BJYの備忘録
千葉県東総でアマチュア無線を楽しんでいます。 以前は九十九里エリアでお手軽移動運用がメインでした(UHF)。 コロナ禍以降は固定運用がメイン(HF)。 実家(東京八王子市)からも時々QRVしています。
カテゴリー「アマチュア無線 - 全般」の記事一覧
                          
          
          - 2021.03.21 第17話:お礼とお詫び。そして...(拍手にコメントをいただいた方々へ)
- 2021.01.19 第16話:EUからSWLカードが!
- 2021.01.05 第13話:アマチュア無線への想い ~年頭に寄せて
第17話:お礼とお詫び。そして...(拍手にコメントをいただいた方々へ)
              いつも本ブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。
2月は仕事の締切の連続で、すっかりブログの更新をサボってしまい...
何時しか気が付けば梅も満開を過ぎ、春爛漫の季節になっていました。
「拍手」にコメントを頂いた皆様、暖かいお言葉の数々、本当にありがとうございます。
実は、私自身の勉強不足で、ブログの「拍手」にコメントが届いていることを知らず、
先日QSOした方から「コメント送りましたよ」の旨、慌ててブログの管理ページを開き、
そこで初めて、拍手に多くのコメントが寄せられていることに気が付いた次第です・・・
(普通のコメントは、自分のメールアドレスに通知が来るのですが、拍手のコメントは
管理ページを自分で見に行かないと気がつかず、返信もできないようです)
皆様、今まで気がつかずに、誠に申し訳ありませんでした。
改めてこの場をお借りして、お礼とお詫びを申し上げます。
そして、これからも御指導のほど、宜しくお願い致します。
CJ*さん、いつも東総の移動運用やFT8のアドバイスを頂きありがとうございます。
貴局のアクティブなお声(信号)を聞くと、皆も私もモチベーションが上がります。
お言葉に甘えてリンクを貼らせて頂きました。暖かくなったらぜひ一緒に移動しましょう。
BT*さん、VUHFに続いて、念願のHF帯の開局おめでとうございます。
HFはハムの醍醐味。海外の思わぬ所とQSOできて、サプライズに感動された事と存じます。
この感動は後々ずっと記憶に残る、貴局だけの財産です。どうか大切にされてください。
ST*さん、九十九里から夜な夜な楽しいラグチューをありがとうございます。
野鳥や草花を愛し、自然体でスローライフを満喫されている様子がよくわかります。
このブログも、時々季節の話題を織り交ぜるように心がけますので、覗きに来て頂けると
嬉しいです。
ブログをお休みしていた間、いろいろな事がありました(大した話題ではありませんが・・・)
駆け足の記事になってしまいますが、ダイジェストでご報告したいと思います。
・トランスバーターが火を吹いた!
今年に入って始めたHF帯のFT8で少しの間使っていたものですが、QRHの原因である放熱対策を
何とかせねばと試行錯誤して、最終的に「ケースを全部外して(つまり基板剥き出しのバラバラ
状態...)、その状態で局発部(終段部に非ず)を外側から強制空冷する」ことで、送信から受信に
移っても周波数が動かなくなり、劇的に改善しました。それまでは終段部を冷やしていたのです
が、逆転の発想です。
これに気を良くして、数時間酷使していましたら、送信中にリレーが"ジィィー~"と不気味な
異音を発し、次の瞬間、いきなり火を吹いて電源が切れてしまいました!
あわててヒューズを交換して通電するも、ウンともスンとも言わず。
電源SWと連動しているパワーリレーも短絡してみましたが、やはり電源は入らず。
どうやらリレーと共に電源用のレギュレータICも飛んでしまったようです。
修理が長期戦になりそうなので、ここでいったんFT8は諦めました。
(そして、次の日にはF無線のドアを叩いていました・・・)
・IC-7300入場
いったん諦めかけたFT8ですが、この面白さを知ってしまった今、最早後戻りは出来ません(笑)
どのみち30WでWARCなしのトラバタでは先々ストレスが溜まることは目に見えています。
そこで、前々から気にしていたこの機種をGetしました。理由は、IC-9700同様にPCとUSBで
直に繋ぐことができるからです。
変更申請で半月ほど間があきましたが、無事HFのFT8に復活を果たしました。
・HFのFT8その後
仕事の合間に気休めで毎日1~2時間ほど7MHzで運用しましたが、就寝前に必ずその日のLogを
eQSLにUPして、各局から届くQSLに目を通す日課が楽しみになりました。
そこで色々感じたのは、国内ではローパワーで運用されている方が多いことと、モービルホイッ
プ等の短縮ANTで運用されている方の多いことでした。
FT-817(5W)やIC-705(10W)の方が多く、中には500mWとか100mWの方もいらっしゃいます!
国外でも、QSOに成功した局の多くはベアフット(リニアアンプなし)で、ANTもダイポールや
ロングワイヤなどのシンプルな構成ばかりです。
当方もこれに倣い、国内向けの周波数に出る際は30Wにパワーダウンすることにしました。
確かにこれだと送信と受信のレポートのバランスが良い感じです。
後述するループアンテナの成果もあって、7MHzでは国内はWAJA、海外はWACが完成しました。
・南高梅が満開
2月に入り、交互に寒暖の日が続いたせいか、庭の梅が例年より早く咲き始めました。
昨年は花が少なく、一寸元気がなかったのですが、今年は全体的に蕾が多く、
一輪咲いたと思ったら翌周は一斉に咲き始めました。
数年前に実を摘んで梅酒を作ったことがあるのですが、今年はどうでしょう?
初夏の毛虫が大敵ですが、例年花が多いと毛虫も多いような気がします。
実が沢山採れると嬉しいですね。
2/13 蕾が膨らんで開花寸前
 
 
2/25 満開になりました
 
 
・菜の花も見頃
今年は菜の花も早いです。
数年前の春、庭の片隅で菜の花に似た植物を見つけ、最初は葉っぱだけだったので
そのまま放っておいたら、本当に菜の花が咲きました。これに気を良くして
開花後の種を乾燥保存しておき、翌年、日当たりの良い所に捲いておいたら、
一面菜の花だらけになってしまいました。
よく道路わきの空き地に、菜の花が自然に密集して咲いているのを見かけますが、
それと同じで、我が家にもどこからか種が飛んでやってきたのでしょうか。
まだ満開とは言えませんが、艶やかな黄色が目の保養になります。
ミツバチも沢山やってきて、美味しそうに花の蜜を頬張っています。
人間が近づいても一心不乱で気にしない様子。
近年ミツバチが減っているとの話を聞きますので、何とも微笑ましい光景です。
3/15の様子
 
 
 
 
・ワイヤーアンテナ2題
2年前の台風で1.9/3.5/7MHz用のDPのワイヤーが切れてしまい、
暫く応急処置で7MHzだけ張り直していたのですが、
FT8でヨーロッパ方面に飛ばないのが明確になったため、少しでもゲインを稼ぐ目的で、
DPにワイヤを継ぎ足して、1λのデルタループを平面に展開しました。
(上から見て三角形になっています)
給電点の高さは今まで通りですから、打ち上げ角は期待できませんが、受信した限りでは、
東のW方面はSNが数db改善され、北のEU方面も幾分SNが持ち上がった感じです。
(見える局が多くなった感じがします)
相変わらずEUロシア以西は厳しいですが、AFと2局(ZS,S79)QSOすることができました。
3月に入り、7MHzもそろそろ頭打ちになってきたので、デルタループはそのままに、
新たにマルチバンド用にロングワイヤー(8mH、約20m長さ)を張り、
これで3.5/7/14MHzにも出られるようになりました。
3.5MHzでの初日(国内向け)、いや~すごかったです。
数局しか見えていなかったので、軽い気持ちでCQを出したら・・・
いきなり7~8局から呼ばれました。皆さん、新局に目敏いですね。
こちらもパニック。Call 1stをOFFにして、手動で最初のシーケンスで呼ばれた局から
順次CallBack、この日はこんな感じで次から次と呼ばれ続け、トータル100局超えで
ちょっと疲れました。Hi
            
                                                                                                           
          2月は仕事の締切の連続で、すっかりブログの更新をサボってしまい...
何時しか気が付けば梅も満開を過ぎ、春爛漫の季節になっていました。
「拍手」にコメントを頂いた皆様、暖かいお言葉の数々、本当にありがとうございます。
実は、私自身の勉強不足で、ブログの「拍手」にコメントが届いていることを知らず、
先日QSOした方から「コメント送りましたよ」の旨、慌ててブログの管理ページを開き、
そこで初めて、拍手に多くのコメントが寄せられていることに気が付いた次第です・・・
(普通のコメントは、自分のメールアドレスに通知が来るのですが、拍手のコメントは
管理ページを自分で見に行かないと気がつかず、返信もできないようです)
皆様、今まで気がつかずに、誠に申し訳ありませんでした。
改めてこの場をお借りして、お礼とお詫びを申し上げます。
そして、これからも御指導のほど、宜しくお願い致します。
CJ*さん、いつも東総の移動運用やFT8のアドバイスを頂きありがとうございます。
貴局のアクティブなお声(信号)を聞くと、皆も私もモチベーションが上がります。
お言葉に甘えてリンクを貼らせて頂きました。暖かくなったらぜひ一緒に移動しましょう。
BT*さん、VUHFに続いて、念願のHF帯の開局おめでとうございます。
HFはハムの醍醐味。海外の思わぬ所とQSOできて、サプライズに感動された事と存じます。
この感動は後々ずっと記憶に残る、貴局だけの財産です。どうか大切にされてください。
ST*さん、九十九里から夜な夜な楽しいラグチューをありがとうございます。
野鳥や草花を愛し、自然体でスローライフを満喫されている様子がよくわかります。
このブログも、時々季節の話題を織り交ぜるように心がけますので、覗きに来て頂けると
嬉しいです。
ブログをお休みしていた間、いろいろな事がありました(大した話題ではありませんが・・・)
駆け足の記事になってしまいますが、ダイジェストでご報告したいと思います。
・トランスバーターが火を吹いた!
今年に入って始めたHF帯のFT8で少しの間使っていたものですが、QRHの原因である放熱対策を
何とかせねばと試行錯誤して、最終的に「ケースを全部外して(つまり基板剥き出しのバラバラ
状態...)、その状態で局発部(終段部に非ず)を外側から強制空冷する」ことで、送信から受信に
移っても周波数が動かなくなり、劇的に改善しました。それまでは終段部を冷やしていたのです
が、逆転の発想です。
これに気を良くして、数時間酷使していましたら、送信中にリレーが"ジィィー~"と不気味な
異音を発し、次の瞬間、いきなり火を吹いて電源が切れてしまいました!
あわててヒューズを交換して通電するも、ウンともスンとも言わず。
電源SWと連動しているパワーリレーも短絡してみましたが、やはり電源は入らず。
どうやらリレーと共に電源用のレギュレータICも飛んでしまったようです。
修理が長期戦になりそうなので、ここでいったんFT8は諦めました。
(そして、次の日にはF無線のドアを叩いていました・・・)
・IC-7300入場
いったん諦めかけたFT8ですが、この面白さを知ってしまった今、最早後戻りは出来ません(笑)
どのみち30WでWARCなしのトラバタでは先々ストレスが溜まることは目に見えています。
そこで、前々から気にしていたこの機種をGetしました。理由は、IC-9700同様にPCとUSBで
直に繋ぐことができるからです。
変更申請で半月ほど間があきましたが、無事HFのFT8に復活を果たしました。
・HFのFT8その後
仕事の合間に気休めで毎日1~2時間ほど7MHzで運用しましたが、就寝前に必ずその日のLogを
eQSLにUPして、各局から届くQSLに目を通す日課が楽しみになりました。
そこで色々感じたのは、国内ではローパワーで運用されている方が多いことと、モービルホイッ
プ等の短縮ANTで運用されている方の多いことでした。
FT-817(5W)やIC-705(10W)の方が多く、中には500mWとか100mWの方もいらっしゃいます!
国外でも、QSOに成功した局の多くはベアフット(リニアアンプなし)で、ANTもダイポールや
ロングワイヤなどのシンプルな構成ばかりです。
当方もこれに倣い、国内向けの周波数に出る際は30Wにパワーダウンすることにしました。
確かにこれだと送信と受信のレポートのバランスが良い感じです。
後述するループアンテナの成果もあって、7MHzでは国内はWAJA、海外はWACが完成しました。
・南高梅が満開
2月に入り、交互に寒暖の日が続いたせいか、庭の梅が例年より早く咲き始めました。
昨年は花が少なく、一寸元気がなかったのですが、今年は全体的に蕾が多く、
一輪咲いたと思ったら翌周は一斉に咲き始めました。
数年前に実を摘んで梅酒を作ったことがあるのですが、今年はどうでしょう?
初夏の毛虫が大敵ですが、例年花が多いと毛虫も多いような気がします。
実が沢山採れると嬉しいですね。
2/13 蕾が膨らんで開花寸前
2/25 満開になりました
・菜の花も見頃
今年は菜の花も早いです。
数年前の春、庭の片隅で菜の花に似た植物を見つけ、最初は葉っぱだけだったので
そのまま放っておいたら、本当に菜の花が咲きました。これに気を良くして
開花後の種を乾燥保存しておき、翌年、日当たりの良い所に捲いておいたら、
一面菜の花だらけになってしまいました。
よく道路わきの空き地に、菜の花が自然に密集して咲いているのを見かけますが、
それと同じで、我が家にもどこからか種が飛んでやってきたのでしょうか。
まだ満開とは言えませんが、艶やかな黄色が目の保養になります。
ミツバチも沢山やってきて、美味しそうに花の蜜を頬張っています。
人間が近づいても一心不乱で気にしない様子。
近年ミツバチが減っているとの話を聞きますので、何とも微笑ましい光景です。
3/15の様子
・ワイヤーアンテナ2題
2年前の台風で1.9/3.5/7MHz用のDPのワイヤーが切れてしまい、
暫く応急処置で7MHzだけ張り直していたのですが、
FT8でヨーロッパ方面に飛ばないのが明確になったため、少しでもゲインを稼ぐ目的で、
DPにワイヤを継ぎ足して、1λのデルタループを平面に展開しました。
(上から見て三角形になっています)
給電点の高さは今まで通りですから、打ち上げ角は期待できませんが、受信した限りでは、
東のW方面はSNが数db改善され、北のEU方面も幾分SNが持ち上がった感じです。
(見える局が多くなった感じがします)
相変わらずEUロシア以西は厳しいですが、AFと2局(ZS,S79)QSOすることができました。
3月に入り、7MHzもそろそろ頭打ちになってきたので、デルタループはそのままに、
新たにマルチバンド用にロングワイヤー(8mH、約20m長さ)を張り、
これで3.5/7/14MHzにも出られるようになりました。
3.5MHzでの初日(国内向け)、いや~すごかったです。
数局しか見えていなかったので、軽い気持ちでCQを出したら・・・
いきなり7~8局から呼ばれました。皆さん、新局に目敏いですね。
こちらもパニック。Call 1stをOFFにして、手動で最初のシーケンスで呼ばれた局から
順次CallBack、この日はこんな感じで次から次と呼ばれ続け、トータル100局超えで
ちょっと疲れました。Hi
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            第16話:EUからSWLカードが!
              今月初旬にちょこっと出てみただけの7MHzのFT8ですが、
何とEUロシアからeQSLでSWLレポートが届きました。
あんなにQRMMの中でカツカツだったのに!
 
 
多分、私のQRHな信号に”おやっ”と気がついてくれたんでしょう。
実は、あれ以来HFは出ていません。
さすがにトランスバーターでHFのFT8はハードルが高すぎたようで、
1シーケンス毎に、どんどん周波数が動いてしまうんです(汗)。
QRH対策ができるまで、7と14はおあずけですね。
さておき、
遥かヨーロッパから受信レポートをもらうと、やっぱり嬉しくなります。
”誰かが、どこかで、こうやって自分の電波を聞いてくれている”
無線って、いいですね。
暖かさを感じます。
            
                                                                                                           
          何とEUロシアからeQSLでSWLレポートが届きました。
あんなにQRMMの中でカツカツだったのに!
多分、私のQRHな信号に”おやっ”と気がついてくれたんでしょう。
実は、あれ以来HFは出ていません。
さすがにトランスバーターでHFのFT8はハードルが高すぎたようで、
1シーケンス毎に、どんどん周波数が動いてしまうんです(汗)。
QRH対策ができるまで、7と14はおあずけですね。
さておき、
遥かヨーロッパから受信レポートをもらうと、やっぱり嬉しくなります。
”誰かが、どこかで、こうやって自分の電波を聞いてくれている”
無線って、いいですね。
暖かさを感じます。
第13話:アマチュア無線への想い ~年頭に寄せて
              新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
昨年は、人生未曽有のコロナ禍に明け暮れた1年でした。
今年こそ、一刻も早く終息して、元の生活が戻って来てくれるのを祈るばかりです。
さて、スロースタートになってしまいましたが、今年最初の記事を。
アマチュア無線への想い
アマチュア無線は、私の少年時代は、一般的な愛称でHAM(ハム)と呼ばれていました。
中学生、高校生の頃はそれこそ大変なブームで、1クラス約40人のうち、何人かはHAMの免許を持っているほどでした。
どの少年雑誌にも、「ハムになろう」という1面広告が載っていて、八重洲無線のFT401という無線機と、世界地図をバックにしたシャックに、マイク片手に満身笑顔の少年の写真が、今でも印象深く脳裏に残っています。
この広告に憧れて、HAMをはじめた人も多かったのではないでしょうか。
昨今のハンディトランシーバを中心としたアマチュア無線のイメージと違って、その当時は、HAM=短波通信、またKing of Hobbyと言われ、大きな無線機と大きなアンテナで、世界中の局と交信することが憧れの世界でした。
さらに時を溯ると、HAMとは無線機そのものを自作して交信をする世界であり、つまり無線機を作る楽しみと、交信する楽しみの二面性が存在しました。
当然、高度な技術が必要とされ、免許を得るのに国家試験も大変難しいものでしたが、それでも
地球上の遠く離れた、見知らぬ友と交信する魅力は、若い世代にとって有余る興味を抱かせるには十分でした。
歴史的には、日本で最初にHAM局が誕生したのは昭和よりも前でしたが、この頃すでにアメリカをはじめとする先進諸国では、すでにHAMは市民権を得た趣味として開花していました。
この当時に、HAMを開局した人の多くは、その後エレクトロニクス産業界のパイオニアとして、技術的、経済的に日本の基盤を大きく成長させました。
ソニーの創設者である、井深氏、森田氏は、いずれも若い時分に手作りの無線機でHAM局を運用されていたのは有名な話です。
時代はずっと後になりますが、あのApple社の創設者の一人、Steve Wozniak氏も、何と!小学生の時に無線機を製作していました!
偉大な先人達によって開拓され、市民権を得た、楽しいアマチュア無線。
昨今、スマホを始めとする携帯ツールの普及により、コミュニケーションの楽しみ方そのものが多様化して、HAM局は減少傾向にありますが、趣味としてのアマチュア無線は、決してすたれることのない、無限の可能性を持った楽しい世界です。
原点に戻って、無線機やアンテナを自作したり、青空のフィールドに移動してみませんか。そこには今までとは違う感動がきっとあるはずです。
アマチュア・コード
アマチュア無線の良さは、一人一人が送信局で、また一人一人がリスナーであることです。
相手がいなければ交信が成立しません。これが、他の個人的な趣味とは異なる点です。
CQを出して応答があった時は、"やったー"という感じで、誰でもちょっと興奮しますよね。
見知らぬ局と交信するのは、スリリングあり、エキサイティグあり、サプライズあり、とても楽しいものです。
交信(会話や通信)は、お互いに相手を気遣って行うのが一般的ですし、電波の上でコールサインを名乗っていますから、ネットの掲示板やSNSに見られるような匿名の誹謗中傷は殆どありません。
昔、アマチュア無線という趣味が一般に認知されはじめた頃、マナーを要約した「アマチュアコード」が制定されました。それは、次のようなものです。
・アマチュアは、良き社会人であること
・アマチュアは、健全であること
・アマチュアは、親切であること
・アマチュアは、進歩的であること
・アマチュアは、国際的であること
このうち、私は3番目の「アマチュアは、親切であること」が特に好きです。
「アマチュアは、親切であること=通信には友愛の心を、初心者には親切な指導を、社会へは奉仕をおしまない」という明確な呼びかけが込められているからです。
手元に、古い1冊の本があります。
1953年(昭和28年)発刊の「ラジオ・アマチュア・ハンドブック」というものです。
出版は、CQ出版社ではなく、誠文堂新光社です。
この本が発刊されたのは、戦後のアマチュア無線が解禁された昭和27年の翌年ですから、まだ局数も数えるほどだったと思われますが、驚くべきは、すでに上述のアマチュア・コードと殆ど同義の「アマチュアの信条」が冒頭に寄せられています。
この頃すでに、現代にも通じるアマチュア無線のエッセンスが、確立されていたことになります。
本blogも、微力ではありますが、先人の教えにしたがい、少しでも多くの人にアマチュア無線の楽しさを知ってもらえるよう、努力をして行きたいと思います。
            
                                                                                                           
          今年もよろしくお願い致します。
昨年は、人生未曽有のコロナ禍に明け暮れた1年でした。
今年こそ、一刻も早く終息して、元の生活が戻って来てくれるのを祈るばかりです。
さて、スロースタートになってしまいましたが、今年最初の記事を。
アマチュア無線への想い
アマチュア無線は、私の少年時代は、一般的な愛称でHAM(ハム)と呼ばれていました。
中学生、高校生の頃はそれこそ大変なブームで、1クラス約40人のうち、何人かはHAMの免許を持っているほどでした。
どの少年雑誌にも、「ハムになろう」という1面広告が載っていて、八重洲無線のFT401という無線機と、世界地図をバックにしたシャックに、マイク片手に満身笑顔の少年の写真が、今でも印象深く脳裏に残っています。
この広告に憧れて、HAMをはじめた人も多かったのではないでしょうか。
昨今のハンディトランシーバを中心としたアマチュア無線のイメージと違って、その当時は、HAM=短波通信、またKing of Hobbyと言われ、大きな無線機と大きなアンテナで、世界中の局と交信することが憧れの世界でした。
さらに時を溯ると、HAMとは無線機そのものを自作して交信をする世界であり、つまり無線機を作る楽しみと、交信する楽しみの二面性が存在しました。
当然、高度な技術が必要とされ、免許を得るのに国家試験も大変難しいものでしたが、それでも
地球上の遠く離れた、見知らぬ友と交信する魅力は、若い世代にとって有余る興味を抱かせるには十分でした。
歴史的には、日本で最初にHAM局が誕生したのは昭和よりも前でしたが、この頃すでにアメリカをはじめとする先進諸国では、すでにHAMは市民権を得た趣味として開花していました。
この当時に、HAMを開局した人の多くは、その後エレクトロニクス産業界のパイオニアとして、技術的、経済的に日本の基盤を大きく成長させました。
ソニーの創設者である、井深氏、森田氏は、いずれも若い時分に手作りの無線機でHAM局を運用されていたのは有名な話です。
時代はずっと後になりますが、あのApple社の創設者の一人、Steve Wozniak氏も、何と!小学生の時に無線機を製作していました!
偉大な先人達によって開拓され、市民権を得た、楽しいアマチュア無線。
昨今、スマホを始めとする携帯ツールの普及により、コミュニケーションの楽しみ方そのものが多様化して、HAM局は減少傾向にありますが、趣味としてのアマチュア無線は、決してすたれることのない、無限の可能性を持った楽しい世界です。
原点に戻って、無線機やアンテナを自作したり、青空のフィールドに移動してみませんか。そこには今までとは違う感動がきっとあるはずです。
アマチュア・コード
アマチュア無線の良さは、一人一人が送信局で、また一人一人がリスナーであることです。
相手がいなければ交信が成立しません。これが、他の個人的な趣味とは異なる点です。
CQを出して応答があった時は、"やったー"という感じで、誰でもちょっと興奮しますよね。
見知らぬ局と交信するのは、スリリングあり、エキサイティグあり、サプライズあり、とても楽しいものです。
交信(会話や通信)は、お互いに相手を気遣って行うのが一般的ですし、電波の上でコールサインを名乗っていますから、ネットの掲示板やSNSに見られるような匿名の誹謗中傷は殆どありません。
昔、アマチュア無線という趣味が一般に認知されはじめた頃、マナーを要約した「アマチュアコード」が制定されました。それは、次のようなものです。
・アマチュアは、良き社会人であること
・アマチュアは、健全であること
・アマチュアは、親切であること
・アマチュアは、進歩的であること
・アマチュアは、国際的であること
このうち、私は3番目の「アマチュアは、親切であること」が特に好きです。
「アマチュアは、親切であること=通信には友愛の心を、初心者には親切な指導を、社会へは奉仕をおしまない」という明確な呼びかけが込められているからです。
手元に、古い1冊の本があります。
1953年(昭和28年)発刊の「ラジオ・アマチュア・ハンドブック」というものです。
出版は、CQ出版社ではなく、誠文堂新光社です。
この本が発刊されたのは、戦後のアマチュア無線が解禁された昭和27年の翌年ですから、まだ局数も数えるほどだったと思われますが、驚くべきは、すでに上述のアマチュア・コードと殆ど同義の「アマチュアの信条」が冒頭に寄せられています。
この頃すでに、現代にも通じるアマチュア無線のエッセンスが、確立されていたことになります。
本blogも、微力ではありますが、先人の教えにしたがい、少しでも多くの人にアマチュア無線の楽しさを知ってもらえるよう、努力をして行きたいと思います。
プロフィール
HN:
hezhi
性別:
男性
自己紹介:
          無線と自然と夜空の星をこよなく愛するアナログおやじです。
アマチュア無線は学生時代からやっていますが、最近ではUHFの
移動運用に加えてHFのDX(Digital Mode)の面白さにハマっています。
My HF DX status (2021-0101 to 2025-0918) (FT8)
WAC
160m : remain SA, AF
80m-10m : completed (Wkd)
WAZ (cfm/wkd)
mixed : 39/40
160m : 14/
80m : 28/
40m : 38/
30m : 37/
20m : 36/
17m : 38/
15m : 37/
12m : 36/
10m : 37/
WAS (cfm/wkd)
mixed : 50/50
160m : 7/
80m : 30/
40m : 47/48
30m : 46/46
20m : 50/50
17m : 50/50
15m : 50/50
12m : 50/50
10m : 50/50
DXCC (cfm/wkd)
mixed : 209/235
160m : 13/14
80m : 85/96
40m : 142/159
30m : 134/156
20m : 138/164
17m : 138/159
15m : 152/169
12m : 124/147
10m : 140/159
アマチュア無線は学生時代からやっていますが、最近ではUHFの
移動運用に加えてHFのDX(Digital Mode)の面白さにハマっています。
My HF DX status (2021-0101 to 2025-0918) (FT8)
WAC
160m : remain SA, AF
80m-10m : completed (Wkd)
WAZ (cfm/wkd)
mixed : 39/40
160m : 14/
80m : 28/
40m : 38/
30m : 37/
20m : 36/
17m : 38/
15m : 37/
12m : 36/
10m : 37/
WAS (cfm/wkd)
mixed : 50/50
160m : 7/
80m : 30/
40m : 47/48
30m : 46/46
20m : 50/50
17m : 50/50
15m : 50/50
12m : 50/50
10m : 50/50
DXCC (cfm/wkd)
mixed : 209/235
160m : 13/14
80m : 85/96
40m : 142/159
30m : 134/156
20m : 138/164
17m : 138/159
15m : 152/169
12m : 124/147
10m : 140/159
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