BJYの備忘録
千葉県東総でアマチュア無線を楽しんでいます。 UHFが好きで、主に九十九里エリアでお手軽移動運用中。 ※blogというより備忘録なので、日記になってません(笑)
カテゴリー「アマチュア無線 - 全般」の記事一覧
- 2023.06.02 第63話:24MHzもDXCC100をCFM
- 2023.05.25 第62話:eQSL 自動ダウンロードソフトの試作 - My eQSL Auto Downloader (1)
- 2023.05.22 第61話:久しぶりに21MHzに出てみたら (その4)
- 2023.05.21 第60話:久しぶりに21MHzに出てみたら (その3)
- 2023.05.18 第59話:久しぶりに21MHzに出てみたら (その2)
第63話:24MHzもDXCC100をCFM
いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今年の春は、HFハイバンドを中心にQRVしておりますが、28MHz、21MHzと
目標のDXCC100をCFMすることができましたので、次の照準を24MHzに定めて
ANTを21MHz用から24MHz用に三度改造して、5月の後半からQRVを始めました。
24MHzは5/6現在、WKD=105、CFM=91ですので、CFMは100まで残り9つです。
さて2週間の成果は、、、
WKD=105→118、CFM=91→100!、ようやく目標の100にこぎつけました。
実際に出てみると、やはりこのバンドは他のバンドに比べて局数が少なく
未交信のEntityを探すのに苦労しました。なおかつ自分はClublogやOQRSに
未だ登録していないので、普通にLoTWにUPしてくれる局でないとCFM数が
伸びません。よって「下手な鉄砲 数撃ちゃ当たる」作戦で行くしかありません。
空のコンディションは、前回の21MHz同様、良い日が有ったかと思えば次の日は
何も聞こえないと言った、予測不能な状態でした。ある日の朝はD2UY(アンゴラ)
1局だけが強力に入感していて、他の局は全く見えない不思議な状態で、この局は
Clublog経由でないとLoTWにUPしてくれないので、私もQSOはしましたが現在も
未CFMのままです。
それでも、ZS(南アフリカ)、SV5(ドデカネス)、3C(赤道ギニア)、SV9(クレタ)、
FW(ウォリス・フツナ)、CU(アゾレス)・・・等々の局がLoTWにUPしてくれたお陰で
やっと100の大台に乗せることができました。QSO頂いたDX各局に感謝致します。
今後の短期目標は、
17M(18MHz)、20M(14MHz)、30M(10MHz)で各々DXCC100をCFMすることです。
今秋までに出来るかな? 甘い期待・・・
今年の春は、HFハイバンドを中心にQRVしておりますが、28MHz、21MHzと
目標のDXCC100をCFMすることができましたので、次の照準を24MHzに定めて
ANTを21MHz用から24MHz用に三度改造して、5月の後半からQRVを始めました。
24MHzは5/6現在、WKD=105、CFM=91ですので、CFMは100まで残り9つです。
さて2週間の成果は、、、
WKD=105→118、CFM=91→100!、ようやく目標の100にこぎつけました。
実際に出てみると、やはりこのバンドは他のバンドに比べて局数が少なく
未交信のEntityを探すのに苦労しました。なおかつ自分はClublogやOQRSに
未だ登録していないので、普通にLoTWにUPしてくれる局でないとCFM数が
伸びません。よって「下手な鉄砲 数撃ちゃ当たる」作戦で行くしかありません。
空のコンディションは、前回の21MHz同様、良い日が有ったかと思えば次の日は
何も聞こえないと言った、予測不能な状態でした。ある日の朝はD2UY(アンゴラ)
1局だけが強力に入感していて、他の局は全く見えない不思議な状態で、この局は
Clublog経由でないとLoTWにUPしてくれないので、私もQSOはしましたが現在も
未CFMのままです。
それでも、ZS(南アフリカ)、SV5(ドデカネス)、3C(赤道ギニア)、SV9(クレタ)、
FW(ウォリス・フツナ)、CU(アゾレス)・・・等々の局がLoTWにUPしてくれたお陰で
やっと100の大台に乗せることができました。QSO頂いたDX各局に感謝致します。
今後の短期目標は、
17M(18MHz)、20M(14MHz)、30M(10MHz)で各々DXCC100をCFMすることです。
今秋までに出来るかな? 甘い期待・・・
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第62話:eQSL 自動ダウンロードソフトの試作 - My eQSL Auto Downloader (1)
(2023.05.31 タイトルを変更しました)
ちょっと話題を変えて先日より、標題の「My eQSL Auto Downloader」というソフトを作っています。
このソフトを作るようになったいきさつは、以下の通りです。
皆さん御存知の通り、eQSL.ccのWebサイトで、自分宛に届いたeQSLカードは、
InboxやArchiveのページでそのカードのサムネイルをクリックすれば拡大表示され、
さらに右クリックで「名前をつけて画像を保存」を選択すれば、指定したフォルダに
画像ファイルを保存することができます。
ただ、このファイル名は"_cfimgxxxxxxxx"のような意味を持たない名称ですので、
必然的にファイル名を自分で変更して、交信日時やコールサインや周波数などの
情報を手作業で入力してやらなければなりません。
eQSLカードの枚数が少ないうちは、この方法でも良いかもしれませんが、枚数が
増えてくると、この一連の作業を手作業で行うのが非常に億劫になります。
そこでこの手間を省くために、「eQSLカードを自動でダウンロードする」ソフト、
所謂「eQSL Auto Downloader」の手を借りることになるわけですが、意外なことに
ネットで探してもこの手のソフトは非常に少なく、現在JAで流通しているソフトは
唯一 "eQSL2Thw" しかありません。
が、このソフトは、TurboHAMLOGで使用することを前提に作られていますので、
私のようにHAMLOGを使わずEXCELでログ管理している場合は、使用不可です。
海外に目を向けると、それっぽいソフトはいくつか見つかるのですが、実際に使って
見た所では、自分の使い勝手の理由もあると思いますが、イマイチという感じでした。
それならばと、今回、タイトルの「My eQSL Auto Downloader」ソフトの自作に
挑戦してみた次第です。
まだまだ完成度が低く、お見せできるようなシロモノではありませんが、
一応途中経過ということでご紹介したいと思います。
(1)まず、ブラウザを開いて、eQSL.ccにログインしておきます。
(2)Inbox+Archive のADIFファイルを自分のPCにダウンロードします。
・・・手順は省略
(3)「My eQSL Auto Downloader」アプリを起動します。
(4)起動画面で、先ほどDLしたADIFファイルを Drag & Drop します。
すると、ADIFファイルに記載された最初のQSOデータが読み込まれます。
(5)「DL開始」ボタンを押すと、最初のQSOデータのQSLカードの画像がブラウザに
拡大表示されます。
(6)数秒後に、この画像が「My eQSL Auto Downloader」画面内にクリップコピーされます。
さらに、クリップされた画像が、指定フォルダに画像ファイルとして保存されます。
この画像ファイルは、自動で次のようなファイル名が生成されます。
この例では[CALLSIGN]-[DATE]-[TIME]-[BAND]-[MODE]の順になっていますが、命名ルールは
カスタマイズ可能です。
(7)これ以降は、いちいち「DL」ボタンを押さなくても、自動的に次のQSOデータが
ADIFファイルから読み込まれ、(5)(6)の処理が行われます。
これをADIF内の最終のQSOデータまで、繰り返し自動で処理が行われます。
(8)途中で止める場合は、「終了」ボタンを押せば、アプリが終了します。
・・・
と、こういった具合です。
まだ不具合や不明な点が多いので、少しづつ修正して完成度を上げるつもりです。
第61話:久しぶりに21MHzに出てみたら (その4)
DX0NEの"ニセモノ"が沢山
前回に引き続き、21MHzの話題です。
この春、DX0NE(スプラトリー諸島=南沙諸島)のDXペディションが行われました。
南沙諸島は、ご存じのとおり数カ国が領有権を主張している危険地帯で、過去には
DXペディションのHAM一行が上陸前に銃撃に遭い死亡した悲惨な出来事があります。
私自身は、旧コールサイン時代の40数年前に、「1S1DX」のDXペディション局と
21MHzSSBで交信しており、その時の印象が鮮明に今でも脳裏に焼き付いています。
今回のDX0NEは、フィリピンのHAMによるDXペディションで、当初は28MHzを中心に
QRVした様子です。私には28MHzのANTを降ろしたばかりだったため、指をくわえて
見ているだけでしたが、GWになってようやく21MHzにも出て来てくれました。
そして5/5の夕方、21.096MHzのFT8でQSOに成功しました。

位置的には日本から近距離ですので、もっと強い信号でも良さそうな感じですが、
QRZ.comの紹介写真では、21MHzのANTは地上高0mのバーチカルの様子ですので、
このレポートも納得です。
さて、事前にアナウンスされた21.096MHzでDX0NEとのQSOを無事に終え、
日が変わり、GW週末のFT8通常周波数の21.074MHzを覗いてみたら、とんでもない事になっていました。
同一周波数に"DX0NE"が2局いる!?
何と、同じ周波数に"DX0NE"が2局います。
1局は強力で+10dbで入感、もう1局は弱く-8dbで入感しています。
2局ともF/Hモードではなく、普通の交信です。
2局ともCQを出して、2局とも全世界からのパイルアップに応答しています。
もう訳が分かりません。
多分、強い方がパイレート(ニセモノ)、あるいは両方ともパイレートでしょう。
本物であれば21.096MHzに出てくるハズです。
案の定、それから間もなく21.096MHzに御本尊が出てきました。
こちらはマルチスレッドのF/Hモードなので、本物に間違いないと思います。
21.074MHzに戻ってみると、先の強力なニセモノがまだQSOを続けています。
傍らで「DX0NE IS ****」( この局はパイレートだよ ) と警告を発している局もいます。
それなのに、多くの局はこのパイレート局をラブコールしています。
パイレート局は、やがてQSOに飽きたのか、ありえない別のコールサイン(DX0NECHI*)で
CQを出し始めました。
さすがにこんなふざけたコールサインに応答する局はないだろうと、面白半分にCQを
出している様子です。
でも驚いたことに、またまた多くの局が呼んでパイルアップ状態になっています。
しかも良く見てみると、6mで良く見かけるJAのDXerまでパイルに参加しています。
パイレート局は、CQ連呼してもコールが途切れないので、仕方なく応答を始めました。
・・・
以上が、この日の呆れた顛末です。
平然とDXペディション局のコールサインを騙ってCQを出す方も出す方ですが、
明らかにニセモノと分かっている局に対して、コールする方もどうかしています。
何だか悲しい想いがしました。
前回に引き続き、21MHzの話題です。
この春、DX0NE(スプラトリー諸島=南沙諸島)のDXペディションが行われました。
南沙諸島は、ご存じのとおり数カ国が領有権を主張している危険地帯で、過去には
DXペディションのHAM一行が上陸前に銃撃に遭い死亡した悲惨な出来事があります。
私自身は、旧コールサイン時代の40数年前に、「1S1DX」のDXペディション局と
21MHzSSBで交信しており、その時の印象が鮮明に今でも脳裏に焼き付いています。
今回のDX0NEは、フィリピンのHAMによるDXペディションで、当初は28MHzを中心に
QRVした様子です。私には28MHzのANTを降ろしたばかりだったため、指をくわえて
見ているだけでしたが、GWになってようやく21MHzにも出て来てくれました。
そして5/5の夕方、21.096MHzのFT8でQSOに成功しました。
位置的には日本から近距離ですので、もっと強い信号でも良さそうな感じですが、
QRZ.comの紹介写真では、21MHzのANTは地上高0mのバーチカルの様子ですので、
このレポートも納得です。
さて、事前にアナウンスされた21.096MHzでDX0NEとのQSOを無事に終え、
日が変わり、GW週末のFT8通常周波数の21.074MHzを覗いてみたら、とんでもない事になっていました。
同一周波数に"DX0NE"が2局いる!?
何と、同じ周波数に"DX0NE"が2局います。
1局は強力で+10dbで入感、もう1局は弱く-8dbで入感しています。
2局ともF/Hモードではなく、普通の交信です。
2局ともCQを出して、2局とも全世界からのパイルアップに応答しています。
もう訳が分かりません。
多分、強い方がパイレート(ニセモノ)、あるいは両方ともパイレートでしょう。
本物であれば21.096MHzに出てくるハズです。
案の定、それから間もなく21.096MHzに御本尊が出てきました。
こちらはマルチスレッドのF/Hモードなので、本物に間違いないと思います。
21.074MHzに戻ってみると、先の強力なニセモノがまだQSOを続けています。
傍らで「DX0NE IS ****」( この局はパイレートだよ ) と警告を発している局もいます。
それなのに、多くの局はこのパイレート局をラブコールしています。
パイレート局は、やがてQSOに飽きたのか、ありえない別のコールサイン(DX0NECHI*)で
CQを出し始めました。
さすがにこんなふざけたコールサインに応答する局はないだろうと、面白半分にCQを
出している様子です。
でも驚いたことに、またまた多くの局が呼んでパイルアップ状態になっています。
しかも良く見てみると、6mで良く見かけるJAのDXerまでパイルに参加しています。
パイレート局は、CQ連呼してもコールが途切れないので、仕方なく応答を始めました。
・・・
以上が、この日の呆れた顛末です。
平然とDXペディション局のコールサインを騙ってCQを出す方も出す方ですが、
明らかにニセモノと分かっている局に対して、コールする方もどうかしています。
何だか悲しい想いがしました。
第60話:久しぶりに21MHzに出てみたら (その3)
バンドがQRMMの嵐
前回から引き続き21MHzの話題です。
久しぶりに21MHzのFT8に出てみたのは良いのですが、
このバンドはただでさえQRMが多いのに、折りしもGWの期間中は、
中国の記念局 (B*CRA)と、ロシアの記念局 (RP76*)が出ており、
これら記念局のCQと、記念局を呼ぶ多数の局がゴチャゴチャに重なって
頭の痛くなるようなQRM状態でした。
中国局はB1CRA~B0CRAに至るまで何時でも強力に入感していましたが、
私にはこれらの記念局には興味が無かったのでコールせず、かと言って
ヨーロッパの局を探そうにもQRMの嵐で探すのが大変でしたので、自ら
ひたすら "CQ EU"を出しておりました。
中国の記念局に関しては、興味が無いのも理由の1つなのですが、もう1つの理由は、
電波がノイジーなこと。今回受信した局の信号はどれもまともでしたが、
前回(2022年)受信した時は、スプリアスが目立つ局が結構いました。
上の画像を見てください。
900Hzあたりに見える強力な信号が記念局の電波です。
2700Hzから2900Hzに亘って見える信号は、この記念局のスプリアスです。
御本尊の信号の強弱に応じて、スプリアスも追従しているのがわかります。
FT8ではハイパワー局に近接スプリアスが目立つ局が結構いるのですが
高調波のスプリアスでここまで酷い局は滅多にいません。
この時の信号は、耳で聞いても「ピー」ではなく「ビィィー」という音で、
いかにも高調波が乗っているなという感じでした。
記念局を運用する際は、個人局よりも細心の注意を払って電波を出してほしいものです。
前回から引き続き21MHzの話題です。
久しぶりに21MHzのFT8に出てみたのは良いのですが、
このバンドはただでさえQRMが多いのに、折りしもGWの期間中は、
中国の記念局 (B*CRA)と、ロシアの記念局 (RP76*)が出ており、
これら記念局のCQと、記念局を呼ぶ多数の局がゴチャゴチャに重なって
頭の痛くなるようなQRM状態でした。
中国局はB1CRA~B0CRAに至るまで何時でも強力に入感していましたが、
私にはこれらの記念局には興味が無かったのでコールせず、かと言って
ヨーロッパの局を探そうにもQRMの嵐で探すのが大変でしたので、自ら
ひたすら "CQ EU"を出しておりました。
中国の記念局に関しては、興味が無いのも理由の1つなのですが、もう1つの理由は、
電波がノイジーなこと。今回受信した局の信号はどれもまともでしたが、
前回(2022年)受信した時は、スプリアスが目立つ局が結構いました。
上の画像を見てください。
900Hzあたりに見える強力な信号が記念局の電波です。
2700Hzから2900Hzに亘って見える信号は、この記念局のスプリアスです。
御本尊の信号の強弱に応じて、スプリアスも追従しているのがわかります。
FT8ではハイパワー局に近接スプリアスが目立つ局が結構いるのですが
高調波のスプリアスでここまで酷い局は滅多にいません。
この時の信号は、耳で聞いても「ピー」ではなく「ビィィー」という音で、
いかにも高調波が乗っているなという感じでした。
記念局を運用する際は、個人局よりも細心の注意を払って電波を出してほしいものです。
第59話:久しぶりに21MHzに出てみたら (その2)
屋根裏アンテナの局とQSO! (HB0RER)
前回から引き続き21MHzの話題です。
GWのとある日、この日はEUのコンディションが良好で、西欧諸国がFBに入感しておりました。
そんな中、F(フランス)やDL(ドイツ)に混じってチラッと見えたのがHB0RER(リヒテンシュタイン)。
HB0(リヒテンシュタイン)はHB9(スイス)とOE(オーストリア)の間にある山岳地帯の小国で、
ヨーロッパの中でも滅多に聞こえないレアな所です。
私も21MHzでは初めての所でしたので、是非QSOを!と思い呼んでみたのですが、
-24dbで時折チラッと見えるだけで、果たして自分にコールバックがあったかどうかもわかりません。
送信を止めてバンドの様子を見てみましたが、自分以外にJAからコールしている局は確認できず、
本当に信号が弱かったのだなと実感しました。
その夜、何気なくQRZ.comでHB0RERのページを見てみたら、そこには驚きの紹介記事が!
・RIG=IC7300(100W)ベアフット
・ANT=屋根裏(ロフト)に設置したステルスタイプのループアンテナ
と書かれています。
え? 屋根裏のアンテナ! それも100Wで!
つまり、たった今受信していた信号は、このシステムで送信していた電波!
よく受信できたなぁ、と今度は此方が驚いてしまいました。
この「ステルスタイプのループアンテナ」、型番で検索してみたら、後述するように
奇妙な形をしたアンテナでした。
こんな調子でしたので、再び聞こえるチャンスは多分ないだろうな
・・・と思っていたのですが、奇跡は数日後にやって来ました!
5/3の夜、この日もEUのコンディションは良好で、そんな中、数日前に見えたHB0RERが再び-24dbで見え始めました。
しかしこの日は隣接周波数の中国の記念局のカブリが強く、とてもデコードできそうな状態ではなかったため、暫く様子見をしておりました。
最初は時折ヨーロッパの局とQSOする様子が見える程度でしたが、何と徐々に信号が上昇し、
毎回見えるようになり、ついにJAからの呼びかけにも応答が来るようになりました。
チャンスだ!頼むから信号がダウンしないでくれと祈りつつ、呼び続けたところ、JAで数局目にコールバックがあり、QSO出来ました!
QSO後にバンドの様子を見てみましたが、JAからは2,3局が呼んでいる程度で、パイルアップにはなっていませんでした。やはり他のJA局にも信号が弱かったと思われます。
その後10分くらいで、HB0RERの信号は、すぅーっと消えて行きました。
今でも信じられません。屋根裏ANTの、それも遠く離れたヨーロッパのレアエンティティの局とQSOできてしまったのです。
信号の様子からみて、QRZ.comの紹介記事通りのシステムで間違いないと思います。
さっそくeQSLカードも送られて来ました。
そして気になる「屋根裏に設置した、ステルスタイプのループアンテナ」とは、これでした。
Ciro Mazzoni Automatic Magnetic Loop Antennas というイタリア製で、
7MHz以上の周波数で、手元のコントローラでオートチューン出来る優れものです。
マグネチック・ループアンテナ (MLA) に間違いないと思いますが、よく見かけるような
丸型ではなく、何だか車のジャッキアップのツールに似ています。
一番上の部分はヒートシンクのようにも見えますが、この部分で放熱するのでしょうか。
とても興味深いアンテナです。
前回から引き続き21MHzの話題です。
GWのとある日、この日はEUのコンディションが良好で、西欧諸国がFBに入感しておりました。
そんな中、F(フランス)やDL(ドイツ)に混じってチラッと見えたのがHB0RER(リヒテンシュタイン)。
HB0(リヒテンシュタイン)はHB9(スイス)とOE(オーストリア)の間にある山岳地帯の小国で、
ヨーロッパの中でも滅多に聞こえないレアな所です。
私も21MHzでは初めての所でしたので、是非QSOを!と思い呼んでみたのですが、
-24dbで時折チラッと見えるだけで、果たして自分にコールバックがあったかどうかもわかりません。
送信を止めてバンドの様子を見てみましたが、自分以外にJAからコールしている局は確認できず、
本当に信号が弱かったのだなと実感しました。
その夜、何気なくQRZ.comでHB0RERのページを見てみたら、そこには驚きの紹介記事が!
・RIG=IC7300(100W)ベアフット
・ANT=屋根裏(ロフト)に設置したステルスタイプのループアンテナ
と書かれています。
え? 屋根裏のアンテナ! それも100Wで!
つまり、たった今受信していた信号は、このシステムで送信していた電波!
よく受信できたなぁ、と今度は此方が驚いてしまいました。
この「ステルスタイプのループアンテナ」、型番で検索してみたら、後述するように
奇妙な形をしたアンテナでした。
こんな調子でしたので、再び聞こえるチャンスは多分ないだろうな
・・・と思っていたのですが、奇跡は数日後にやって来ました!
5/3の夜、この日もEUのコンディションは良好で、そんな中、数日前に見えたHB0RERが再び-24dbで見え始めました。
しかしこの日は隣接周波数の中国の記念局のカブリが強く、とてもデコードできそうな状態ではなかったため、暫く様子見をしておりました。
最初は時折ヨーロッパの局とQSOする様子が見える程度でしたが、何と徐々に信号が上昇し、
毎回見えるようになり、ついにJAからの呼びかけにも応答が来るようになりました。
チャンスだ!頼むから信号がダウンしないでくれと祈りつつ、呼び続けたところ、JAで数局目にコールバックがあり、QSO出来ました!
QSO後にバンドの様子を見てみましたが、JAからは2,3局が呼んでいる程度で、パイルアップにはなっていませんでした。やはり他のJA局にも信号が弱かったと思われます。
その後10分くらいで、HB0RERの信号は、すぅーっと消えて行きました。
今でも信じられません。屋根裏ANTの、それも遠く離れたヨーロッパのレアエンティティの局とQSOできてしまったのです。
信号の様子からみて、QRZ.comの紹介記事通りのシステムで間違いないと思います。
さっそくeQSLカードも送られて来ました。
そして気になる「屋根裏に設置した、ステルスタイプのループアンテナ」とは、これでした。
Ciro Mazzoni Automatic Magnetic Loop Antennas というイタリア製で、
7MHz以上の周波数で、手元のコントローラでオートチューン出来る優れものです。
マグネチック・ループアンテナ (MLA) に間違いないと思いますが、よく見かけるような
丸型ではなく、何だか車のジャッキアップのツールに似ています。
一番上の部分はヒートシンクのようにも見えますが、この部分で放熱するのでしょうか。
とても興味深いアンテナです。
プロフィール
HN:
hezhi
性別:
男性
自己紹介:
無線と自然と夜空の星をこよなく愛するアナログおやじです。
アマチュア無線は学生時代からやっていますが、最近ではUHFの
移動運用に加えてHFのDX(Digital Mode)の面白さにハマっています。
更新記録(2023-1005)
・My HF DX statusを詳細化しました。
My HF DX status (2021-0101 to 2025-0413) (FT8)
WAC
160m : remain SA, AF
80m : remain AF (Cfm)
80m-10m : completed (Wkd)
WAZ (cfm/wkd)
mixed : 39/40
160m : 14/
80m : 28/
40m : 38/
30m : 37/
20m : 36/
17m : 38/
15m : 37/
12m : 36/
10m : 37/
WAS (cfm/wkd)
mixed : 50/50
160m : 7/
80m : 30/
40m : 47/48
30m : 46/46
20m : 49/49
17m : 50/50
15m : 50/50
12m : 50/50
10m : 50/50
DXCC (cfm/wkd)
mixed : 205/227
160m : 13/14
80m : 79/92
40m : 138/156
30m : 131/148
20m : 123/142
17m : 137/157
15m : 146/165
12m : 121/143
10m : 138/157
アマチュア無線は学生時代からやっていますが、最近ではUHFの
移動運用に加えてHFのDX(Digital Mode)の面白さにハマっています。
更新記録(2023-1005)
・My HF DX statusを詳細化しました。
My HF DX status (2021-0101 to 2025-0413) (FT8)
WAC
160m : remain SA, AF
80m : remain AF (Cfm)
80m-10m : completed (Wkd)
WAZ (cfm/wkd)
mixed : 39/40
160m : 14/
80m : 28/
40m : 38/
30m : 37/
20m : 36/
17m : 38/
15m : 37/
12m : 36/
10m : 37/
WAS (cfm/wkd)
mixed : 50/50
160m : 7/
80m : 30/
40m : 47/48
30m : 46/46
20m : 49/49
17m : 50/50
15m : 50/50
12m : 50/50
10m : 50/50
DXCC (cfm/wkd)
mixed : 205/227
160m : 13/14
80m : 79/92
40m : 138/156
30m : 131/148
20m : 123/142
17m : 137/157
15m : 146/165
12m : 121/143
10m : 138/157
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