場所に駐車して、ライトを消した。
窓を開け、目を空にやると、まばゆいばかりの星空が見えてきた。
決して満天の星空とは言いがたいが、東京で見るのとは比べ物にならないほど、暗い星まで見えている。
オリオンの大星雲はもちろん、おおいぬ座のシリウスのすぐ南にある散開星団も確認できる。
で、いつものように、おおいぬ座の足をたよりに目を地平線の方へ向けると、そこには見慣れない星が!
3等星ぐらいの明るさで、ポツンと輝いているではないか。
これが噂に聞いた、あのカノープスか! 眼を凝らすと、少し茶色がかってはいるが、思っていたより明るい。
ボーっとしている間もなく、急いで双眼鏡を取り出し、付近の星と一緒にスケッチをする。
本当にカノープスかどうかを、後で星図と照合して、確認するためだ。
おおいぬの足の南には、肉眼で大きなMの字の形をした星があることが分かった。
よく見ると、カノープスの付近には、ひし形の4つの星があり、そこから左上に向かって先のM字の真ん中の
星につながっている。これらの星と、カノープスの位置関係を記録しておけば良い。
スケッチが終わって、しばらくの間、幸運の女神は自分に余韻を楽しませるかのように瞬き続け、やがて闇に消えた。
この間、30分以上はあっただろうか。
宿に戻り、早速インターネットでカノープスが撮影された写真をダウンロードして、スケッチと比べてみた。
果たして、自分の見たカノープスは間違いなく本物だった。
この時、興奮は感動になり、改めて喜びが胸の奥からにじみ出てきた。
10月29日深夜、この日は寝坊したため南中時刻ちょうどに現地に到着。
日曜日もあって、現地にはすでに日の出を見る?ためのギャラリーの車が数台。
しかし、たった1個の星を見るためにわざわざここに来る物好きは自分くらいのものだろう。
昨日と同じ場所が空いていたので、ここに陣取ることに。
ライトを消して窓を開けると、残念ながら南天の空は薄暮の雲で、コンディションは良くない。
おおいぬの足さえも、時折雲間に隠れてしまうほど。
しかし、しかし! こんな状態でも、幸運の女神は、再び今夜も笑顔を見せてくれた!
肉眼で昨夜よりは弱い光ながらも、昨夜と同じ場所に。
双眼鏡を取り出して覗いてみたが、昨日見えていた、付近の細かい星星は、今日は確認できず。
やがて10分ほどで、カノープスは双眼鏡の視界から消えてしまった。
気がつくと、オリオンもおおいぬも厚い雲に覆われて、一部だけになってしまっていた。
こんな悪コンディションの中で、カノープスが良く見えたものだ。
2日続けて、カノープスを肉眼で見せてくれたことに、ただただ幸運の女神に感謝するばかりである。
<コラム>カノープスについて
別名、南極老人星。
昔の中国ではカノープスは南極老人星と呼ばれていました。命名した人が住んでいた場所が
東京と同様にこの星を見ることが困難だったため、この星を見た者は長寿になるという伝説が
生まれたようです。また、高度の低いため赤みがかって見えることから、寿老人、南極老人星
と呼ばれるようになったとのことです。
日本では、千葉の南房総の布良という所で、地名にちなんで「めらぼし」と呼ばれていました。
その他の地方でも、いろいろな呼び方をされています。
東京では、冬の南天低く(地平線より高度2度)天気の条件の良い時のみ見ることができます。
日記からの引用ですので、文語体で堅め?ですがご了承ください。
「カノープスが見たい」
ほのかな期待を込めて、10月も終わりに近い週末、千葉の刑部岬にやって来た。
この星は元来、厳冬の季節の星座なので、普通は1月か2月に見るものと相場は決まっている。
事前に、家で星座早見盤で調べてみると、この時期、カノープスの南中は午前4時。
これ以上南中が遅いと、夜明けまで間がないので、条件的に不利。
これなら何とかギリギリ見えるかもしれない、と思い、早速、双眼鏡を買って出発の準備をした。
10月28日深夜、南中時刻の少し前に現地に到着。
車の運転席の窓から南天が良く見える場所に駐車して、ライトを消した。
窓を開け、目を空にやると、まばゆいばかりの星空が見えてきた。
決して満天の星空とは言いがたいが、東京で見るのとは比べ物にならないほど、暗い星まで見えている。
オリオンの大星雲はもちろん、おおいぬ座のシリウスのすぐ南にある散開星団も確認できる。
で、いつものように、おおいぬ座の足をたよりに目を地平線の方へ向けると、そこには見慣れない星が!
3等星ぐらいの明るさで、ポツンと輝いているではないか。
これが噂に聞いた、あのカノープスか! 眼を凝らすと、少し茶色がかってはいるが、思っていたより明るい。
ボーっとしている間もなく、急いで双眼鏡を取り出し、付近の星と一緒にスケッチをする。
本当にカノープスかどうかを、後で星図と照合して、確認するためだ。
おおいぬの足の南には、肉眼で大きなMの字の形をした星があることが分かった。
よく見ると、カノープスの付近には、ひし形の4つの星があり、そこから左上に向かって先のM字の真ん中の
星につながっている。これらの星と、カノープスの位置関係を記録しておけば良い。
スケッチが終わって、しばらくの間、幸運の女神は自分に余韻を楽しませるかのように瞬き続け、やがて闇に消えた。
この間、30分以上はあっただろうか。
宿に戻り、早速インターネットでカノープスが撮影された写真をダウンロードして、スケッチと比べてみた。
果たして、自分の見たカノープスは間違いなく本物だった。
この時、興奮は感動になり、改めて喜びが胸の奥からにじみ出てきた。
10月29日深夜、この日は寝坊したため南中時刻ちょうどに現地に到着。
日曜日もあって、現地にはすでに日の出を見る?ためのギャラリーの車が数台。
しかし、たった1個の星を見るためにわざわざここに来る物好きは自分くらいのものだろう。
昨日と同じ場所が空いていたので、ここに陣取ることに。
ライトを消して窓を開けると、残念ながら南天の空は薄暮の雲で、コンディションは良くない。
おおいぬの足さえも、時折雲間に隠れてしまうほど。
しかし、しかし! こんな状態でも、幸運の女神は、再び今夜も笑顔を見せてくれた!
肉眼で昨夜よりは弱い光ながらも、昨夜と同じ場所に。
双眼鏡を取り出して覗いてみたが、昨日見えていた、付近の細かい星星は、今日は確認できず。
やがて10分ほどで、カノープスは双眼鏡の視界から消えてしまった。
気がつくと、オリオンもおおいぬも厚い雲に覆われて、一部だけになってしまっていた。
こんな悪コンディションの中で、カノープスが良く見えたものだ。
2日続けて、カノープスを肉眼で見せてくれたことに、ただただ幸運の女神に感謝するばかりである。
<コラム>カノープスについて
別名、南極老人星。
昔の中国ではカノープスは南極老人星と呼ばれていました。命名した人が住んでいた場所が
東京と同様にこの星を見ることが困難だったため、この星を見た者は長寿になるという伝説が
生まれたようです。また、高度の低いため赤みがかって見えることから、寿老人、南極老人星
と呼ばれるようになったとのことです。
日本では、千葉の南房総の布良という所で、地名にちなんで「めらぼし」と呼ばれていました。
その他の地方でも、いろいろな呼び方をされています。
東京では、冬の南天低く(地平線より高度2度)天気の条件の良い時のみ見ることができます。
第3話:2020-10 九十九里/外房エリア・プチ移動(430/1200)
2020-10、430MHz/1200MHzにて、九十九里/外房エリアのプチ移動を行いました。以下はその記録です。
2020-1002 山武市(JCC1237)移動
・蓮沼海岸の近くにて(海抜0m)
・430 FM/FT8, 1200 FM/FT8 (RIG:IC-9700, ANT:430=15EL,1200=18EL 3mH)
・430FMで愛知県の固定局から59のリポートを貰いました!
2020-1003 匝瑳市(JCC1235)移動
・八日市場駅近く、国道南側の農道脇にて(海抜?m)
・430 FM/FT8, 1200 FM/FT8 (RIG:IC-9700, ANT:430=15EL,1200=18EL 3mH)
・西側に森が見えたので2エリアは無理かな?と思ったのですが、なんとか名古屋まで
飛んでいきました。
・ちょうど資材置場だったらしく、運用中に隣の空き地にすぐさま場所移動。
こんな時ANTを上げたままで車を動かせるのはとても便利です。
2020-1003 旭市(JCC1215)移動
・いつもの刑部岬にて
・430 FM/FT8, 1200 FM/FT8 (RIG:IC-9700, ANT:430=15EL,1200=18EL 3mH)
・JCC1235の帰りにちょこっと移動運用
・1200FT8で初めて3エリアの常連局を受信しました!(神戸市)
18ELシングルでは3エリアはまず無理と思っていたのでCQが見えた時は驚きましたが、
ピークでは-03で入感していました。必死に呼び続けましたが1Wでは当然CallBackなし・・・。
でもANTをグレードアップすれば移動でも交信の可能性が出てきました。今後に期待します。
2020-1004 横芝光町(JCG12008I)移動
・木戸浜にて(海抜0m)
・430 FM/FT8 (RIG:IC-9700, ANT:430=15EL,1200=18EL 3mH)
・潮風でANTが砂だらけに・・・
・一瞬、福井の局のCQが浮き上がってきましたが、1シーケンスのみ。残念・・・
・一見良さそうなロケでしたがGWは2エリアが精一杯。次回は場所を変えてチャレンジ。
2020-1018 勝浦市(JCC1218)移動
・勝浦灯台近く(海抜?m)
・430 FM/CW/FT8, 1200 FM/CW/FT8 (RIG:IC-9700, ANT:430=15EL,1200=18EL 3mH)
・この日は千葉コンテストが行われていましたが、北側がブロックされているロケの関係で
肝心の千葉方面との交信はさっぱりで、県外局との交信ばかりになってしまいました(笑)
430FT8では各局ともQSBが激しいながらも、3エリア(奈良)まで飛んでいきました。
奈良局の信号は弱いながらも不思議なほどに安定して長時間聞こえていました。
・せっかく勝浦に来たので、隣市の鴨川の音声デジピータ(JM1YUK)へのアクセスもトライ。
結果は438.02が59+20, 1296.34がRS55とさほど強くなく(430も旭の方が強い)、やはり
地形的な要因でサービスエリアが限定されていることを感じました。
・いつも430でQSO頂いている、地元勝浦市のJR1WFW局ともアイボールQSO!
日曜日で家族サービスでお忙しいところ、雨の中訪ねに来てくださいました。
お土産に1200のツインループ八木まで貸出させて頂きました。近いうちに移動運用で実際に
使ってみたいと思います。WFW局、VY TNX!
2020-1002 山武市(JCC1237)移動
・蓮沼海岸の近くにて(海抜0m)
・430 FM/FT8, 1200 FM/FT8 (RIG:IC-9700, ANT:430=15EL,1200=18EL 3mH)
・430FMで愛知県の固定局から59のリポートを貰いました!
2020-1003 匝瑳市(JCC1235)移動
・八日市場駅近く、国道南側の農道脇にて(海抜?m)
・430 FM/FT8, 1200 FM/FT8 (RIG:IC-9700, ANT:430=15EL,1200=18EL 3mH)
・西側に森が見えたので2エリアは無理かな?と思ったのですが、なんとか名古屋まで
飛んでいきました。
・ちょうど資材置場だったらしく、運用中に隣の空き地にすぐさま場所移動。
こんな時ANTを上げたままで車を動かせるのはとても便利です。
2020-1003 旭市(JCC1215)移動
・いつもの刑部岬にて
・430 FM/FT8, 1200 FM/FT8 (RIG:IC-9700, ANT:430=15EL,1200=18EL 3mH)
・JCC1235の帰りにちょこっと移動運用
・1200FT8で初めて3エリアの常連局を受信しました!(神戸市)
18ELシングルでは3エリアはまず無理と思っていたのでCQが見えた時は驚きましたが、
ピークでは-03で入感していました。必死に呼び続けましたが1Wでは当然CallBackなし・・・。
でもANTをグレードアップすれば移動でも交信の可能性が出てきました。今後に期待します。
2020-1004 横芝光町(JCG12008I)移動
・木戸浜にて(海抜0m)
・430 FM/FT8 (RIG:IC-9700, ANT:430=15EL,1200=18EL 3mH)
・潮風でANTが砂だらけに・・・
・一瞬、福井の局のCQが浮き上がってきましたが、1シーケンスのみ。残念・・・
・一見良さそうなロケでしたがGWは2エリアが精一杯。次回は場所を変えてチャレンジ。
2020-1018 勝浦市(JCC1218)移動
・勝浦灯台近く(海抜?m)
・430 FM/CW/FT8, 1200 FM/CW/FT8 (RIG:IC-9700, ANT:430=15EL,1200=18EL 3mH)
・この日は千葉コンテストが行われていましたが、北側がブロックされているロケの関係で
肝心の千葉方面との交信はさっぱりで、県外局との交信ばかりになってしまいました(笑)
430FT8では各局ともQSBが激しいながらも、3エリア(奈良)まで飛んでいきました。
奈良局の信号は弱いながらも不思議なほどに安定して長時間聞こえていました。
・せっかく勝浦に来たので、隣市の鴨川の音声デジピータ(JM1YUK)へのアクセスもトライ。
結果は438.02が59+20, 1296.34がRS55とさほど強くなく(430も旭の方が強い)、やはり
地形的な要因でサービスエリアが限定されていることを感じました。
・いつも430でQSO頂いている、地元勝浦市のJR1WFW局ともアイボールQSO!
日曜日で家族サービスでお忙しいところ、雨の中訪ねに来てくださいました。
お土産に1200のツインループ八木まで貸出させて頂きました。近いうちに移動運用で実際に
使ってみたいと思います。WFW局、VY TNX!
プロフィール
HN:
hezhi
性別:
男性
自己紹介:
無線と自然と夜空の星をこよなく愛するアナログおやじです。
アマチュア無線は学生時代からやっていますが、最近ではUHFの
移動運用に加えてHFのDX(Digital Mode)の面白さにハマっています。
更新記録(2023-1005)
・My HF DX statusを詳細化しました。
My HF DX status (2021-0101 to 2025-0413) (FT8)
WAC
160m : remain SA, AF
80m : remain AF (Cfm)
80m-10m : completed (Wkd)
WAZ (cfm/wkd)
mixed : 39/40
160m : 14/
80m : 28/
40m : 38/
30m : 37/
20m : 36/
17m : 38/
15m : 37/
12m : 36/
10m : 37/
WAS (cfm/wkd)
mixed : 50/50
160m : 7/
80m : 30/
40m : 47/48
30m : 46/46
20m : 49/49
17m : 50/50
15m : 50/50
12m : 50/50
10m : 50/50
DXCC (cfm/wkd)
mixed : 205/227
160m : 13/14
80m : 79/92
40m : 138/156
30m : 131/148
20m : 123/142
17m : 137/157
15m : 146/165
12m : 121/143
10m : 138/157
アマチュア無線は学生時代からやっていますが、最近ではUHFの
移動運用に加えてHFのDX(Digital Mode)の面白さにハマっています。
更新記録(2023-1005)
・My HF DX statusを詳細化しました。
My HF DX status (2021-0101 to 2025-0413) (FT8)
WAC
160m : remain SA, AF
80m : remain AF (Cfm)
80m-10m : completed (Wkd)
WAZ (cfm/wkd)
mixed : 39/40
160m : 14/
80m : 28/
40m : 38/
30m : 37/
20m : 36/
17m : 38/
15m : 37/
12m : 36/
10m : 37/
WAS (cfm/wkd)
mixed : 50/50
160m : 7/
80m : 30/
40m : 47/48
30m : 46/46
20m : 49/49
17m : 50/50
15m : 50/50
12m : 50/50
10m : 50/50
DXCC (cfm/wkd)
mixed : 205/227
160m : 13/14
80m : 79/92
40m : 138/156
30m : 131/148
20m : 123/142
17m : 137/157
15m : 146/165
12m : 121/143
10m : 138/157
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