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BJYの備忘録

千葉県東総でアマチュア無線を楽しんでいます。 以前は九十九里エリアでお手軽移動運用がメインでした(UHF)。 コロナ禍以降は固定運用がメイン(HF)。 実家(東京八王子市)からも時々QRVしています。

第29話:ヨーロッパはSWL熱がアツイ!

今年1月の記事で、初めてヨーロッパからSWLカードが来たことをご紹介しましたが、
実はその後も、海外からのSWLレポートが続々届いています。

こうして見てみると、ヨーロッパでは、短波受信を楽しむリスナーが今も多いことに
改めて驚きを感じます。

DX・・・遥か海の彼方の、同じ趣味を持つ友・・・
1枚ごとに、暖かい思いを感じます。


↑左:EUロシア(7MHz) ↑右:EUロシア(10MHz)
 
↑左:極東ロシア(14MHz) ↑右:ラトビア(14MHz)
 
↑左:ドイツ(14MHz) ↑右:ドイツ(14MHz)
 
↑左:ドイツ(7MHz) ↑右:スイス(14MHz)

 
↑すべて同じイタリアの局(7MHz,10MHz,14MHz,18MHz)すごいアクティブですね!

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第24話:2021 上半期のQSO成果

本格的な梅雨の季節になりましたね。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、またまたブログの更新をサボってしまいましたが、この間、
無線活動の方は元気に続けておりました。
そこで、2021年もちょうど半年を過ぎたので、このタイミングで
この半年間のQSO成果をご紹介したいと思います。

まずはQSO数・・・3455QSO。
週末を中心に、常置場所から運用した交信局数です。
日程の都合で、コンテストにはほとんど出ていません。
年初のQSOパーティーと、ALL JAで合計数十局だけです。
あとは、ほとんどHF帯のFT8モードでの交信でした。
昨年のQSO総数が753ですから、いかにハイペースか分かります。
この分で行くと年末には7000QSO?・・・いやいや無理でしょう(笑)

これ以降は、DX(OverSea:海外局)の話題になります。
実は、現在のコールサインを頂いてから今年まで、まともに海外とQSOした
ことはありませんでした。(DXコンテストには何回か参加しました)
昔、学生時代に開局した1975年から数年間は、ローカル局の影響もあって
冷や汗をかきながら英語で海外局とも交信していましたが、特に目標が
無かったので、のめり込むことはありませんでした。

ところが、今年に入ってHF帯のFT8モードに出るようになって、状況は一変。
最初のうちは7MHzの国内専用周波数だけで出ていたのですが、このモードの
慣例で普通は2ndQSOを行わないので、QSO数を伸ばすうちに段々1stの局が
見つからなくなり、必然的に他の周波数に行くことになるのですが、FT8では
国内専用周波数があるのは3.5MHzと7MHzだけで、それ以外の周波数は海外局
と国内局がフリーで使用する決まりになっています。
(但し3573KHzと7074KHzのFT8周波数は日本国内局同士の交信が禁止)
実際にこれらの周波数に出てみると、ほとんどが海外局ばかりです。
海外局がOPENしていない、あるいは近隣国だけの場合には、JA局同士の
交信も見えますが、何せバンド幅が3KHzしかありませんから、JA各局は
紳士的にDX局に迷惑にならないようにQSOしているように見えます。
14MHz以上のハイバンドにも出られるようになった3月くらいから、
海外局とのQSOの割合が徐々に増えていきました。

最初のうちは、QSOできそうな強い局を片っ端からコールしていたのですが、
そのうちに段々とQSO出来る局とそうでない局の傾向がつかめるようになり、
自分からCQを出すようになってさらにその傾向はハッキリしてきました。
一言でいうと、出力パワーと伝搬状態(コンディション)につきます。

DX局の多くは、こちらの送信出力(30W~100W)よりもはるかに大きく、
eQSLやQRZ.comのプロフィール写真などを見ると、kW級のリニアアンプを
使っていることがわかります。-18dbくらいの信号で入感しているこんな局を
いくらコールしてみても返事が返ってこないのは当然なのです。

また、普段は+dbで強力に聞こえる局が、その日は-10db程度にしか入感して
いない場合は、その方面のコンディションは悪いと言えます。JA局を除いて、
DX局の信号が平均的に-10db以下の場合は、CQを出しても応答率は非常に
低いので、さっさと他のバンドに移るかQRTするようにしています。

ただ、不思議な事に、これは経験的に昔からあることなのですが、
HFの電波の飛び方は「西低東高」だと感じます。
具体的に言うと、アメリカの中西部にはこちらが5WのQRPでもちゃんと
届くのに、ヨーロッパ方面には100Wでも全くダメ、という具合です。

なので、アメリカのkW局のCQが-10dbで入感している時に、ダメ元で
100Wで応答すると、ちゃんと返事が返ってくるどころか、-10dbより良い
レポートを貰えるケースが多いです。(但し東海岸は除く)

逆に、ヨーロッパの100W局のCQが-10dbで入感している場合には、
同じ100Wで応答しても10db低い-20dbくらいでレポートが返ってくるか、
最悪は全く返事がないこともあります。

これは、こちらがCQを出して呼ばれる側になった場合でも全く同じ傾向で、
W方面からは時折-20dbとかのカスカスの信号で呼ばれる時がありますが、
EU方面からは-10dbより強い局だけが呼んでくれる、そんな感じです。

さて、前置きが長くなりましたが、上記のような要領でこの半年間のDX局との
QSOの実績を表にしてみましたので、これからFT8でDXにトライされる方の
ご参考になれば幸いです。ちなみに、アンテナはすべてワイヤーアンテナです。
(ダイポール、ループ、ロングワイヤー、G5RV、ZS6BKW)
アンテナについてはG5RVとZS6BKWは最近上げたものなので、別の記事で
追ってご紹介したいと思います。

まずはWAC(6大陸)から

難しいと思っていたAF(アフリカ)が、7バンドでQSOできたのには自分でも
ビックリです。
3.5MHzのEUとAFは、まだ信号が弱いので、今冬のコンディションに期待です。
21,24,28MHzは、DXシーズンの3月にまだANTが無かったので、普通にできる
はずの北米や南米が抜けています(笑)

次にDXCC(世界の異なる100エンティティ、昔は100カントリーと言いました)
バンドMIXでの成果です。

青色はLoTWでCFM、黄色はeQSLでCFM、白色は紙QSL待ち

6月末時点で99でリーチがかかっていたのですが、7/1にようやく100エンティティを
達成しました!(最後のQSOは18MHzでEA6AJでした)
昔に比べてアマチュア無線のアクティビティが有る国が増えて、旧YUやOKなどの
国は独立でエンティティも増えましたから、DXCCの敷居は低くなったとは言え、
やはり100という数字を達成できたというのは、嬉しいものです。
もちろん現時点ではDXCC申請は出来ませんので、単なる自己満足に過ぎませんが、
DXコンテストもDXペディションも参加せずに、通常のQSOだけでのこの成果なので
それなりの価値があると思っています。

最後はWAS(アメリカの全50州)

こちらは、まだ途中段階です。現時点で42州、残り8州となっています。
青色はLoTWでCFM、白色は紙QSL待ち。黄色は聞こえたがQSOに至らず、
白色は全く聞いたことがない州です。

WASを始めるまでは全く知識がなかったのですが、一番難しいのが中西部に
位置する7エリアのワイオミング、これは意外でした。ネットで調べてみると、
自然が豊富で地形も険しく、人口が全州の中で一番少ないそうです。
あとの残りの州はいずれも東方面なので、東海岸がオープンしている時間帯を
狙って出れば、コンディション次第でQSOできると思います。

ただ、アメリカの局は日本の局と違い、転居してもコールサインの後に/を
つけないので、W1は東海岸だと思って呼んでみたらカリファルニアだった、
というケースがよくあります。これはGL番号(グリッドロケーター)で
ある程度見当がつきますが、正確に知りたい場合は、相手局のコールを
QRZ.comで検索して、QTHを知るのが手っ取り早い方法です。

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第23話:EXCELでログ管理

さて、話は変わりますが、私のログ管理方法について、ここらでちょこっと
ご紹介したいと思います。

皆さんは、QSOのログ管理はどのようにされていますか?
ラグチュー派の方なら昔ながらのハインダー(手書きの紙ログ)、
PCで記録されている方なら多分HAMLOG(パソコンログ)を
お使いのことと思います。

実は、私のログ管理は、すべてEXCELで行っています。
レイアウトはこんな感じです。
 

まず、QSOの最中は、手書きのメモ紙に記録しています。・・・①
これを、その日の終わりに、EXCELログにまとめて転記します。・・・②
EXCELへの記帳が済んだら、これを手前味噌のソフトでADIFファイルに変換して、
eQSLとLoTWにUploadします・・・③⑤⑥
同様に、手前味噌のソフトでCSVファイルに変換して、HAMLOGに
インポートファイルとして読み込ませ、紙のQSLカードに印刷します。・・・④⑦

・・・と、こんな具合です。
つまり、HAMLOGは、紙QSLを印刷するシーンでしか登場しません。
(HAMLOGを立ち上げてログを記録する作業工程は、一切ありません)


なぜこんな事をやっているかというと、①→②の作業が、HAMLOGより
EXCELを使う方が、サクっと出来てしまうからです。
一言でいうと、私には昔ながらの「アドカラー形式」で記帳できるタイプの
ログが、性に合っているのです。(自由度が高く、どの項目から始めても、
空白の項目があっても後から埋め合わせができる)

あと、私の場合は、昨年まで移動運用が中心でした。
HAMLOGだと、自局の運用地を記録するのに、Remarks1やRemarks2に特別な
キーワード符号をつけて、面倒な書き方になるのですが、EXCELであれば
「移動運用地」などの列を追加して管理するだけでOKです。

もちろん、紙QSLに印刷する際には、これらの移動運用地も印刷する必要が
あるのですが、HAMLOGへのインポートファイル(CSVファイル)に、これらの
追加情報をキーワード符号付きで出力させています。このため、いちいちキー
ワード符号を意識して記録する必要がありません。

さらに、EXCELへの記帳時には、AJAコードを入力すれば自動的にQTHが表示
されるマクロを自作して、入力の簡便化を図っています。この辺は、HAMLOG
の機能と同じ感覚です。(下図)

AJAコードを入力すると・・・
QTHが自動表示される

昨今、eQSLやLoTWへのUploadなどで、アマチュア無線のログファイルは
ADIF形式のファイルが事実上のスタンダードになりつつあります。
ADIFファイルは、可読で簡単なフォーマットですので、容易に自作が可能です。

次回、機会があれば、この辺の話も記事にしたいと思います。

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第21話:LoTWとQRZ.comとQRZCQ.comに登録しました!

今年からHFのFT8に出れるようになり、当初は7MHzの国内向け周波数だけで
楽しんでいたのですが、段々と欲が出て、他のHFバンドにも出るようになると、
必然的にオーバーシー(国外局)とのQSOの機会も増えてきて、気がついたら、
4月終了時点で、国内局、国外局合わせて、何と2000QSOを超えていました!

昨年、UHFでのFT8移動運用に際し、各局の事例を参考にして、eQSLへの登録は
真っ先に済ませておいたのですが、DX局は当方には無縁だろうと思い、LoTWへの
登録はまだ躊躇っておりました。が、HFのFT8に出るようになり、それも最近では
国内局は大半の局がQSO済みになり、DX局とのQSOの方が多くなっています。

DX局の場合、eQSLに登録している局と、そうではない局が半々のようですが、
殆どの局は、LoTWに登録している模様です。事実、eQSLで届くQSLにも、
「できればLoTWにもUPして欲しい」旨、コメントが書かれています。
DXのスタンダードは、LoTWだという事を改めて知りました。

こうなると、eQSL、LoTW、QRZ.comの3点セットで登録しておくことで
相手局にも喜ばれます。QRZ.comにはその局のQSL情報が記されて
いるので、やはり一緒に登録しておくのが定石のようです。
ついでに、QRZ.comと似たようなシステムでQRZCQ.comというのがあり、
こちらにも登録しておきました。(ドイツの局が管理しているようです)

LoTWの認証は、以前は書類をエアメールでARRLに直接送っていたようですが、
最近はeメールで添付ファイルによるやりとりで済むようになったとの事で、
ハードルが低くなりました。当方も色々な方のblogを参考にして、認証用の
pdfファイルを用意してARRLにeメールを送り、翌日には認証キーが返信されて
無事、登録を済ませることができました。これでやっとDXの最低限の仲間入りを
したことになります。

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第19話:近況 -144/430はお休み中です-

いつもご覧いただき、ありがとうございます。
blogの更新を1カ月以上も怠ってしまい、誠にスミマセン。
特にモチベーションが下がったという訳ではないのですが、
何やかんやで4月はあっという間に過ぎてしまいました。

少しづつ、記憶を呼び戻して記事にして行きますので、宜しくお願いします。
(そのかわり、内容は盛り沢山です!)


4月は風の強い日が多かったのですが、当方の430の15EL八木もある朝、
見上げてみたら天頂斜めに向いてしまっていました。
ブラブラしてマストから外れそうだったので、とりあえず再度固定して
様子を見ましたが、本調子ではなさそうです。
そのうち、HFのハイバンドがコンディションが上がってきたので、
HFのワイヤーアンテナの設置場所を変更したついでに、430のANTは
マストから外すことにしました。
そんな訳で、現在のANTはHFのロングワイヤー1本だけです。


今年の1月~4月までの430MHzでの成果をちょこっとまとめてみました。
すべて固定からの運用で、IC9700+7mH 15ELシングル八木での成果です。
・2エリア・・・全県と交信
・3エリア・・・京都、奈良、大阪、兵庫と交信(残り:滋賀と和歌山)
・4エリア・・・常連の岡山局のほかにもう1局と交信
この他は、過去の記事に書いた通りです。
印象的だったのは、奈良の記念局(8J3ZNJ)。当方の所には連日入感していましたが、
不思議な事に、呼ぶ局がほとんどいません。たまに呼ぶ局も苦戦している様子。
もしかしたら、地理的な伝搬条件が良かったのかもしれません。

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プロフィール

HN:
hezhi
性別:
男性
自己紹介:
無線と自然と夜空の星をこよなく愛するアナログおやじです。
アマチュア無線は学生時代からやっていますが、最近ではUHFの
移動運用に加えてHFのDX(Digital Mode)の面白さにハマっています。

My HF DX status (2021-0101 to 2025-0918) (FT8)
WAC
  160m : remain SA, AF
  80m-10m : completed (Wkd)
WAZ (cfm/wkd)
  mixed : 39/40
  160m : 14/
  80m : 28/
  40m : 38/
  30m : 37/
  20m : 36/
  17m : 38/
  15m : 37/
  12m : 36/
  10m : 37/
WAS (cfm/wkd)
  mixed : 50/50
  160m : 7/
  80m : 30/
  40m : 47/48
  30m : 46/46
  20m : 50/50
  17m : 50/50
  15m : 50/50
  12m : 50/50
  10m : 50/50
DXCC (cfm/wkd)
  mixed : 209/235
  160m : 13/14
  80m : 85/96
  40m : 142/159
  30m : 134/156
  20m : 138/164
  17m : 138/159
  15m : 152/169
  12m : 124/147
  10m : 140/159

P R

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