BJYの備忘録
千葉県東総でアマチュア無線を楽しんでいます。 以前は九十九里エリアでお手軽移動運用がメインでした(UHF)。 コロナ禍以降は固定運用がメイン(HF)。 実家(東京八王子市)からも時々QRVしています。
カテゴリー「アマチュア無線 - 全般」の記事一覧
- 2023.02.12 第56話:WAS (mixed & 10m) 完成!
- 2022.12.28 第52話:40mもDXCC(7B-DXCC達成※WKDですが)
- 2022.10.28 第51話:6B-DXCC達成 (WKDですが)
- 2022.02.14 第43話:掲載予定の記事(無線ネタ)
- 2022.01.04 第42話:1年のシメは160mで米国本土と
第56話:WAS (mixed & 10m) 完成!
今日は嬉しい出来事があったので久々にUPします。
本日、WAS (アメリカの全50州との交信) が遂に完成しました!
しかも、10mシングルバンドで達成のおまけつきです。
※下記の表は現時点で、10mはWKD=50, CFM=48
いつものように朝から10mのFT8をワッチ。
何となくいつもより北米東部の局が多いな、とは感じたのですが、
どの局も信号が弱かったので最初はあまり期待していませんでした。
ちなみに、昨年の10月以来、WASは全バンドで49/50(残り:DE)で
リーチがかかったまま足踏み状態でした。
10mは45/50であと5州を残している状態でした。
まず未交信のME(メーン州)の局を見つけたので何回も呼び続け、
-04/-23dbでやっとQSO。
このあたりから急にコンディションが上昇する気配を感じて、
バンド内を注意深く見渡すと、未交信のRI(ロードアイランド)の
局を発見!コールしますが、中々取ってもらえません。
そうしているうちに今度は、全bandで未交信のDE(デラウェア州)の局を発見!
DEは20mで過去に数回見たことがありますが、タイミングが合わず
ずっと未交信のままでしたので、「これは絶対QSOしなければ」と
必死でコールしました。その甲斐あって、十何回目かのコールで遂に
リターンがありました!
ME局と同様、+04/-24dbでやはり厳しいQSOでしたが、73が貰えて
無事にQSO成立。この時点でbandmixのWASが完成しました。
ほっと一息も束の間、まだ先ほどのRIの局がCQを出しています。
気を取り直して必死のコール、これもリターンがありました!
ただ、+02/+11dbのFBなレポートを貰ったのは良かったのですが、
此方からRR73を送った後、すぐに次の局とのQSOに入ってしまい、
73が貰えません。ここから急にコンディションがダウンしてしまい、
フェードアウトしてしまいました。まあ、My+11dbなのであまり
気にしてはいませんが、貴重な1州ですのでLOTWにUPしてくれるのを
願うばかりです。
段々見える局が少なくなってきたので、これで今日はお終いかなと
思った矢先、Wの1エリアの局が新たにCQを出し始めました。
MA(マサチューセッツ州)あたりかな?とQRZ.comで検索してみたら
これが何と未交信のCT(コネチカット州)の局!慌ててコールして
無事に拾ってもらいました。
何と2時間足らずで、未交信5州のうち4州とQSO出来てしまったのです。
これで残りはND(ノースダコダ州)1州だけとなりました。
朝も遅くなり、見えるWの局はわずかに西海岸の局だけになりました。
さすがにもう今日の祭典はここで店終いだろうと、本当にRIGの電源を
OFFにしかけた一瞬、CQ連呼のW0の局のGL(グリッドロケーター)が
ふと気になったので、まさかNDじゃないよね・・・と念のため
QRZ.comで検索したら、何と、そのまさかのNDです!
頭は完全に血が昇っていました。ここで呼ばなければ男じゃない!
(何のこっちゃ?) 信号はダウンしかけていましたが、コ~ル!、
一発ツモ~、じゃなかった一発リタ~ン、QSO成立~!
ついに、シングルバンド、しかも自分には10MHzや14MHzよりはるかに
難しいと思っていた28MHz(10m)で、WASが完成した瞬間です!
ベアーフットパワー、ノーゲインのワイヤーアンテナでの快挙です。
もはや、無線の神様が味方してくれたとしか言いようがありません。
今夜は美酒で乾杯!(といってもビールですが: 笑)
本日、WAS (アメリカの全50州との交信) が遂に完成しました!
しかも、10mシングルバンドで達成のおまけつきです。
※下記の表は現時点で、10mはWKD=50, CFM=48
いつものように朝から10mのFT8をワッチ。
何となくいつもより北米東部の局が多いな、とは感じたのですが、
どの局も信号が弱かったので最初はあまり期待していませんでした。
ちなみに、昨年の10月以来、WASは全バンドで49/50(残り:DE)で
リーチがかかったまま足踏み状態でした。
10mは45/50であと5州を残している状態でした。
まず未交信のME(メーン州)の局を見つけたので何回も呼び続け、
-04/-23dbでやっとQSO。
このあたりから急にコンディションが上昇する気配を感じて、
バンド内を注意深く見渡すと、未交信のRI(ロードアイランド)の
局を発見!コールしますが、中々取ってもらえません。
そうしているうちに今度は、全bandで未交信のDE(デラウェア州)の局を発見!
DEは20mで過去に数回見たことがありますが、タイミングが合わず
ずっと未交信のままでしたので、「これは絶対QSOしなければ」と
必死でコールしました。その甲斐あって、十何回目かのコールで遂に
リターンがありました!
ME局と同様、+04/-24dbでやはり厳しいQSOでしたが、73が貰えて
無事にQSO成立。この時点でbandmixのWASが完成しました。
ほっと一息も束の間、まだ先ほどのRIの局がCQを出しています。
気を取り直して必死のコール、これもリターンがありました!
ただ、+02/+11dbのFBなレポートを貰ったのは良かったのですが、
此方からRR73を送った後、すぐに次の局とのQSOに入ってしまい、
73が貰えません。ここから急にコンディションがダウンしてしまい、
フェードアウトしてしまいました。まあ、My+11dbなのであまり
気にしてはいませんが、貴重な1州ですのでLOTWにUPしてくれるのを
願うばかりです。
段々見える局が少なくなってきたので、これで今日はお終いかなと
思った矢先、Wの1エリアの局が新たにCQを出し始めました。
MA(マサチューセッツ州)あたりかな?とQRZ.comで検索してみたら
これが何と未交信のCT(コネチカット州)の局!慌ててコールして
無事に拾ってもらいました。
何と2時間足らずで、未交信5州のうち4州とQSO出来てしまったのです。
これで残りはND(ノースダコダ州)1州だけとなりました。
朝も遅くなり、見えるWの局はわずかに西海岸の局だけになりました。
さすがにもう今日の祭典はここで店終いだろうと、本当にRIGの電源を
OFFにしかけた一瞬、CQ連呼のW0の局のGL(グリッドロケーター)が
ふと気になったので、まさかNDじゃないよね・・・と念のため
QRZ.comで検索したら、何と、そのまさかのNDです!
頭は完全に血が昇っていました。ここで呼ばなければ男じゃない!
(何のこっちゃ?) 信号はダウンしかけていましたが、コ~ル!、
一発ツモ~、じゃなかった一発リタ~ン、QSO成立~!
ついに、シングルバンド、しかも自分には10MHzや14MHzよりはるかに
難しいと思っていた28MHz(10m)で、WASが完成した瞬間です!
ベアーフットパワー、ノーゲインのワイヤーアンテナでの快挙です。
もはや、無線の神様が味方してくれたとしか言いようがありません。
今夜は美酒で乾杯!(といってもビールですが: 笑)
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第52話:40mもDXCC(7B-DXCC達成※WKDですが)
いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
師走も下旬に入り、クリスマスや年末商戦で街が賑わう頃、
ここ南関東エリアでも毎朝霜柱が立つほど冷え込みが厳しくなってきました。
さて、前回6B-DXCC達成のお話しをしたばかりで、喜びの余韻が覚めやらぬ12月上旬、
今度は7MHz(40m)でもDXCCを達成することができました!
前回の記事を書いた時点では、40mのWKD数はまだ83。すでに北米南米方面は普通に
出来る所とは殆どQSO済みで、100まで残り17を埋めるには、ヨーロッパ方面の未交信
地域を探し出すため、オープンするタイミングで集中的にワッチするしかありません。
しかし、ローバンドDXを経験した方ならご存知の通り、40mや80mではヨーロッパ方面の
オープンする時間は非常に短く、冬の日没時と日出時の僅かな時間帯が勝負になります。
かく言う自分も11月中旬、陽が明ける前にベッドから這い出して寒いシャックに入り、
ヨーロッパの開けるのを待ちながら、リグの前でひたすらワッチ。やっと聞こえてきたと
思ったら、待ち構えていたJAのキロワットDXer達が次々とコール、ベアーフットの自分には
最後までコールバックが無く、そのまま1局もQSOできずにフェードアウト・・・
こんな日が何日も何日も続くと、段々と心が折れてしまいます。
けれども、思い付きでANTの張り方を何度も変えてみたり、根気よくコンディションの
上昇に期待して日々ワッチを続けた結果、少しづつですが未交信のエンティティーと
QSOできるようになってきました。
そしてついに12/5、T88RC(パラオ)との交信で、DXCC100を達成することが出来ました!
因みに前回の記事時点(83)からここまでの道のりは、
100 T88RC (パラオ)
99 3D2AG/P (ロツマ島)
98 CU3AC (アゾレス諸島)
97 CT3MD (マディラ諸島)
96 SM4CJM (スウェーデン)
95 JW7QIA (スバールバル)
94 G4AMT (イギリス)
93 MM0EAX (スコットランド)
92 P29DT (パプアニューギニア)
91 EX8MCD (キルギス)
90 4K6FO (アゼルバイジャン)
89 LA8ENA (ノルウェー)
88 EI4KF (アイルランド)
87 YT3PL (セルビア)
86 YL3CW (ラトビア)
85 PJ2MAN (キュラソー)
84 T33T (バナバ島)
で、この間に3回ANTを変えています。(ANT自体は同一のワイヤーですが、給電点の場所を
変えたり、張る方向を変えたりしています)
ANTの変遷については、いずれ他のバンドのANTも含めてご紹介したいと思います。
ヨーロッパ方面から貰ったレポートの多くは-20dbとか-24dbであり、本当にギリギリの
弱い電波でよくチャレンジしているなと我ながら感心しますが、
例外として、JW7QIA(スバールバル)はUR+04db/ MY+06dbのレポートでした。
(北極圏の局は、時に瞬間的にこのような強力な信号で入感することがあります)
おそらくDXクラスタに載る前だったと思われます。自分の交信後はJAのパイルアップに
なっていました。
それでは、年の瀬ですので、そろそろこの辺で。
皆様、良い新年をお過ごしください。
FB DX 73.
師走も下旬に入り、クリスマスや年末商戦で街が賑わう頃、
ここ南関東エリアでも毎朝霜柱が立つほど冷え込みが厳しくなってきました。
さて、前回6B-DXCC達成のお話しをしたばかりで、喜びの余韻が覚めやらぬ12月上旬、
今度は7MHz(40m)でもDXCCを達成することができました!
前回の記事を書いた時点では、40mのWKD数はまだ83。すでに北米南米方面は普通に
出来る所とは殆どQSO済みで、100まで残り17を埋めるには、ヨーロッパ方面の未交信
地域を探し出すため、オープンするタイミングで集中的にワッチするしかありません。
しかし、ローバンドDXを経験した方ならご存知の通り、40mや80mではヨーロッパ方面の
オープンする時間は非常に短く、冬の日没時と日出時の僅かな時間帯が勝負になります。
かく言う自分も11月中旬、陽が明ける前にベッドから這い出して寒いシャックに入り、
ヨーロッパの開けるのを待ちながら、リグの前でひたすらワッチ。やっと聞こえてきたと
思ったら、待ち構えていたJAのキロワットDXer達が次々とコール、ベアーフットの自分には
最後までコールバックが無く、そのまま1局もQSOできずにフェードアウト・・・
こんな日が何日も何日も続くと、段々と心が折れてしまいます。
けれども、思い付きでANTの張り方を何度も変えてみたり、根気よくコンディションの
上昇に期待して日々ワッチを続けた結果、少しづつですが未交信のエンティティーと
QSOできるようになってきました。
そしてついに12/5、T88RC(パラオ)との交信で、DXCC100を達成することが出来ました!
因みに前回の記事時点(83)からここまでの道のりは、
100 T88RC (パラオ)
99 3D2AG/P (ロツマ島)
98 CU3AC (アゾレス諸島)
97 CT3MD (マディラ諸島)
96 SM4CJM (スウェーデン)
95 JW7QIA (スバールバル)
94 G4AMT (イギリス)
93 MM0EAX (スコットランド)
92 P29DT (パプアニューギニア)
91 EX8MCD (キルギス)
90 4K6FO (アゼルバイジャン)
89 LA8ENA (ノルウェー)
88 EI4KF (アイルランド)
87 YT3PL (セルビア)
86 YL3CW (ラトビア)
85 PJ2MAN (キュラソー)
84 T33T (バナバ島)
で、この間に3回ANTを変えています。(ANT自体は同一のワイヤーですが、給電点の場所を
変えたり、張る方向を変えたりしています)
ANTの変遷については、いずれ他のバンドのANTも含めてご紹介したいと思います。
ヨーロッパ方面から貰ったレポートの多くは-20dbとか-24dbであり、本当にギリギリの
弱い電波でよくチャレンジしているなと我ながら感心しますが、
例外として、JW7QIA(スバールバル)はUR+04db/ MY+06dbのレポートでした。
(北極圏の局は、時に瞬間的にこのような強力な信号で入感することがあります)
おそらくDXクラスタに載る前だったと思われます。自分の交信後はJAのパイルアップに
なっていました。
それでは、年の瀬ですので、そろそろこの辺で。
皆様、良い新年をお過ごしください。
FB DX 73.
第51話:6B-DXCC達成 (WKDですが)
いつも当ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
やっと、10/14/18/21/24/28MHzの各バンドで、DXCC100を達成することが
できました!
まだCFMではなくWKDなので、正式なアワード取得条件ではありませんが、
自分の中では1つの区切りとして書き留めておこうと思います。
先日から、右側のプロフィール欄に、"My HF DX status"と称して、
昨年正月にHFでFT8を始めてからのDX局との交信実績を記したことに
お気づきの方はいらっしゃいましたでしょうか?
実は、昨年夏に、"DXCC100" をband-mixedで達成して、HFDXは最初の
登竜門をクリアしたので、いったんこれで落ち着くことにしようかと
思ったのですが、この時点では"WAC"も"WAS"も"WAZ"も中途半端な状態
でしたので、何か物足りない感じが否めません。
そこで、次の目標として、DXCC200とか更に上を狙っても良いのですが、
自分には流石にそこまでの情熱もお金も時間的な余裕もありません。
"シングルバンドDXCC"はどうだろうか?と思い、各バンドの交信実績を
集計してみたら、30m(10MHz)と17m(18MHz)の2つが100に手が届きそうな
感じでしたので、とりあえずこの2つのバンドを完成させることにして
今年に入ってから30mと17mは思惑通り100を達成することができました。
さあ、残りのバンドはどうするか・・・
すると、春先から14MHz以上の所謂"ハイバンド"のコンディションが上昇し、
この分で行くと、もしかしたら今シーズン中に10MHz以上のHF全バンドで
DXCC100が出来るかもしれない・・・と淡い期待を持って、6バンドDXCCに
チャレンジすることにしました。
しかし、ここからが大変でした。何しろ自分の設備はIC-7300(100W機)と
ヒョロヒョロのワイヤーアンテナだけ。一昔前のTS-480HX(200W機)も
一応持ってはいますが、これは200W局免許の為だけに持っている物なので、
デジタルI/Fがありません。それに、ATU(AH-3)が耐入力100Wまでのため、
200Wを入れると壊れてしまいますので、TS-480HXの出番がありません。
それに、オンエアできる時間も仕事の合間になります。
とにかく、無いものねだりをしても先に進みませんので、限られた環境で
どこまで出来るかチャレンジです!
アンテナは何度も張り替えましたが、結局最後まで自作品で通し、既製品は
一切使いませんでした。
無線機は、今月に入るまでは全てIC-7300、今月に入ってからはATU不要の
アンテナを2種類(21/24/28MHzの3バンド垂直DPと、24MHz専用のJ型ANT)
作って、TS-480HXも駆使してラストスパートしました。
(数日前まではオプションのTCXOも入れていなかったので、QRHしまくり
状態でした。「BJYのヤツ、今日も動いてるよ」と思った方、実はTS-480が
TCXO無しのノーマル状態だったのです。ゴメンナサイ…)
2か月前までは10m(28MHz)がまだ40程度しかありませんでしたので、10mは
今年中の達成は無理かな?と予想していたのですが、秋のDXシーズンで連日
ヨーロッパ方面のコンディションが良好になり、このバンドに注力した結果、
21MHzより先に100を達成してしまいました。結局、一番最後に残ったのは
12m(24MHz)でした。
昔から存在する所謂クラシックバンド(14/21/28MHz)は、流石に全世界的に
愛好家が多いと感じます。どのバンドに出てもQRMの嵐です。
それに比べて、WARCバンドの24MHzはどちらかというと地味な雰囲気で、
どの局も"ついでに"出ているような感じがします。実際、いつも聞こえるのは
常連局ばかりで、なかなかnew entityが伸びません。しかしこればかりは
相手が出てきてくれないと話にならないので仕方ありません。
(ちなみに、100e目はV85ブルネイ、101e目が9V1。ちょっと順序が・・・)
まあさておき、今夜はささやかに祝杯することにします。
やっと、10/14/18/21/24/28MHzの各バンドで、DXCC100を達成することが
できました!
まだCFMではなくWKDなので、正式なアワード取得条件ではありませんが、
自分の中では1つの区切りとして書き留めておこうと思います。
先日から、右側のプロフィール欄に、"My HF DX status"と称して、
昨年正月にHFでFT8を始めてからのDX局との交信実績を記したことに
お気づきの方はいらっしゃいましたでしょうか?
実は、昨年夏に、"DXCC100" をband-mixedで達成して、HFDXは最初の
登竜門をクリアしたので、いったんこれで落ち着くことにしようかと
思ったのですが、この時点では"WAC"も"WAS"も"WAZ"も中途半端な状態
でしたので、何か物足りない感じが否めません。
そこで、次の目標として、DXCC200とか更に上を狙っても良いのですが、
自分には流石にそこまでの情熱もお金も時間的な余裕もありません。
"シングルバンドDXCC"はどうだろうか?と思い、各バンドの交信実績を
集計してみたら、30m(10MHz)と17m(18MHz)の2つが100に手が届きそうな
感じでしたので、とりあえずこの2つのバンドを完成させることにして
今年に入ってから30mと17mは思惑通り100を達成することができました。
さあ、残りのバンドはどうするか・・・
すると、春先から14MHz以上の所謂"ハイバンド"のコンディションが上昇し、
この分で行くと、もしかしたら今シーズン中に10MHz以上のHF全バンドで
DXCC100が出来るかもしれない・・・と淡い期待を持って、6バンドDXCCに
チャレンジすることにしました。
しかし、ここからが大変でした。何しろ自分の設備はIC-7300(100W機)と
ヒョロヒョロのワイヤーアンテナだけ。一昔前のTS-480HX(200W機)も
一応持ってはいますが、これは200W局免許の為だけに持っている物なので、
デジタルI/Fがありません。それに、ATU(AH-3)が耐入力100Wまでのため、
200Wを入れると壊れてしまいますので、TS-480HXの出番がありません。
それに、オンエアできる時間も仕事の合間になります。
とにかく、無いものねだりをしても先に進みませんので、限られた環境で
どこまで出来るかチャレンジです!
アンテナは何度も張り替えましたが、結局最後まで自作品で通し、既製品は
一切使いませんでした。
無線機は、今月に入るまでは全てIC-7300、今月に入ってからはATU不要の
アンテナを2種類(21/24/28MHzの3バンド垂直DPと、24MHz専用のJ型ANT)
作って、TS-480HXも駆使してラストスパートしました。
(数日前まではオプションのTCXOも入れていなかったので、QRHしまくり
状態でした。「BJYのヤツ、今日も動いてるよ」と思った方、実はTS-480が
TCXO無しのノーマル状態だったのです。ゴメンナサイ…)
2か月前までは10m(28MHz)がまだ40程度しかありませんでしたので、10mは
今年中の達成は無理かな?と予想していたのですが、秋のDXシーズンで連日
ヨーロッパ方面のコンディションが良好になり、このバンドに注力した結果、
21MHzより先に100を達成してしまいました。結局、一番最後に残ったのは
12m(24MHz)でした。
昔から存在する所謂クラシックバンド(14/21/28MHz)は、流石に全世界的に
愛好家が多いと感じます。どのバンドに出てもQRMの嵐です。
それに比べて、WARCバンドの24MHzはどちらかというと地味な雰囲気で、
どの局も"ついでに"出ているような感じがします。実際、いつも聞こえるのは
常連局ばかりで、なかなかnew entityが伸びません。しかしこればかりは
相手が出てきてくれないと話にならないので仕方ありません。
(ちなみに、100e目はV85ブルネイ、101e目が9V1。ちょっと順序が・・・)
まあさておき、今夜はささやかに祝杯することにします。
第43話:掲載予定の記事(無線ネタ)
今冬は例年になく寒いですね。
すでに立春を過ぎましたが、我が家の梅の木はまだ蕾が小さく、
昨年のような梅酒や梅干し作りはちょっと期待出来なさそうです。
さて、北京オリンピックも始まり、無線でも"BY1CRA/WO22"という
オリンピック特別記念局が連日QRVしてHFの空が賑わっています。
前回の記事でも書きましたが、昨年秋の台風の影響でANTマストが折れて
以来、まともなHFのANTを上げていなかったのですが、実は今冬の間も
寒さにめげずに(?)システムのグレードアップ化に向けて、ANT作りを中心に
いろいろ試行錯誤しておりました。
時系列に並べてみると、
・2021.09.xx アンテナマスト(釣竿)折れる
・2021.10.xx 7MHz用にツェップANTを製作
・2021.10.xx 1.8/3.5MHz用にロングワイヤー(逆L)ANTを仮設(5mH,32mL)
・2021.12.xx 上記ロングワイヤーANTのカウンターポイズを色々実験
・2022.01.xx 上記ロングワイヤーANTを少しグレードアップ(12mH,38mL)
・2022.01.xx 上記ロングワイヤーANTを1.8MHzに専用化
・2022.01.xx 7/14/28MHz用にウィンドムANTを製作
・2022.02.xx 28MHz用に細長デルタループANTを製作
・2022.02.xx TS-480HXでFT8(一部の周波数を200WでQRV)
・2022.02.xx KCJ Topband Contestに参加
・・・と、記事にしたい無線ネタが段々溜まってしまいました。
もちろん、これら全てのデータはしっかり残してありますので、
これから1つ1つ、記事にしてご紹介したいと思います。
それまで、少々お待ちくださいませ(汗)
すでに立春を過ぎましたが、我が家の梅の木はまだ蕾が小さく、
昨年のような梅酒や梅干し作りはちょっと期待出来なさそうです。
さて、北京オリンピックも始まり、無線でも"BY1CRA/WO22"という
オリンピック特別記念局が連日QRVしてHFの空が賑わっています。
前回の記事でも書きましたが、昨年秋の台風の影響でANTマストが折れて
以来、まともなHFのANTを上げていなかったのですが、実は今冬の間も
寒さにめげずに(?)システムのグレードアップ化に向けて、ANT作りを中心に
いろいろ試行錯誤しておりました。
時系列に並べてみると、
・2021.09.xx アンテナマスト(釣竿)折れる
・2021.10.xx 7MHz用にツェップANTを製作
・2021.10.xx 1.8/3.5MHz用にロングワイヤー(逆L)ANTを仮設(5mH,32mL)
・2021.12.xx 上記ロングワイヤーANTのカウンターポイズを色々実験
・2022.01.xx 上記ロングワイヤーANTを少しグレードアップ(12mH,38mL)
・2022.01.xx 上記ロングワイヤーANTを1.8MHzに専用化
・2022.01.xx 7/14/28MHz用にウィンドムANTを製作
・2022.02.xx 28MHz用に細長デルタループANTを製作
・2022.02.xx TS-480HXでFT8(一部の周波数を200WでQRV)
・2022.02.xx KCJ Topband Contestに参加
・・・と、記事にしたい無線ネタが段々溜まってしまいました。
もちろん、これら全てのデータはしっかり残してありますので、
これから1つ1つ、記事にしてご紹介したいと思います。
それまで、少々お待ちくださいませ(汗)
第42話:1年のシメは160mで米国本土と
昨年は、HFのFT8を始めたおかげで、交信局数が飛躍的に伸びました。
夏場までは月500~600局ペースで、このままいけば年間7000局もあるかも?
だったのですが、10月~12月は仕事やプライベートでほとんどQRVできず、
年間トータルは5600局ちょっとで終了しました。しかし過去の実績と比べれば
ダントツに変わりはなく、QSOだけでなくANT作りや実験も色々楽しんだり、
お金をかけずに充実したハムライフを満喫した1年でした。
さて、秋の強風でANTポールが折れて以来、臨時のロングワイヤーを上げただけの
仮設状態だったのですが、冬のコンディションも手伝って、ローバンドで遠方の
局がチラホラ聞こえてくるようになりました。
80m(3.5MHz)では、ヨーロッパやアフリカの局が、弱いながらも見えるようになり、
このうちEUロシアとフィンランドとの交信に成功しました。
160m(1.8MHz)では、アメリカ本土とEUロシアの局が見えるようになり、12/31の夜、
ようやくK7ZVとの交信に成功しました。
それにしても、私のRIGは100Wベアフット、ANTは地上高僅か5mのロングワイヤー。
こんな貧弱な設備で、よくローバンドDXができるものだと自分で感心します。
しかし、よくよく相手局の設備をQRZ.comで見てみると、BIG STATIONばかり!
特にANTの凄さに圧倒されます。これならQSOできることも確かに納得できます。
やはりローバンドでDXを狙うには、にわかな考えではNGで、アンテナシステムを
本気で考え直さないと次のステップには進めないようです。
これを今年の課題としたいと思います!
夏場までは月500~600局ペースで、このままいけば年間7000局もあるかも?
だったのですが、10月~12月は仕事やプライベートでほとんどQRVできず、
年間トータルは5600局ちょっとで終了しました。しかし過去の実績と比べれば
ダントツに変わりはなく、QSOだけでなくANT作りや実験も色々楽しんだり、
お金をかけずに充実したハムライフを満喫した1年でした。
さて、秋の強風でANTポールが折れて以来、臨時のロングワイヤーを上げただけの
仮設状態だったのですが、冬のコンディションも手伝って、ローバンドで遠方の
局がチラホラ聞こえてくるようになりました。
80m(3.5MHz)では、ヨーロッパやアフリカの局が、弱いながらも見えるようになり、
このうちEUロシアとフィンランドとの交信に成功しました。
160m(1.8MHz)では、アメリカ本土とEUロシアの局が見えるようになり、12/31の夜、
ようやくK7ZVとの交信に成功しました。
それにしても、私のRIGは100Wベアフット、ANTは地上高僅か5mのロングワイヤー。
こんな貧弱な設備で、よくローバンドDXができるものだと自分で感心します。
しかし、よくよく相手局の設備をQRZ.comで見てみると、BIG STATIONばかり!
特にANTの凄さに圧倒されます。これならQSOできることも確かに納得できます。
やはりローバンドでDXを狙うには、にわかな考えではNGで、アンテナシステムを
本気で考え直さないと次のステップには進めないようです。
これを今年の課題としたいと思います!
プロフィール
HN:
hezhi
性別:
男性
自己紹介:
無線と自然と夜空の星をこよなく愛するアナログおやじです。
アマチュア無線は学生時代からやっていますが、最近ではUHFの
移動運用に加えてHFのDX(Digital Mode)の面白さにハマっています。
My HF DX status (2021-0101 to 2025-1126) (FT8)
WAC
160m : remain SA, AF
80m-10m : completed (Wkd)
WAZ (cfm/wkd)
mixed : 39/40
160m : 14/
80m : 30/
40m : 38/
30m : 38/
20m : 36/
17m : 38/
15m : 37/
12m : 36/
10m : 37/
WAS (cfm/wkd)
mixed : 50/50
160m : 7/
80m : 30/
40m : 47/48
30m : 46/46
20m : 50/50
17m : 50/50
15m : 50/50
12m : 50/50
10m : 50/50
DXCC (cfm/wkd)
mixed : 211/240
160m : 13/14
80m : 87/102
40m : 144/163
30m : 136/160
20m : 141/167
17m : 138/163
15m : 154/171
12m : 127/150
10m : 143/164
アマチュア無線は学生時代からやっていますが、最近ではUHFの
移動運用に加えてHFのDX(Digital Mode)の面白さにハマっています。
My HF DX status (2021-0101 to 2025-1126) (FT8)
WAC
160m : remain SA, AF
80m-10m : completed (Wkd)
WAZ (cfm/wkd)
mixed : 39/40
160m : 14/
80m : 30/
40m : 38/
30m : 38/
20m : 36/
17m : 38/
15m : 37/
12m : 36/
10m : 37/
WAS (cfm/wkd)
mixed : 50/50
160m : 7/
80m : 30/
40m : 47/48
30m : 46/46
20m : 50/50
17m : 50/50
15m : 50/50
12m : 50/50
10m : 50/50
DXCC (cfm/wkd)
mixed : 211/240
160m : 13/14
80m : 87/102
40m : 144/163
30m : 136/160
20m : 141/167
17m : 138/163
15m : 154/171
12m : 127/150
10m : 143/164
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