BJYの備忘録
千葉県東総でアマチュア無線を楽しんでいます。 以前は九十九里エリアでお手軽移動運用がメインでした(UHF)。 コロナ禍以降は固定運用がメイン(HF)。 実家(東京八王子市)からも時々QRVしています。
第69話:眠れない夜
酷暑続きの夏です。
まだ7月で夏本番はこれからだと言うのに、日中の気温は体温超え。
雨も少ないので、毎日の菜園の野菜の水やり作業も一苦労です。
さて無線のアクティビティの方は、17mのDXCC100が一区切りしたので
次は20mと30mを、、、と行きたいところですが、何せこの暑さの中で
20m用/30m用のANTを作る(改造する)気力がありません。
仕方なく、7月後半は、前回のまま17mのANTを上げることにしました。
コンディションは、決して夏枯れではなく、夜間~深夜にかけて、
前半の時間帯は北米中心、後半の時間帯はヨーロッパ中心といった感じです。
そんな中、何気なしにQSOしたUSAの局が幸運にも難関のDE(デラウエア州)
だったことがLoTWのQSLで分かり、この時点でこのバンドのWASは
CFM37だったのですが、がぜんやる気が出てきました。
その後も、北米東部が聞こえている時は積極的にコールするようにした結果、
CFM47(WKD48:残りWVとVT)になり、17mWASも射程圏内に入りました!
WVは何度か見えているので、多分最後はVTで上がりでしょう。
EU/AF方面もNew entityが少し増えました。
・3DA0AQ(エスワティニ、旧スワジランド)
・OH0KCE(オーランド諸島)
・HB0RER(リヒテンシュタイン)
3DA0AQは以前からDXクラスタで存在は知っていたのですが、-24dbの信号で
時折 "チラっと"見える程度なので、とても呼べる状態ではありませんでした。
この日も最初は-24dbで無理だろうなと思ったのですが、一瞬 -16dbまで浮いた
タイミングですかさず呼んだところ、応答がありました。
OH0KCEはCQではなく、他のEU局とのQSO中に気が付いて、QSO後に
呼んだところコールバックがありました。信号は厳しかったですが何とか
QSO成功。QRZ.comの紹介記事によるとこの島の常駐局との事です。
HB0RERは15mに続いて2回目のQSOになります。屋根裏ANTの局なので
17mでもQSOできるとは思っていませんでしたが、私の所には意外と強く
入感していました。他のJA局には厳しい信号だった模様です。
これら3局とのQSOはいずれもJAからのパイルアップはなく、気がついた
数局だけが呼んでいた様子でした。
さて、次回からは、DXの話は少しお休みにして、HF帯のアンテナについて
これまでに実験した結果などを色々ご紹介する予定です。ご期待ください。
まだ7月で夏本番はこれからだと言うのに、日中の気温は体温超え。
雨も少ないので、毎日の菜園の野菜の水やり作業も一苦労です。
さて無線のアクティビティの方は、17mのDXCC100が一区切りしたので
次は20mと30mを、、、と行きたいところですが、何せこの暑さの中で
20m用/30m用のANTを作る(改造する)気力がありません。
仕方なく、7月後半は、前回のまま17mのANTを上げることにしました。
コンディションは、決して夏枯れではなく、夜間~深夜にかけて、
前半の時間帯は北米中心、後半の時間帯はヨーロッパ中心といった感じです。
そんな中、何気なしにQSOしたUSAの局が幸運にも難関のDE(デラウエア州)
だったことがLoTWのQSLで分かり、この時点でこのバンドのWASは
CFM37だったのですが、がぜんやる気が出てきました。
その後も、北米東部が聞こえている時は積極的にコールするようにした結果、
CFM47(WKD48:残りWVとVT)になり、17mWASも射程圏内に入りました!
WVは何度か見えているので、多分最後はVTで上がりでしょう。
EU/AF方面もNew entityが少し増えました。
・3DA0AQ(エスワティニ、旧スワジランド)
・OH0KCE(オーランド諸島)
・HB0RER(リヒテンシュタイン)
3DA0AQは以前からDXクラスタで存在は知っていたのですが、-24dbの信号で
時折 "チラっと"見える程度なので、とても呼べる状態ではありませんでした。
この日も最初は-24dbで無理だろうなと思ったのですが、一瞬 -16dbまで浮いた
タイミングですかさず呼んだところ、応答がありました。
OH0KCEはCQではなく、他のEU局とのQSO中に気が付いて、QSO後に
呼んだところコールバックがありました。信号は厳しかったですが何とか
QSO成功。QRZ.comの紹介記事によるとこの島の常駐局との事です。
HB0RERは15mに続いて2回目のQSOになります。屋根裏ANTの局なので
17mでもQSOできるとは思っていませんでしたが、私の所には意外と強く
入感していました。他のJA局には厳しい信号だった模様です。
これら3局とのQSOはいずれもJAからのパイルアップはなく、気がついた
数局だけが呼んでいた様子でした。
さて、次回からは、DXの話は少しお休みにして、HF帯のアンテナについて
これまでに実験した結果などを色々ご紹介する予定です。ご期待ください。
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第68話:18MHzもDXCC-CFM
いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
この6月末の週末に集中的に18MHzを運用した結果、
前回の24MHzに続いて、18MHzもDXCC100をCFMすることが出来ました。
雨で生憎の天気の中、またもやワイヤーANTを18MHz用に改造して、いざQRV。
コンディションはいまいちでしたが、FT8で未交信のエンティティを片っ端から
探して呼びに回り、7/1にLoTWでようやく100をCFM。
深夜に眠い目を擦りながら、AF方面が開けるのを待った甲斐がありました。
D2UY(アンゴラ)※未CFM
FR4OO(レユニオン)
OY1DZ(フェロー諸島)
CU3HN(アゾレス)
3C3CA(赤道ギニア)
TR8CA(ガボン)
Z21ML(ジンバブエ)
8Q7PR(モルディブ)
etc...
QSOいただいたDX各局、ありがとうございます!
この6月末の週末に集中的に18MHzを運用した結果、
前回の24MHzに続いて、18MHzもDXCC100をCFMすることが出来ました。
雨で生憎の天気の中、またもやワイヤーANTを18MHz用に改造して、いざQRV。
コンディションはいまいちでしたが、FT8で未交信のエンティティを片っ端から
探して呼びに回り、7/1にLoTWでようやく100をCFM。
深夜に眠い目を擦りながら、AF方面が開けるのを待った甲斐がありました。
D2UY(アンゴラ)※未CFM
FR4OO(レユニオン)
OY1DZ(フェロー諸島)
CU3HN(アゾレス)
3C3CA(赤道ギニア)
TR8CA(ガボン)
Z21ML(ジンバブエ)
8Q7PR(モルディブ)
etc...
QSOいただいたDX各局、ありがとうございます!
第67話:MFJ-962D 導入 (2)
先日より、同軸ケーブルで給電した7MHzのループアンテナにこのアンテナチューナーを使い始めていますが、なかなか優秀です。
特に、7MHz以外の周波数を無理やり乗せようとした場合、以前のチューナーでは調整がかなりクリチカルだったのが、このチューナーにしてからはすんなりSWRが下がるようになりました。
また、チューニングの仕方で進行波電力がかなり変化することがわかり、以前は単にSWRだけを注視していたのが、より高い効率で低いSWRを得るようにすることが重要だとわかりました。
6月は仕事の都合でほとんどQRVする時間が取れず、VU7、CE0はついに聞くことが出来なかったのですが、VP6Aは6/23にギリギリ間に合いました。
VP6A:デュシー島(20m)、ET3AA:エチオピア(20m)、いずれも7MHzのループANTにMFJ-962Dで無理やり14MHzを乗せてのQSOでした。14MHz用のANTが無かったので間に合わせの運用でしたが、いざという場合にはこれでも役に立ちます。
最後に、チューニング時の目安として、自分で作成した早見表を図示しておきます。
取説には2つのVC(TRANSMITTERとANTENNA)の大まかな位置は記載されているのですが、なぜかL(INDUCTANCE)の位置は言及していません。普通の使い方としてはまずINDUCTANCEを大体の所定の位置にセットしてからチューンを開始すると思われますので、この位置を予め知らないと不便です。
※各バンドの周波数はFT8の運用周波数付近としました。
※MFJ-962DのANT切替SWはCOAX1(不平衡出力)のポジションです。
※負荷は50Ωの終端型電力計です。(500MHzまでSWR1.0でフラットな特性の物です)
※SWRの測定はアンテナアナライザーを用いました。
※番外として仕様規格外の50MHzも測ってみました。(参考までに)
特に、7MHz以外の周波数を無理やり乗せようとした場合、以前のチューナーでは調整がかなりクリチカルだったのが、このチューナーにしてからはすんなりSWRが下がるようになりました。
また、チューニングの仕方で進行波電力がかなり変化することがわかり、以前は単にSWRだけを注視していたのが、より高い効率で低いSWRを得るようにすることが重要だとわかりました。
6月は仕事の都合でほとんどQRVする時間が取れず、VU7、CE0はついに聞くことが出来なかったのですが、VP6Aは6/23にギリギリ間に合いました。
VP6A:デュシー島(20m)、ET3AA:エチオピア(20m)、いずれも7MHzのループANTにMFJ-962Dで無理やり14MHzを乗せてのQSOでした。14MHz用のANTが無かったので間に合わせの運用でしたが、いざという場合にはこれでも役に立ちます。
最後に、チューニング時の目安として、自分で作成した早見表を図示しておきます。
取説には2つのVC(TRANSMITTERとANTENNA)の大まかな位置は記載されているのですが、なぜかL(INDUCTANCE)の位置は言及していません。普通の使い方としてはまずINDUCTANCEを大体の所定の位置にセットしてからチューンを開始すると思われますので、この位置を予め知らないと不便です。
※各バンドの周波数はFT8の運用周波数付近としました。
※MFJ-962DのANT切替SWはCOAX1(不平衡出力)のポジションです。
※負荷は50Ωの終端型電力計です。(500MHzまでSWR1.0でフラットな特性の物です)
※SWRの測定はアンテナアナライザーを用いました。
※番外として仕様規格外の50MHzも測ってみました。(参考までに)
第66話:粋な計らい
日本のプロ野球(NPB)の話題です。
現在、セ/パ交流戦が行われている最中ですが、今年は例年になく話題が豊富で、
各球場での熱い戦いに目が離せません。
そんな中、こんなニュース記事を見つけました。
日本ハムファイターズ.vs.阪神タイガースの3連戦の最終日、
試合が行われた北海道のエスコンフィールド球場の電光掲示板に
次のメッセージが。
「阪神タイガースファンのみなさまへ」
「この3日間、多くの皆様のご来場、誠にありがとうございました。
エスコンフィールドはお楽しみいただけましたでしょうか?
1924年開業の阪神甲子園球場は来年100周年を迎えますが、
わたしたちも偉大な先輩を見習い、
1世紀経っても愛される球場づくりを目指して参ります。
『甲子園も良いけど、エスコンフィールドも良いよね』と皆様に言ってもらえるよう、
今後も真摯にエンターテイメントの追求とサービス改善に努めていきますので、
またのご来場、心よりお待ち申し上げます。」 球場スタッフ一同
--------
遠路遙々、北海道まで試合を見に来てくれた、阪神ファンへの感謝のメッセージ。
こういうのって、いいですよね。
久しぶりに心が和みました。
現在、セ/パ交流戦が行われている最中ですが、今年は例年になく話題が豊富で、
各球場での熱い戦いに目が離せません。
そんな中、こんなニュース記事を見つけました。
日本ハムファイターズ.vs.阪神タイガースの3連戦の最終日、
試合が行われた北海道のエスコンフィールド球場の電光掲示板に
次のメッセージが。
「阪神タイガースファンのみなさまへ」
「この3日間、多くの皆様のご来場、誠にありがとうございました。
エスコンフィールドはお楽しみいただけましたでしょうか?
1924年開業の阪神甲子園球場は来年100周年を迎えますが、
わたしたちも偉大な先輩を見習い、
1世紀経っても愛される球場づくりを目指して参ります。
『甲子園も良いけど、エスコンフィールドも良いよね』と皆様に言ってもらえるよう、
今後も真摯にエンターテイメントの追求とサービス改善に努めていきますので、
またのご来場、心よりお待ち申し上げます。」 球場スタッフ一同
--------
遠路遙々、北海道まで試合を見に来てくれた、阪神ファンへの感謝のメッセージ。
こういうのって、いいですよね。
久しぶりに心が和みました。
第65話:MFJ-962D 導入 (1)
いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
昨年秋にHFハイバンドをシングルバンドのワイヤーANTに替えて以来、
ATU(オートアンテナチューナー)を使わなくなって半年経ちました。
この間、手動式のありふれたアンテナチューナー(DAIWA CL-64)を使っていましたが、
古い製品のためWARCバンドのポジションがなく、SWRメーターもなく、
耐電力も200WPEPだったため、使い勝手は決して良くありませんでした。
特に10/18/24MHzに出る時は、前後のバンドに切り替えてみて
VCの調整範囲に入るようにトライする必要がありました。
(バンドスイッチとVCの目盛りが落書きだらけになりました・・・Hi)
そこで、何か適当なものはないか探していたところ、
以前から気になっていた標記の機種の中古品が手頃な価格で
売りに出ていたので、今回この機会に導入することにしました。
この機種は、バンドスイッチがありません。(コイルにバンド別のタップが出ていない)
その代りに、”ローラーインダクタ”という、従来のタップに相当する接点をローラーに
置き換えることで、コイルのLを連続可変できる機構になっています。
この”ローラーインダクタ”の機構に興味があったので、早速ケースを開けて中を覗いてみました。
ケースを開けてみたところ

右側から見たところ

ローラーインダクタ。ローラーがコイル内側から回転します。

VCもギャップが広くて耐圧がありそう

平行フィーダー用のバランが見えます
第1印象としては、
・ローラーインダクタの機構に感激しました。これはメカがきちんとした設計になっているから出来る技であって、自作はとても無理です。あわよくば真似しようとしても精度がないと接触不良で使い物になりません。
・2つのバリコンは大型で羽根のギャップが広く、ハイパワーでも信頼性がありそうです。
・平行フィーダー専用の外部端子があり、この入力は1:1の大型バランで内部に接続されますので、私のように平行フィーダを多用する局にとっては嬉しい限りです。外部端子もしっかりとした碍子で安心感があります。
・クロスニードルのメーターは一般的なものですが、私にとってはこの手のメーターを使うのは久しぶりなので楽しみです。
一方不満な点としては
・ローラーインダクタの回転軸のギアがしょぼい。バックラッシュも少しあります。もうちょっと剛性のあるものにして欲しいです。
・ローラーインダクタのダイヤルつまみは、大きさは十分ですが、早送りのツバは回すのに苦労します。昔の八重洲のFT-401のようにノブ式にしてほしいです。(因みに上位機種のMFJ-989Dでは最初からノブ式になっている)
・ダイヤルカウンターの目盛をもう少し細かくしてほしい。カウンター目盛り1に対してコイルのローラー位置の変化量が大きいので。
とまぁこんな感じですが、慣れればたぶん使い勝手も良くなるでしょう。今後が楽しみです。
この機種は電気的には、シンプルなC-L-CのT型アンテナチューナーです。
普通に見かけるのはLが固定(タップ切り替え式)でCを可変するタイプですが、
この機種ではLもCも全部可変になっています。
それだけ目的に合った細かなチューニングが可能ということですが、反面、
調整箇所が3か所もあるので、手順を理解しないと何がなんだか分からなくなる
事も想定されます。玄人向きのチューナーと言っても良いでしょう。
また、取説のちょうど半分あたりのページに、次の記述があります。
Note:
The MFJ Air Core™ Roller Inductor is designed with an exclusive Self-Resonance Killer™ that
keeps potentially damaging self-resonances away from your operating frequency. This feature is
switched in and out of the circuit with a built-in switch in the roller. Therefore, as you turn the
roller up and down, you may feel a bump. This is normal and you should not be alarmed.
(Google和訳)
「MFJ Air Core™ ローラー インダクターは、独自の Self-Resonance Killer™ を使用して設計されています。 損傷を与える可能性のある自己共振を動作周波数から遠ざけます。 この機能は ローラーに内蔵されたスイッチで回路の出入りを切り替えます。 したがって、回すと、 ローラーを上下に動かすと、衝撃を感じることがあります。 これは正常なことであり、心配する必要はありません。」
最初読んだだけではこれが何の事なのか意味不明だったのですが、中身を開けてみてすぐに分かりました。

コイルの中間にGNDへのバイパス用ヒンジがあり、ローラーがここを通過すると、ヒンジのカムが上下します。この時に軽い衝撃を感じます。
ローラーが左側(L小)ではヒンジがコイルに接触(SW ON動作)、
ローラーが右側(L大)ではヒンジがコイルから離れる(SW OFF動作)という仕掛けです
今後、実践で使用してみて、色々感じたことなどを記事にしたいと思います。
昨年秋にHFハイバンドをシングルバンドのワイヤーANTに替えて以来、
ATU(オートアンテナチューナー)を使わなくなって半年経ちました。
この間、手動式のありふれたアンテナチューナー(DAIWA CL-64)を使っていましたが、
古い製品のためWARCバンドのポジションがなく、SWRメーターもなく、
耐電力も200WPEPだったため、使い勝手は決して良くありませんでした。
特に10/18/24MHzに出る時は、前後のバンドに切り替えてみて
VCの調整範囲に入るようにトライする必要がありました。
(バンドスイッチとVCの目盛りが落書きだらけになりました・・・Hi)
そこで、何か適当なものはないか探していたところ、
以前から気になっていた標記の機種の中古品が手頃な価格で
売りに出ていたので、今回この機会に導入することにしました。
この機種は、バンドスイッチがありません。(コイルにバンド別のタップが出ていない)
その代りに、”ローラーインダクタ”という、従来のタップに相当する接点をローラーに
置き換えることで、コイルのLを連続可変できる機構になっています。
この”ローラーインダクタ”の機構に興味があったので、早速ケースを開けて中を覗いてみました。
ケースを開けてみたところ
右側から見たところ
ローラーインダクタ。ローラーがコイル内側から回転します。
VCもギャップが広くて耐圧がありそう
平行フィーダー用のバランが見えます
第1印象としては、
・ローラーインダクタの機構に感激しました。これはメカがきちんとした設計になっているから出来る技であって、自作はとても無理です。あわよくば真似しようとしても精度がないと接触不良で使い物になりません。
・2つのバリコンは大型で羽根のギャップが広く、ハイパワーでも信頼性がありそうです。
・平行フィーダー専用の外部端子があり、この入力は1:1の大型バランで内部に接続されますので、私のように平行フィーダを多用する局にとっては嬉しい限りです。外部端子もしっかりとした碍子で安心感があります。
・クロスニードルのメーターは一般的なものですが、私にとってはこの手のメーターを使うのは久しぶりなので楽しみです。
一方不満な点としては
・ローラーインダクタの回転軸のギアがしょぼい。バックラッシュも少しあります。もうちょっと剛性のあるものにして欲しいです。
・ローラーインダクタのダイヤルつまみは、大きさは十分ですが、早送りのツバは回すのに苦労します。昔の八重洲のFT-401のようにノブ式にしてほしいです。(因みに上位機種のMFJ-989Dでは最初からノブ式になっている)
・ダイヤルカウンターの目盛をもう少し細かくしてほしい。カウンター目盛り1に対してコイルのローラー位置の変化量が大きいので。
とまぁこんな感じですが、慣れればたぶん使い勝手も良くなるでしょう。今後が楽しみです。
この機種は電気的には、シンプルなC-L-CのT型アンテナチューナーです。
普通に見かけるのはLが固定(タップ切り替え式)でCを可変するタイプですが、
この機種ではLもCも全部可変になっています。
それだけ目的に合った細かなチューニングが可能ということですが、反面、
調整箇所が3か所もあるので、手順を理解しないと何がなんだか分からなくなる
事も想定されます。玄人向きのチューナーと言っても良いでしょう。
また、取説のちょうど半分あたりのページに、次の記述があります。
Note:
The MFJ Air Core™ Roller Inductor is designed with an exclusive Self-Resonance Killer™ that
keeps potentially damaging self-resonances away from your operating frequency. This feature is
switched in and out of the circuit with a built-in switch in the roller. Therefore, as you turn the
roller up and down, you may feel a bump. This is normal and you should not be alarmed.
(Google和訳)
「MFJ Air Core™ ローラー インダクターは、独自の Self-Resonance Killer™ を使用して設計されています。 損傷を与える可能性のある自己共振を動作周波数から遠ざけます。 この機能は ローラーに内蔵されたスイッチで回路の出入りを切り替えます。 したがって、回すと、 ローラーを上下に動かすと、衝撃を感じることがあります。 これは正常なことであり、心配する必要はありません。」
最初読んだだけではこれが何の事なのか意味不明だったのですが、中身を開けてみてすぐに分かりました。
コイルの中間にGNDへのバイパス用ヒンジがあり、ローラーがここを通過すると、ヒンジのカムが上下します。この時に軽い衝撃を感じます。
ローラーが左側(L小)ではヒンジがコイルに接触(SW ON動作)、
ローラーが右側(L大)ではヒンジがコイルから離れる(SW OFF動作)という仕掛けです
今後、実践で使用してみて、色々感じたことなどを記事にしたいと思います。
プロフィール
HN:
hezhi
性別:
男性
自己紹介:
無線と自然と夜空の星をこよなく愛するアナログおやじです。
アマチュア無線は学生時代からやっていますが、最近ではUHFの
移動運用に加えてHFのDX(Digital Mode)の面白さにハマっています。
My HF DX status (2021-0101 to 2025-0506) (FT8)
WAC
160m : remain SA, AF
80m : remain AF (Cfm)
80m-10m : completed (Wkd)
WAZ (cfm/wkd)
mixed : 39/40
160m : 14/
80m : 28/
40m : 38/
30m : 37/
20m : 36/
17m : 38/
15m : 37/
12m : 36/
10m : 37/
WAS (cfm/wkd)
mixed : 50/50
160m : 7/
80m : 30/
40m : 47/48
30m : 46/46
20m : 49/49
17m : 50/50
15m : 50/50
12m : 50/50
10m : 50/50
DXCC (cfm/wkd)
mixed : 205/231
160m : 13/14
80m : 81/93
40m : 139/156
30m : 131/151
20m : 124/144
17m : 138/157
15m : 147/167
12m : 122/143
10m : 139/157
アマチュア無線は学生時代からやっていますが、最近ではUHFの
移動運用に加えてHFのDX(Digital Mode)の面白さにハマっています。
My HF DX status (2021-0101 to 2025-0506) (FT8)
WAC
160m : remain SA, AF
80m : remain AF (Cfm)
80m-10m : completed (Wkd)
WAZ (cfm/wkd)
mixed : 39/40
160m : 14/
80m : 28/
40m : 38/
30m : 37/
20m : 36/
17m : 38/
15m : 37/
12m : 36/
10m : 37/
WAS (cfm/wkd)
mixed : 50/50
160m : 7/
80m : 30/
40m : 47/48
30m : 46/46
20m : 49/49
17m : 50/50
15m : 50/50
12m : 50/50
10m : 50/50
DXCC (cfm/wkd)
mixed : 205/231
160m : 13/14
80m : 81/93
40m : 139/156
30m : 131/151
20m : 124/144
17m : 138/157
15m : 147/167
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