BJYの備忘録
千葉県東総でアマチュア無線を楽しんでいます。 以前は九十九里エリアでお手軽移動運用がメインでした(UHF)。 コロナ禍以降は固定運用がメイン(HF)。 実家(東京八王子市)からも時々QRVしています。
第61話:久しぶりに21MHzに出てみたら (その4)
              DX0NEの"ニセモノ"が沢山
前回に引き続き、21MHzの話題です。
この春、DX0NE(スプラトリー諸島=南沙諸島)のDXペディションが行われました。
南沙諸島は、ご存じのとおり数カ国が領有権を主張している危険地帯で、過去には
DXペディションのHAM一行が上陸前に銃撃に遭い死亡した悲惨な出来事があります。
私自身は、旧コールサイン時代の40数年前に、「1S1DX」のDXペディション局と
21MHzSSBで交信しており、その時の印象が鮮明に今でも脳裏に焼き付いています。
今回のDX0NEは、フィリピンのHAMによるDXペディションで、当初は28MHzを中心に
QRVした様子です。私には28MHzのANTを降ろしたばかりだったため、指をくわえて
見ているだけでしたが、GWになってようやく21MHzにも出て来てくれました。
そして5/5の夕方、21.096MHzのFT8でQSOに成功しました。

位置的には日本から近距離ですので、もっと強い信号でも良さそうな感じですが、
QRZ.comの紹介写真では、21MHzのANTは地上高0mのバーチカルの様子ですので、
このレポートも納得です。
さて、事前にアナウンスされた21.096MHzでDX0NEとのQSOを無事に終え、
日が変わり、GW週末のFT8通常周波数の21.074MHzを覗いてみたら、とんでもない事になっていました。
同一周波数に"DX0NE"が2局いる!?
何と、同じ周波数に"DX0NE"が2局います。
1局は強力で+10dbで入感、もう1局は弱く-8dbで入感しています。
2局ともF/Hモードではなく、普通の交信です。
2局ともCQを出して、2局とも全世界からのパイルアップに応答しています。
もう訳が分かりません。
多分、強い方がパイレート(ニセモノ)、あるいは両方ともパイレートでしょう。
本物であれば21.096MHzに出てくるハズです。
案の定、それから間もなく21.096MHzに御本尊が出てきました。
こちらはマルチスレッドのF/Hモードなので、本物に間違いないと思います。
21.074MHzに戻ってみると、先の強力なニセモノがまだQSOを続けています。
傍らで「DX0NE IS ****」( この局はパイレートだよ ) と警告を発している局もいます。
それなのに、多くの局はこのパイレート局をラブコールしています。
パイレート局は、やがてQSOに飽きたのか、ありえない別のコールサイン(DX0NECHI*)で
CQを出し始めました。
さすがにこんなふざけたコールサインに応答する局はないだろうと、面白半分にCQを
出している様子です。
でも驚いたことに、またまた多くの局が呼んでパイルアップ状態になっています。
しかも良く見てみると、6mで良く見かけるJAのDXerまでパイルに参加しています。
パイレート局は、CQ連呼してもコールが途切れないので、仕方なく応答を始めました。
・・・
以上が、この日の呆れた顛末です。
平然とDXペディション局のコールサインを騙ってCQを出す方も出す方ですが、
明らかにニセモノと分かっている局に対して、コールする方もどうかしています。
何だか悲しい想いがしました。
            
                                                                                   
          前回に引き続き、21MHzの話題です。
この春、DX0NE(スプラトリー諸島=南沙諸島)のDXペディションが行われました。
南沙諸島は、ご存じのとおり数カ国が領有権を主張している危険地帯で、過去には
DXペディションのHAM一行が上陸前に銃撃に遭い死亡した悲惨な出来事があります。
私自身は、旧コールサイン時代の40数年前に、「1S1DX」のDXペディション局と
21MHzSSBで交信しており、その時の印象が鮮明に今でも脳裏に焼き付いています。
今回のDX0NEは、フィリピンのHAMによるDXペディションで、当初は28MHzを中心に
QRVした様子です。私には28MHzのANTを降ろしたばかりだったため、指をくわえて
見ているだけでしたが、GWになってようやく21MHzにも出て来てくれました。
そして5/5の夕方、21.096MHzのFT8でQSOに成功しました。
位置的には日本から近距離ですので、もっと強い信号でも良さそうな感じですが、
QRZ.comの紹介写真では、21MHzのANTは地上高0mのバーチカルの様子ですので、
このレポートも納得です。
さて、事前にアナウンスされた21.096MHzでDX0NEとのQSOを無事に終え、
日が変わり、GW週末のFT8通常周波数の21.074MHzを覗いてみたら、とんでもない事になっていました。
同一周波数に"DX0NE"が2局いる!?
何と、同じ周波数に"DX0NE"が2局います。
1局は強力で+10dbで入感、もう1局は弱く-8dbで入感しています。
2局ともF/Hモードではなく、普通の交信です。
2局ともCQを出して、2局とも全世界からのパイルアップに応答しています。
もう訳が分かりません。
多分、強い方がパイレート(ニセモノ)、あるいは両方ともパイレートでしょう。
本物であれば21.096MHzに出てくるハズです。
案の定、それから間もなく21.096MHzに御本尊が出てきました。
こちらはマルチスレッドのF/Hモードなので、本物に間違いないと思います。
21.074MHzに戻ってみると、先の強力なニセモノがまだQSOを続けています。
傍らで「DX0NE IS ****」( この局はパイレートだよ ) と警告を発している局もいます。
それなのに、多くの局はこのパイレート局をラブコールしています。
パイレート局は、やがてQSOに飽きたのか、ありえない別のコールサイン(DX0NECHI*)で
CQを出し始めました。
さすがにこんなふざけたコールサインに応答する局はないだろうと、面白半分にCQを
出している様子です。
でも驚いたことに、またまた多くの局が呼んでパイルアップ状態になっています。
しかも良く見てみると、6mで良く見かけるJAのDXerまでパイルに参加しています。
パイレート局は、CQ連呼してもコールが途切れないので、仕方なく応答を始めました。
・・・
以上が、この日の呆れた顛末です。
平然とDXペディション局のコールサインを騙ってCQを出す方も出す方ですが、
明らかにニセモノと分かっている局に対して、コールする方もどうかしています。
何だか悲しい想いがしました。
PR
            プロフィール
HN:
hezhi
性別:
男性
自己紹介:
          無線と自然と夜空の星をこよなく愛するアナログおやじです。
アマチュア無線は学生時代からやっていますが、最近ではUHFの
移動運用に加えてHFのDX(Digital Mode)の面白さにハマっています。
My HF DX status (2021-0101 to 2025-0918) (FT8)
WAC
160m : remain SA, AF
80m-10m : completed (Wkd)
WAZ (cfm/wkd)
mixed : 39/40
160m : 14/
80m : 28/
40m : 38/
30m : 37/
20m : 36/
17m : 38/
15m : 37/
12m : 36/
10m : 37/
WAS (cfm/wkd)
mixed : 50/50
160m : 7/
80m : 30/
40m : 47/48
30m : 46/46
20m : 50/50
17m : 50/50
15m : 50/50
12m : 50/50
10m : 50/50
DXCC (cfm/wkd)
mixed : 209/235
160m : 13/14
80m : 85/96
40m : 142/159
30m : 134/156
20m : 138/164
17m : 138/159
15m : 152/169
12m : 124/147
10m : 140/159
アマチュア無線は学生時代からやっていますが、最近ではUHFの
移動運用に加えてHFのDX(Digital Mode)の面白さにハマっています。
My HF DX status (2021-0101 to 2025-0918) (FT8)
WAC
160m : remain SA, AF
80m-10m : completed (Wkd)
WAZ (cfm/wkd)
mixed : 39/40
160m : 14/
80m : 28/
40m : 38/
30m : 37/
20m : 36/
17m : 38/
15m : 37/
12m : 36/
10m : 37/
WAS (cfm/wkd)
mixed : 50/50
160m : 7/
80m : 30/
40m : 47/48
30m : 46/46
20m : 50/50
17m : 50/50
15m : 50/50
12m : 50/50
10m : 50/50
DXCC (cfm/wkd)
mixed : 209/235
160m : 13/14
80m : 85/96
40m : 142/159
30m : 134/156
20m : 138/164
17m : 138/159
15m : 152/169
12m : 124/147
10m : 140/159
カテゴリー
最新記事
(10/06)
(09/16)
(09/14)
(09/05)
(09/02)
           
  