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BJYの備忘録

千葉県東総でアマチュア無線を楽しんでいます。 以前は九十九里エリアでお手軽移動運用がメインでした(UHF)。 コロナ禍以降は固定運用がメイン(HF)。 実家(東京八王子市)からも時々QRVしています。

第94話:BUROカード DXが国内を超えた

昨日届いたJARLからのカード、中を開けてみたら小さいサイズが多かったので
ん?もしや、と思ってチェックしてみたら、
DXが24枚、
JAが22枚、
初めてDXのカード枚数がJAを上回りました。


特に今回は、いつものヨーロッパ諸国に加えて、W(USA)からのカードが目立ちました。
USAでは紙CARDは廃れてしまったと思っていたので嬉しいです。

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第93話:カミさんがCWをやりたいと

カミさんが突然、「電信がやりたい」と言い出しました。

何かの映画で、軍の兵士が無線機の前で電鍵を叩いているシーンを見て、心惹かれたらしいです。
以前にも、無線どう?と訊ねた時に「電話は興味無いけど、電信だったらやってみたい」
と言われたことがあったのですが、今回はどうも本気みたい。

これはチャンス、好奇心が失せる前に”King of Hobby”の世界に引きずり込まなくては、、、
で、早速馴染みの無線機店に中古の縦振り電鍵を注文。SP付きのオーディオ発振機も用意して、
翌日には練習用のセットが揃いました。




用意した電鍵はハイモンドのHK-703、見た目より重量感があってしっかりしています。
欧文モールス符号の表も印刷しました。

まずは模範の打ち方を・・・しかし私にとっても縦振り電鍵を持つのは約30年ぶり。
果たしてちゃんと符号になるのかどうか心配です。
でもやってみたら意外と打てました。指導教官としての責任は果たせたみたい(?)です。

 

とあるYoutubeの動画の中でJN2のYL局とのCW交信風景があったので聞かせたところ、
「凄い!」と興奮。”CWの名手は女性が多いんだよ”、とモチベーションを上げる
アピールをしておきました。
目標はkeikoさんです。我が家に無線の理解者が一人増えました。ガンバレー

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第92話:7MHzのDeltaLoopをプチ改造+おまけに10MHzのDeltaLoopを設置~結果は大正解 (その3)

前回「その2」の記事で、例の朝の7MHzの奇怪な現象が何となく推理できたのですが、
これを証明するためには実際にANTを張り替えて効果を確かめる必要があります。

そこで2024年の2月、思い切ってデルタループを改造することにしました。

改造の要点は次の通りです。
(1)ワイヤの張る方向を変えて、ループ面のビームがEU~AFに向くようにする
(2)給電点の位置を変えて、ループ上辺の高い位置に電流腹が来るようにする
  (従来は電流腹が斜めのワイヤで低い位置だった)
(3)新たに入手した11mのグラスファイバーポール(W-GR-1000H+α)を活用して、
  ループ上辺が一番高くかつ平行になるようにする

また、この改造による思惑は、次の通りです。
(1)ビーム方向が変わるので、EU、AF方面の飛びに期待したい(早朝のショートパス)
(2)以前に比べ電流腹の位置が少しマシになるので、打ち上げ角が低いDX向きになることを期待したい
(3)「その1」の記事で触れた奇怪な現象が緩和され、日の出前のDXの信号がゆっくり上昇する事を期待したい

改造後の実際の設置図を、下図に示します。(現在ワイヤが切れてしまい修復中の為写真はありません)


まずワイヤの張る方向を「西-東」から、「南西-北東」に変えました。
本当はもっと東寄りに張りたかったのですが、場所の都合で仕方ありません。
その分、給電点の位置をオフセットして、幾分EUの方向にビームが向くようにしました。

ループを正三角(△)から逆三角(▽)に変更しました。
また、給電点の位置を▽の一番下にしました。
このようにすることで、上側の電流腹は一番高い位置になり、主要な電波の発射部分が雑木を超えるようになります。(1λループの場合、電流腹は必ず2か所になり、給電点とその反対側になります)給電点の位置が低く雑木に遮られているので下半分の部分は全く期待できませんが、上半分はDP+αの飛びが期待できそうです。
ポールの高さの関係で完全な▽にはならず、菱形に近い格好になりました。

ワイヤ全体は従来のをそのまま利用して、ループ下側の長さを調整して7.1MHzに同調するようにした結果、SWRは2.5になりました。
おそらく150Ω~200Ω前後だと思いますので、1:4のバランを入れるべきですが、現状はとりあえずMFJのチューナーでSWRを下げています。

改造後の設置図に、ビームパターンや電流腹の位置を重ねてみたのが次図です。





さて改造後の成果は、次のようになりました。

・深夜~早朝のEUとのQSO数が、格段に増えました。これまでは短時間に慌ただしくQSOしていた事もありますが、全体的に見える局が増えた感じがします。psk reporter の結果を見ても一目瞭然です。

・これまでは呼ぶ一方だったのが、CQを出すと西欧や中東から呼ばれるようになりました。
 これは以前では考えられなかったことで、中東の9K(クウェート)から呼ばれた時はビックリしました。以前では東欧ロシア以西の局は呼んでも中々取ってもらえなかったのですが、今度は向こうから呼んでもらえるので嬉しくなってしまいます。

・改造後の主なQSO実績は、7O2WX(イエメン)、PZ5RA(スリナム)、5X7O(ウガンダ)、EA8AJ(カナリー諸島)、V51WH(ナミビア)、9K2ES(クウェート)、P4/WE9V(アルバ)、ZD7CTO(セント・ヘレナ)、他EU多数です。

・反面、北米とVK/ZLには以前より弱くなったような感じがします。と言ってもWの西海岸やVKから+のレポートが貰えなくなっただけで、ストレスは感じません。

・「その1」の記事で触れた、”日の出後の急峻な信号の上がり現象”は、無くなりました。改造は大正解でした!

後日、春になって7MHzのコンディションが一段落したので、別の場所に10MHzのデルタループを上げることを計画しました。

(次回、「その4」に続きます・・・)

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第91話:FT8 super-fox-mode 初めて音を聞いた

昨日の15mに続いて、本日は12mでN5J (ジャーヴィス島)とQSOできました。

昨日は信号がカスカスで、デコードするのがやっとだったのですが、
本日はさほど信号が弱くなかったので、初めてsuper-fox-modeの音を聞く事ができました!
なるほど、言われてみれば確かにスターウォーズのR2-D2の音ですね。
でも私にはクラフトワークの「電卓」のサウンドに聞こえました (古い?)

音声と同時に、WaterFall の画面もハッキリ見えました。
750Hzに見える”線”が基準周波数で、そこから~2000Hzくらいに分散して
見える点点(ドット)がスロットで、このドットが例の音声として聞こえる訳ですね。
これなら受信S/Nも良さそうだし、50Hz単位でスロットの数だけ連続キャリアで
送信するnormal fox modeよりもパワーが低下しない、というのも納得できます。

ただ基準周波数が750Hzと決まっているので、複数のDX-pedi局が同じ周波数で
運用するのは多分無理な話だと思います。あと80mバンドのように商業局の
QRMがある場合はうまくデコード出来るのか?と色々疑問はありますが、
将来はDXペディションでFT8の主流モードになる可能性は十分にあると思います。

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第90話:やっとこさ出来たN5J

つい先ほど、N5Jと15mのFT8でQSOに成功しました。

Super-F/H mode との事で、WSJT-Xの新しいバージョンをインストールしたばかりで
このモードでの初めてのQSOでした。



それにしてもコンディション最悪で、めちゃめちゃ厳しかったです。
デコード出来たのはたったの数回。やっとこさ出来たって感じです。

皆さんの感想では受信音がR2-D2だとか。
でも-11dbでは音なんかしません。カスカスで煙のような信号です。

たぶん先週だったらもっと楽にQSOできたと思いますが、昨日今日は
磁気嵐の影響でHFハイバンドは東南アジア方面の近場しか聞こえません。

とりあえずNew WKDが1つ増えました。

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プロフィール

HN:
hezhi
性別:
男性
自己紹介:
無線と自然と夜空の星をこよなく愛するアナログおやじです。
アマチュア無線は学生時代からやっていますが、最近ではUHFの
移動運用に加えてHFのDX(Digital Mode)の面白さにハマっています。

My HF DX status (2021-0101 to 2025-0506) (FT8)
WAC
  160m : remain SA, AF
  80m : remain AF (Cfm)
  80m-10m : completed (Wkd)
WAZ (cfm/wkd)
  mixed : 39/40
  160m : 14/
  80m : 28/
  40m : 38/
  30m : 37/
  20m : 36/
  17m : 38/
  15m : 37/
  12m : 36/
  10m : 37/
WAS (cfm/wkd)
  mixed : 50/50
  160m : 7/
  80m : 30/
  40m : 47/48
  30m : 46/46
  20m : 49/49
  17m : 50/50
  15m : 50/50
  12m : 50/50
  10m : 50/50
DXCC (cfm/wkd)
  mixed : 205/231
  160m : 13/14
  80m : 81/93
  40m : 139/156
  30m : 131/151
  20m : 124/144
  17m : 138/157
  15m : 147/167
  12m : 122/143
  10m : 139/157

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